手打ちパスタとイタリアハム イタリア料理クラテリーノ

adrress滋賀県草津市草津町1660 1F
call077−566−5120
open/lunch11.30-15.00(14.00 L.O.)
open/night18.00-22.00(21.00 L.O.)
off日曜夜&月曜
capacity
memo/impression 平成28(西暦2016)年1月12日
新年のあいさつをしておこうかなと、草津のイタリアンのクラテリーノ」(3.19/11)へランチに向かいます。
お客さんがもう少ない時間という理由から、いつものようにディナー用のパスタを選ばせてもらいます。

  • 赤縞いんげん豆のスープ
  • 自家製生ハムの盛り合わせ、クラテッロ、ヒィオッケット、ブレザオレ、コッパ。ピクルス。グリッシーニ。
  • ワカサギのコンフィ・蕪のグリル、冬野菜のカポナータ、ちぢみホウレン草のスフォルマート、ジャガイモのチーズタルト
  • エビのソテイを添えたビスクソースのクロセッティ(スタンプパスタ)
  • エスプレッソとトンカ豆のジェラートで、コーヒー

赤縞いんげん豆のスープ。あまり美味しい豆じゃないな。
自家製生ハムの盛り合わせ、クラテッロ、ヒィオッケット、ブレザオレ、コッパ。ピクルス。グリッシーニ。初めてかもしれないヒィオッケットは外モモ肉の生ハムで一年熟成もの。で比べてクラテッロは打ちモモ肉の(今日には)二年熟成ものらしい。
ワカサギのコンフィ・蕪のグリル、冬野菜のカポナータ、ちぢみホウレン草のスフォルマート、ジャガイモのチーズタルト。デジカメにメディアが入ってないわ、スマホを用意してても撮り忘れるわで、ここまで写真なし。

エビのソテイを添えたビスクソースのクロセッティ(スタンプパスタ)。芽キャベツ。濃厚な味のソース。スモールサイズということですが、胃の調子が・・・残してしまった。食膳に胃薬を飲んでいるとはいえ、まだまだです。

エスプレッソとトンカ豆のジェラートで、コーヒー。胃の調子が悪くてもドルチェはリセットしてくれます。


平成27(西暦2015)年12月9日
ランチには、湖南農業高校近くのイタリアンのクラテリーノ」(3.19/11)へランチに向かいます。
新しくできている生ハムとパスタを選ぶランチコースから、スペシャルにディナー用のパスタを選ばせてもらいます。

  • 自家製生ハムの盛り合わせ、パンチェッタ、クラテッロ、コッパ、スペック、ストロルギーノ。ピクルス。グリッシーニ。
  • パスタはホロホロ鳥の煮込みを詰めた自家製アニョロッティ・ポルチーニ茸のクリームソース・シメジ・舞茸
  • サツマイモとリンゴのストゥルーデル、コーヒー

自家製生ハムの盛り合わせ、パンチェッタ、クラテッロ、コッパ、スペック、ストロルギーノ(生サラミ)。ピクルス。生ハムではないけどイタリアにはベーコンというものがあるのかとシェフに聞いてみると、あるのかどうか知らないという。ということは、カルポナーラなんかに入っているベーコンは、なんちゃってイタリアンなんですな!
パスタはホロホロ鳥の煮込みを詰めた自家製アニョロッティ。帰って見れば、またホロホロ鳥を頼んじゃったようです。詰め物を四角く包み込んだパスタです。ポルチーニ茸のクリームソース・シメジ・舞茸。一口口に入れた瞬間に旨いと思えるパスタ。

デザートがサツマイモとリンゴのストゥルーデル。個人的にはサツマイモがもっさい印象です。パイ生地は美味しい。コーヒー。


平成27(西暦2015)年10月28日
久しぶりに南草津のクラテリーノ」(3.19/9)へランチに向かいます。菜ガッチリのおばさま方二組。
ランチのコースが少し変わって、前菜+ランチのコースが、生ハム盛り合わせ+パスタを生むようになって、郷土料理(今はシチリア)のコースと合わせて3種類 今日は生ハムは自粛して(50g食べるとがんリスクが18%アップするという理由じゃないよ)、前菜とパスタだけ。

  • ひよこ豆のスープ
  • 4種前菜の盛り合わせには、ポルチーニのフリッタータ、若鶏のハーブソーセージ・キノコのソテイ、鯛のコロッケ、ニシンのマリネ・ジャガイモのピューレ
  • パスタはガルガーティ、仔羊スネ肉とパプリカのトマト煮込みソース
  • ヨーグルトのジェラート、コーヒー

ひよこ豆のスープ。
4種前菜の盛り合わせには、ポルチーニのフリッタータ、若鶏のハーブソーセージ・キノコのソテイ、鯛のコロッケ、ニシンのマリネ・ジャガイモのピューレ。この店は魚に熱心でないと思って浮いたんだけど、生のニシンが入っているようです。珍し。

本来なら自家製生ハムの盛り合わせを頼みたいんだけど、今日は胃の調子が今一。そんなら食べに来るなと言われそうですが・・・。少し冷え込んできたから、レジ横に熟成中の自家製クラテッロがぶら下がっております。2年物からぶら下がっております。今年の分はこれからが仕込みのようです。

パスタはガルガーティ、仔羊スネ肉とパプリカのトマト煮込みソース。壁にかかったランチコースの4種類のパスタで悩んでいると、マダムが(手が空いているようなので)夜のメニューのパスタも進めてくれました。料金割り増し。うどんほどの太さの自家製パスタで、切り口を見ると中空に見えますが、そうでもないみたい。トルキオというパスタマシーンで押し出していて、口金の形状でガルガーティになるそうです。ピり辛のソース。ムチ―とした粉ぽいパスタで、お腹膨れます。
ヨーグルトのジェラート、コーヒー


平成27(西暦2015)年8月25日
薬局を出て、クローズ近い南草津のクラテリーノ」(3.11/11)へランチに向かいます。当たり前だが、空腹です。
7月末に二周年を迎えての特別ランチコースがあるけど、選べるパスタに面白そうなのがあって「生パスタランチ」のコースにします。9月からはシチリアの地方料理のコースを組むようです。

  • ミネストローネ
  • 4種前菜の盛り合わせには、カポナータ、豚の頭肉のジェラティーナ、ジャガイモのチーズタルト、赤ワイン熟成のカツオ
  • 自家製生ハムの盛り合わせ、パンチェッタ、クラテッロ、コッパ、スペック、ストロルギーノ。ピクルス。トルタフリッタ付き。
  • パスタはホロホロ鳥の煮込みを詰めた自家製ファゴッティーニ、トリュフ風味、マイタケ、アスパラガス。ピオーネのソース
  • マンゴのジェラート、コーヒー

最初はミネストローネ。今日最初の固形物ですが、スープというのは馴染みがいい。
4種前菜の盛り合わせには、カポナータ、豚の頭肉のジェラティーナ(ゼリー寄せ)、ジャガイモのチーズタルト、赤ワイン熟成のカツオ。鰹は赤ワインに漬けこんであるそうで、ビネガーも入っている味わい。赤ワインの鰹は初めてだけど、土佐酢とか酸味はカツオに合いますから、違和感のない一品でした。

自家製生ハムの盛り合わせ、パンチェッタ、クラテッロ、コッパ、スペック、ストロルギーノ(生サラミ)。ピクルス。トルタフリッタ付き。なかなか覚えられないなぁ。修業したパルマのハムの呼び方だそうです。
パスタはホロホロ鳥の煮込みを詰めた自家製ファゴッティーニ、トリュフ風味。駕籠状に絞ったものをファゴティーニというようです。注文を受けてからフィリイングを乗せ四方をつまみ上げた詰め物パスタ。マイタケ、アスパラガス。ピオーネのソース。ぶどうの甘味と酸味が美味しソースでした。修業していたパルマは詰め物のショートパスタが多いようで、ここは生パスタの詰め物パスタが、売りと言えましょう。

デザートがジェラート。コーヒー。


平成27(西暦2015)年4月21日
今年まだ食べに行ってない事を思い出し南草津のクラテリーノ」(3.11/11)へランチに向かいます。第二駐車場に車を止めて、入店すれば、女性のグループ二組。既に終わられているようですが、帰らないなぁ。
カウンターで、マスターとしゃべりながら食べましょう。

  • ヒヨコマメのスープ
  • 4種前菜の盛り合わせには、タラのコンフィ・インゲン豆のピュレ、自家製パンチェッタとスペルト小麦のバジル和え、グリーンアスパラガスのスフォルマート、子鮎とフェンネル・オレンジのマリネ
  • 自家製生ハムの盛り合わせ、ブレザオラ、ストロルギーノ、スペック、コッパ、クラテッロの五種類。ピクルスにグリッシーニ
  • パスタは自家製チカティエッリ。桜エビに空豆のピュレのソース、ボッタルガ
  • イチゴのジェラート、紅茶

まだまだ温かい濃いスープが美味しい。ヒヨコマメのスープ。
4種前菜の盛り合わせには、タラのコンフィ・インゲン豆のピュレ、自家製パンチェッタとスペルト小麦のバジル和え、グリーンアスパラガスのスフォルマート、子鮎とフェンネル・オレンジのマリネ。フェンネルがオレンジ風味をまとってとてもいい味。ヴィネガーも優しい味。スペルと小麦は、バジル風味のタピオカみたいな舌触り。

アルコールは呑めないけど、やっぱり自家製生ハムの盛り合わせ。ブレザオラ(牛肉の生ハム)、ストロルギーノ(生サラミ)、スペック(豚もも肉のスモークハム)、コッパ(豚首肩肉の生ハム)、クラテッロ(豚もも肉の長期熟成生ハム)の五種類。。ピクルスにグリッシーニ。
パスタはショートパスタで自家製チカティエッリ。芋虫みたいな大きさ。珍しく海の食材桜エビ。空豆のピュレのソース。いい香りです。生の桜えびから作っているようだし、丁寧にひげも取っているようです。

デザートがジェラート。紅茶。

他のお客さんが、食べ終わった後も喋り続け帰らないのをいいことに、カウンターでマスターとマダムとお話しして、長居してしまいました。


平成26(西暦2014)年12月17日
生ハムが束えたくなって、南草津のクラテリーノ」(3.17/10)です。第二駐車場に車を止めて、入店すれば、先客一人。まぁ、あまり出歩かないように気象庁が言ってるくらいの天候ですからね。
一番温かそうな窓際のテーブルに座ります、基本的に二種類のコースで、地方料理のコースはヴェネトですが、生パスタランチにして、生ハム盛り合わせを追加です。

  • ヒヨコマメのスープ
  • 4種前菜の盛り合わせには、下仁田ネギのスフォルマート、ビエトラと自家製ベーコンのタルト、サルシッチャ・ミンチとポルチーニのアランチーノ、アリスタ(豚もも肉のロースト)
  • 自家製生ハムの盛り合わせ、パンチェッタ、ブレザオラ、ストロルギーノ、ヒィオケット、コッパ、クラテッロ
  • パスタは自家製トレネッテ・北海道産毛ガニとブロッコリー、ビスクソース
  • 栗粉のクレープ、バナナとジンジャーソース、コーヒー

当たり前だけど温かいヒヨコマメのスープ。
4種前菜の盛り合わせには、ココットに下仁田ネギのスフォルマート。少し固めでスプーンで掬うとモッサリしてますが、口どけには問題ありません。ビエトラ(うまい菜)と自家製ベーコンのタルト。サルシッチャ・ミンチとポルチーニのアランチーノ(ライスコロッケ)、アリスタ(豚もも肉のロースト)の下にはキノコがあった。玉ねぎのソース。

自家製生ハムの盛り合わせで、ゼロ時の方向から時計回りに、パンチェッタ、ブレザオラ、ストロルギーノ、ヒィオケット、コッパ、クラテッロ。店の名前にもなっているクラテッロは3年熟成だそうです。不便で車でしか来る気が起こらないだけに、呑めないのが残念。赤味のあるブレザオラは牛さん。真ん中に、セロリ、人参、カブラのピクルス。グリッシーニ二本。
いつもは魚介類の全くない店なんだけど、黒板に毛ガニと書かれていたので、注文しちゃったパスタは自家製トレネッテ。北海道産毛ガニとブロッコリー。ビスクソースはトマト風味で、むちゃ的には、ちょっとピり辛。とても濃いソース。

デザートがジェラートだったので、冷たいのは御免して、常温の栗粉のクレープ。バナナとジンジャーソース。エスプレッソは控えて普通のコーヒー。

パルマでの修業時代は「Podere Cadassa」というメーカーの「Al Vedel」というレストランだったそうです。クラテッロのメーカのようですがDOP規格の「クラテッロ・ディ・ジベッロ」を作っているのは9軒だけなんだそうです。話し出すと長いとマダムがいうので、そういう話は、次回カウンターで聞きますと、お店を出る。
来月中旬からはプーリアの地方料理をランチコースにするようです。


平成26(西暦2014)年8月27日
食べ損ねたけど気分はイタリアンですから、瀬田までの間でどこかを脳内検索して、思い出したのは「イタリア生ハムと手打ちパスタ クラテリーノ」(3.08/9)です。第二駐車場の最後の駐車スペースに車を止めて、入店可能かを聞き、ちょびっと(1分ほど)歩きます。
初めてカウンターに座れました。足が宙ぶらりんの高い椅子。いろいろシェフと話せるし、やっぱりカウンターがええね。

7月末で1周年を迎え、八月末まで記念のコースがありますが、普通に「生パスタのコース」にします。一軒嫌われたヤケも手伝って、メインを追加した食事にしました。

  • ガスパッチョ
  • 盛り合わせ(はたはたのカルピオーネ・ジャガイモのチーズタルト、カポナータ、アスパラガスのスフォルマート)
  • パスタは自家製ガルガネッり、ウサギとキノコのトマト煮込みソース
  • 七面鳥のコットレット、ズッキーニ、ポルチーニのソース
  • レモンのジェラート、アイスコーヒー

水で食べるのはどうかな気分で、注文したガッサートは「ルリージア”BOLLE” スパークリングウォーター」というあまり見かけない炭酸水。炭酸の苦みが少ない呑みやすいものでした。

先ずは冷たいスープの「ガスパッチョ」。
盛り合わせは、はたはたの(和風に言えば南蛮漬けの)カルピオーネ。ほんのり暖かかいジャガイモのチーズタルト。カポナータ。熱々のアスパラガスのスフォルマート。

手打ちパスタはガルガネッリ。きっちり芯の残ったパスタに茹であがっております。茹であがりにばらつきがあるのも手討ちらしいと思えるし、イタリアらしいという気分。ソースはスペインからやってきたウサギさんにシメジのトマト煮込み。あっさり煮込まれております。国内産のウサギは、高くて使えないと仰る。
メインは追加のコースです。フランスからやってきた七面鳥を使ったコットレット。焼いたズッキーニ。ポルチーニのソースが掛かっております。七面鳥の胸肉(?)でプロヴォローネ・チーズを撒いてカツレツにしてあります。いろんな鶏さんを食べて来たけど、ちゃんと七面鳥を食べたのは初めてだろうと思う。淡泊な白身でトロリと溶けるチーズとソースが絡まって、旨い料理でした。ボリュームも言うことない。

さらりと溶けるレモンのジェラートがコースのデザート。ドリンクはアイスコーヒー。

ちょっと問いかけると、ちゃんと説明してくれるし、けっこう喋りです。飽きない。オープンなキッチンですが、ほとんどマダムとしかやり取りがないだけにストレスがたまっているかもしれない。見た目よりはフランクに対応してくるシェフです。ワインが呑める距離なら、うだうだアラカルトで過ごしたいお店だと印象を改めました。メインのセカンドが期待できる店はいいな。それでも、食べログの点数低い。
来月はロンバルディアの地方料理をランチコースにするようです。


平成26(西暦2014)年6月25日
昨晩、ちこっと名前の出た草津のイタリアン「イタリア生ハムと手打ちパスタ クラテリーノ」へ久しぶりの訪問。店頭に三台分の狭い駐車場がるけど、ガラスキ。出るのに苦労するだろうと思いつつも入れ、店内へ。
客が誰もいない。

ランチは二種類になっていて、黒板に書かれた4種類から選べる「生パスタランチ」と2.3か月ごとに変わるという「イタリア地方色ランチ」という二種類。今はリグーニア州の料理。(でもグラスワインは、リグーニアが用意されていない。ラツィオの赤にプーリアの白)。地方料理ランチの方が、お手軽プライス。それでも1580円というから、客がいないのはこのせいかと思ってしまう。選んだのは「生パスタのランチ」。

  • 大麦のミネストローネ、ジャガイモ入りのフォカッチャ
  • 盛り合わせ(蛸のマリネ・紫ジャガイモ・空芯菜とホウレンソウのチーズタルト、カポナータ、ハーブ鶏のサルシッチャ・キノコのソティ)
  • パスタはそば粉のピッツォッケリ、サーモンとブロッコリーのマスカルポーネチーズのソース
  • ヨーグルトのジェラート、アイスコーヒー

先ずはスープ。オルツォたっぷりのスープ。ホウレンソウ、人参、ジャガイモ、セロリ・・。プルプルに膨れた大麦。
前菜4種。蛸のマリネ・紫ジャガイモ・空芯菜とホウレンソウのチーズタルト、カポナータ、ハーブ鶏のサルシッチャ・キノコのソティ。

北イタリア・ロンバルディアあたりで、食べられている蕎麦のパスタを平麺にしてあります。見た目コンニャクみたいな色合い。そば粉だけに、ボソボソ感が、慣れたパスタと異なって面白い。サーモン、ブロッコリー、ジャガイモ、トマト。良くできたソースだけど、蕎麦好きに言わせたら、きっと、蕎麦の香りがしないとか言うだろうな。パスタを注文するときに悩んだのは、「得体のしれない外国のサーモン食べなくないなぁ」ということ。後で聞いたら、嫌いなものは変えてくれるんだとさ。イタリアンではそういう事を聞かれたり、言ったりすることがあまりないので、できるとは思わなかった。でも、言い始めるとメニューと全く違うものになったりするかも?

デザートは変更できるんだけど、セットメニューのまま「ジェラート」で、ヨーグルト。アイスコーヒー。


レジに、近江八幡のイタリアン「バルべッタ」のカードがあった。マダムがオープン前にサービスしていたそうだ。


平成25(西暦2013)年10月8日
ランチに行こうととあるお店に電話を入れたが、びっくり満席で断られた。そんなに人気?で、思い出したのが瀬田川畔のイタリアンのシェフに教えてもらった、草津の新しいイタリアン「イタリア生ハムと手打ちパスタ クラテリーノ」へ空席を確認してお出かけ。
ルート1号線の草津三丁目交差点を北へ、JRを越えて右側にありました。店の反対側の空き地の駐車場に止めて、入廷。先客1組、後から1組。

聞いていた噂では、奥さんの実家の長野で自家製のクラテッロを作っているというので、まずはそれがお目当てですが、ランチのコースでは「クラテリーノランチ」というのに組み込まれているようです。パスタが「トルテッリ」と限られたコースなので黒黒板の5種類のパスタを選べる「週替わりパスタ」のコースにアラカルトで「熟成ハムの盛り合わせ」をつけちゃいましょう。

  • レンズ豆のスープ
  • 盛り合わせ(オルツォと人参のサラダ、トマトとモッツアレラのスフォルマート、サンマと唐辛子のトマト漬け、アスパラガスとジャガイモのトルテ)
  • 生ハムの盛り合わせ(ハーフ)、クラテッロ、スペック、パンチェッタ。
  • パスタはスタンプパスタ(コルツェッティ?)で、鴨とエリンギのラグー
  • 洋ナシのジェラート、アイスコーヒー

先ずはスープが出てきた、豆の味は濃いけど、全体的に自然な味わい。パンはフワフワ、スポンジみたいなフォカッチャで、塩気はほとんど感じない。
前菜4種。大麦と人参、炒り卵のサラダはオイルっぽい。サンマはマリネ風。暖かいトルテはジャガイモをスライスして重ねてあるようです。トマトとモッツアレラは暖かいスフォルマートで、いい組み合わせ。

盛合わせてくれたのは、昨年仕込んだ豚さんのお尻の肉塊で作られる熟成クラテッロ、もも肉にスパイスに漬け揉み燻製・熟成させたスペック、バラ肉を塩漬け熟成させたパンチェッタです。ピクルスに、名前を忘れたけどパスタを揚げたん。このほかにも、生ハムはフィオケット、ストルギーノがあります。要は、一本仕込んだ足からいろいろと作れるという事らしい。案外食べやすい塩分でした。車でしか来にくい場所が恨めしいハムです。需要が見極められないというので生産量が限られていることもあり、人気がでると、売り切れちゃうかもしれない。ハウスワインと書かれたのは、赤泡のランブルスコ、白泡のマルバッジアで、なんだかおもしろい選択。ちゃんとしたスティルのグラスワインもあるし、ボトルは2400円〜とお手軽。
5種類のパスタのうち、スタンプで型押しした円盤状(餃子の皮といえばわかる?)のパスタ。他にトルテッリ、タリアテッレ、パッパルデッレ、ニョッキが用意されておりました。すべて自家製生パスタ。獣を使ったソースはこれだけだった。鴨肉のうまみが十分出たソースでした。

デザートは他にもいろいろ用意されていますが、コースのお決まりは「ジェラート」でした。アイスコーヒー。

カウンターはあるものの、まだ使ったことがないというので、テーブルで食事。サービスのマダムに聞いた話では、8年間イタリヤのあちこちで働いてきたそうで、パルマのハム工場直営のレストランで働いていたころに、ハムの作り方を身に着けたという事です。ハムの下ごしらえはここで行って、マダムの実家の長野で熟成させているようです。新鮮な豚さんが肝心という事で、特に銘柄豚ではないようですが、メニューには信州豚という表記があります。イタリアから帰って、もともといた「ヴェルサーレ」で仕事をして、この7月31日オープン。
セカンド(メイン)に魚料理がまったくないという潔さ。

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