日本一 文楽茶寮

adrress大阪市中央区日本橋1ー12ー10 国立文楽劇場1階
call06-6211-2202
open10:00-19:00
off不定休
capacity
memo/impression 平成26(西暦2014)年7月29日
昼に劇場へ入り、久しぶりに「文楽茶寮」(3.00/4)でお食事。夏の季節ご飯として「はすめし」を食べたくなって「季節膳」を注文です。もともと「曽根崎心中」の「生玉社前の段」に登場する茶店の「障子」に書かれていたので、文楽茶寮がスポットで出したご飯ですが、今は蓮の時期ですから、定番化してきたみたい。

  • 最初に折敷に乗ってきたのが、(ガラス鉢に)絹サヤ・がぼちゃ・小芋・針人参・冬瓜・牛蒡・ナス・青楓麩。小鉢に玉子豆腐・タタキオクラ。レモン(?)風味寒天、煮梅
  • 三段の棚の一つの皿には、肝煮、出汁巻き玉子・昆布巻き・サツマイモひょうたん・手長海老、八幡巻き・バイガイ・枝豆
  • 鱧の落とし・梅肉、皮霜のハモ、赤味(キハダ?)
  • モズク、サーモンのから揚げ、胡瓜、蛸、蒲鉾、揚げ麩、ジュレ
  • 後から、吸い物には、ボタン鱧、ゴマ豆腐、椎茸、オクラ、ジュンサイ
  • そして、天ぷらには、海老・カボチャ・サツマイモ・ヤングコーン・ししとう
  • はすめし、香の物
味はといえば、旅館の会席料理レベルですが、品数とそれに伴うボリュームは、十分。
でも、季節膳を食べているのは、むちゃだけだった。ウナギ弁当に負けちゃってたな。


平成25(西暦2013)年6月17日
入場までは余裕があるので、文楽茶寮で食べておこうと、「文楽茶寮」へ入店。
劇場入り口で、お薄を提供しているお店だけに「茶そば」が売り。で「そば御膳」というのんを注文。

濃いお茶の緑色のそばがザル。刻み海苔。ソバツユにはトロロが団子状に浮いている。金の山葵オロシが付いているのでスリスリ。お姉さんは、山葵は蕎麦に乗せてと仰る。その方が少量で効くんでしょう。ウズラ玉子も着いております。
天ぷらは海老二匹、カボチャ、白身のさかな・・・
時間つぶしに、いつものようにアイスコーヒー。
ちょっと割高感はありますが、開演時間までの時間を買うということで、納得。


平成24(西暦2012)年8月5日
今日の文楽は夜の部で・・晩御飯に悩むんだけど、そうだ文楽劇場の一階「文楽茶寮」で・・・・早い目の晩御飯。考えることは同じと言うか、二部終わりの晩御飯のお客が予約を取りまくっているようで、もう少し遅れれば、入れないところだった。

さて、夜の演目の「曽根崎心中」の「生玉社前の段」では「はすめし」屋が舞台に(道具帳をメモしておいたけど写りはイマイチ:障子に「はすめし」とかかれてます。)登場し、お初が客と来ているという設定。ということで文楽茶寮では「はすめし」が実際に食べられるのです。松花堂弁当の他に「季節膳」というのがそれ、折角店内で食べるのですから「季節膳」にしましょう。

半月盆の上に器を三段になった箱。その皿を半月盆に並べてメモに残しておこう。「梅酒」がついております。

  • ガラスの器に、小芋・冬瓜・オクラ・カボチャ・茄子・茄子形の生麩、人参
  • ゴマ豆腐
  • ところてん
  • 箱の中の一つの皿には、鰹のたたき、ハモの落とし
  • 箱の中の一つの皿には、玉子豆腐、おずく鮎の南蛮、蓮根、胡瓜、海老、ヤマモモ
  • 箱の中の一つの皿には、出汁巻き、枝豆、キスの焼き物、小魚飴煮、毛蟹の春巻き、手長海老、大根膾
  • はすめし、吸い物、香の物
  • 油物に、えび、ヤングコーン、?、?、?、海苔

一番食べたい「はすめし」が少し遅れて出てきた。まぁ特筆すべきものはないんですが、淡い味付けのようです。煮物の野菜は少し固めに仕上げてある。
蓮は「栗」のようなホクホク感があって、栗ほどの甘味はない。けど好みです。ご飯は出汁で炊かれているようで、実際ハスの実がなくても旨いご飯に炊き上がっておりました。松花堂の弁当も売り切れのようで、人気ものです。

「はすめし」目当てで頼んだせいで、何が出てくるのか覚えてなかったんです。さてそろそろ、清算して入場しようかという頃になって天ぷらの駕籠が出てきました。困ったものです。おかげで何を食べたか、わからへん。
満席になった時は、要注意です。配膳の女性スタッフもどことなく不安にさせる接客で、注文や配膳に追われると不安が出てきます。普段はガラガラですから、シフトが難しいんでしょうなぁ。


平成23(西暦2011)年8月6日
いつも「アイスコーヒー」ばっかりで申し訳ないので文楽茶寮名物の「天そば御膳」というのを頂いてみましょう。もう消されちゃっているけど6月8日の産経新聞に紹介されているのが「茶そば」。文楽劇場西口にある「かながわ軒茶舗」が経営しているのが文楽茶寮で、お茶を扱う専門店としての茶そばが頂けるということで記事になっていたのです。「抹茶は京都宇治産、そば粉を練る水も日本名水百選に選ばれた神戸の“布引の滝”の天然水を使っています」とのこと。

綺麗な緑色のつやつやの蕎麦。刻み海苔。伊豆産の本わさびをおろし金ですって蕎麦に乗せ、関西風のソバツユで頂きます。葱に鶉卵。
油物の天ぷらには、サイマキ(?)、めごち(?)、ヤングコーン、インゲン、南京。
ちゃんと抹茶の香りのする蕎麦でした。蕎麦とあわせると辛味が弱くなる感じの山葵でしたが、好きなだけスリスリできます。ソバツユには少し「とろろ」が入ってました。大盛りできるといいなぁと思える蕎麦です。

食べた後は、いつものように「アイスコーヒー」で、開場時間を待ちます。

一部の団体さんが予約をしていてテーブル席の大半を占拠してます。小上がりで頂きましたが、窮屈ですねぇ。足の悪いおばあちゃんは気の毒でした。土日のランチ時は、要注意といったところですな。

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