割烹 秋やま

adrress大阪市北区堂島1-2-23 堂島ビル2F
call06-6341-1608
open/dayweekday 11:30-13:00(LO) saturday 11:30-15:30(LO)
open/nightweekday 17:30-22:00(LO) saturday 18:00-21:00(LO)
offsunday hokiday
capacity
memo/impression 平成20年6月28日
北新地の「秋やま」という日本料理屋。蒸し暑い中、時間に遅れるなぁと焦りながら、しかも、通りを一本間違えて、うろうろ。店の名前だけを頼りにしていれば、たどり着けなかっただろう。
テーブル席はすでにいっぱいで、奥の座敷に席を取る。
  • 先づけには、金時草、白ズイキのゴマ和え、トリ貝・枝豆・いくら・長イモそうめん、エビとオクラのゼリー寄せ、はも寿司、山桃
  • 黒ゴマ豆腐に、とうもろこしすり流しに豆乳を混ぜたん
  • お造りは、鯛、甘エビ、しまあじ、かつおたたき・ニンニクチップ、サーモン、タコ・海苔、マイクロトマト、醤油、アンチョビだれ
  • 冬瓜、鶏そぼろ、ナメコのあんかけ、キクラゲ、レッドキャベツのスプラウト、白髪ねぎ、木の芽
  • 焼き物はギンダラの幽庵、厚焼き、ズッキーニの明太クリーム乗せ、木の芽、ボイルトマト
  • 鮎飯、止椀、香の物
  • わらび餅
最初に出てきたお酒は「伊根満開」という黒米を用いたピンク色のお酒。口を湿らせた程度。今日のお酒は森田君のチョイス。
先付けは5点盛り。出汁のきいたゴマだれ。細かく刻まれた長イモ。
さて、お酒は「東北泉・純米吟醸・出羽燦々精米歩合50%」。東北泉の辛口のキレのいいイメージはあんまり感じず、柔らかな甘み。
お椀の代わり(?)に、すり流し。濃厚なトウモロコシの味。黒ゴマとの色合いは綺麗なんだけど、ゴマとトウモロコシとが合っているかは、疑問。でも旨いスープ。トウモロコシに目を奪われるけど、ごま豆腐だけが椀種というのは貧相。
お造り6点。お手軽なランチだから使うんでしょうが、サーモンと季節はずれの甘エビは嬉しくないな。(たぶん冷凍物と思われる。たぶん鯛は養殖物と・・・)。変わったところではアンチョビ・玉ねぎ・オリーブオイルのたれ。冷たいヴァーニャカウダ。脂の多いサーモンなど、イタリアン風・カルパッチョ風で、日本料理屋としては歓迎できないけど、ワサビ醤油よりはいい。ご主人は「味彩」出身だというから、「神田川」系の妙なお造りの食べ方ということでしょう。

続いてのお酒は「遊穂・純米・無濾過生原酒・(麹:五百万石精米歩合50%+掛:能登ひかり精米歩合55%)」。まだ炭酸の苦味か新酒の苦みが残っているようで、後味の悪さが嫌いだ。
餡かけは炊き合わせと考えればいいのかな?冬瓜は季節らしくていいんだけど、鶏は安っぽい。お出汁は美味しくできてます。ほんのり生姜の香り。
もう一種類のお酒「はなぶさ・特別純米・瓶火入れ・山田錦精米歩合60%・協会6号酵母」。まろやかなバランスのいい味。もっと早く出してほしかったな。
焼き物はぎんだら。なんだが怪しそうな代用魚がでてきちゃった。仕事をして旨く焼いているけど、嬉しくない。付け合わせのトマトは(今日参加されている)長居の西野さんのトマトだそうだ。。

釜で炊かれた稚鮎のごはん。かやくご飯の上に塩焼きのアユと蓼の葉を載せて、蒸らしたようです。ご飯が随分柔らかいようです。それに、割烹のご飯にしては味が多すぎに思いますな。家庭でつくる「かやくめし」のようです。
わらび餅にきな粉。白いわらび餅は、久しぶりだ。
参加費から想像する料理代を考えると、いたしかたないけど、値段相応で、お得感はなかったなぁ。食材が劣るのはしょうがないね。久しぶりの日本料理のお昼のコースでしたが、「スルメを見て、イカがわかるか」ということ。「お昼の料理が好ましくなくても、夜も同じとは言えない」し、「夜がいいから、昼も同じとは言えない」ってことです。安いものには訳があるってことを再確認。
最後に食べ比べた「やなもり農園」と「西野さん」のトマトの違いは面白かった。

map


ショップリストに戻る inserted by FC2 system