平成23(西暦2011)年5月29日
晩ご飯は、お隣のピザ屋を狙ったけど、予約で満席。歩くのが嫌な台風の雨なのでタクシーで移動出来て、かつ、駅近ということを考えて御幸町御池の町屋スパニッシュ「エル・フォゴン」に席を取っております。
二階のテーブルでアラカルトで・・・注文する前に、グラスのカヴァで喉を潤しましょう。エチケットには「Emendis IMUM Brut Nature Reserva(エメンディス IMUM リゼルバ ブリュット ナチュール
」と書かれている。軽い味で、爽やか。
- 前菜に、オリーブの盛り合わせにツナと豚肉のリエット(だったかなぁ?)
- スペイン産生ハム・ハモンイベリコ
- あぐー豚のレバーの自家製スモーク
- アサリの漁師風、白ワイン蒸し
- メバルのマドリッド風オーブン焼き
- あぐー豚のリオハ風
- いわしとトマトのパエリア
- バスク風ミルクゼリー、クリームブリュレ、コーヒー
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泡を飲み干したら、白ワインを選んでもらってボトルで「MAR Blanco DE CASTILLA VERDEJO(マール・デ・カスティーリャブランコ09)」というのん。軽めののを選んでますな。
前菜(アミューズ)。酢漬けのオリーブってあまり好きじゃないな。酢とワインって合うのかな?
お隣に骨つきの生ハムを持ってきてくれて、切ってくれるのはお約束のお仕事。BEHER社のハモン・イベリコだそうだが、ベジョータだったか、レセボだったか、聞くのを忘れちゃった。ここにはセラーノもあるけど、実際に食べ比べたことはないので、蘊蓄だけ。今日ナイフを入れた始めたばかりということだから、しばらくした頃がいいはず。
ここはアグー豚のメニューが豊富なので、軽くレバーの燻製なんかも食べちゃいましょう。僅かに豚さんの匂いがしますが、パンと合わせると、まぁ全然気にならない。
今日のおすすめのメニューに載っていたあさりの白ワイン蒸は、鷹の爪がしっかり効いてピリピリ。辛くなければもっと美味しいスープ。白花豆もいっしょに煮込まれました。。
お得意の豚さんの煮込みがあったのでこれも注文。リオハ風ってのはよくわかりませんけど、トマト煮込み。それにジャガイモ。シンプルに二種類だけ。アグー豚はしっかり煮込まれて柔らかくなっているけど、ジャガイモはハードで直前に入れた感じ。。パン(バケットとライ麦)はお代わり自由のようで、遠慮なく頂きました。定番メニューのようです。
メバルもお勧めに載っておりました。新タマネギが鉄板の底に敷き詰めてあって、甘く火が通っております。鍋の周りにトマト。オーブンで焼かれたメバル。絹さやと、甘エビ、ムール貝。
最初に注文しても、パエリアは〆という具合でサービスしてくるようです。本日のお薦めのひとつの「イワシ」を使ったパエリア。いわしの青魚の香りがしっかり漂うお味。塩味も効いておりました。お上品に食べたけど、イワシの中骨は抜いてあったし、グチャグチャにして食べろって事だったのかな?ピーマン三色。
デザートは、スペイン語の名前を記憶にも記録にも残してないけど、バスク風ミルクゼリー、クリームブリュレ。
一皿のボリュームは、お手軽なサイズでしたね。酒飲みサイズということでしょうか?カウンター(あると思うけどの善し悪しは分かりませんが、見送りに出た店長の様子では、いい時間が過ごせそうです。特別な高額な食材を使っている風でもないし、使いやすそう。
ホールの女性も明るいし、料理の好き嫌いはともかく、サービスに不満を覚えることはないでしょうね。
地下鉄に近くて便利なお店。遅くまでやってるし、中休みもない。
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