Enchanteleurs(アンシャンテルール)

adrress岸和田市野田町2-1-24
call072-439-1478
open/lunch完全予約制
open/night19:00〜25:00(LO.22:00)
off火曜
capacityテーブル10席:カウンター5席
memo/impression 平成24(西暦2012)年3月4日
晩御飯は新しいお店に行ってみよう。昨年に「ピエスモンテ」というフレンチの後に居抜きで開店した「アンシャンテルール」というフレンチ。
シェフが一人で、今日のホール担当は土日だけのヘルプのようです。で、コースは一つ。

  • 自家製カラスミと剣イカのオリーブオイル和え、赤いチコリ?、エディブルフラワー
  • 鴨とフォアグラのテリーヌ、粒マスタード、マイクロトマト、フルーツトマト、タマネギ?
  • 猪のコンソメ、フォアグラ、蕪
  • 伊勢産のイセエビと春菊のラビオリ
  • ペルー産ホワイトアスパラと鯛のソティ、黒トリュフ
  • オーストラリア産ソルトブッシュ・ラムのロース・フィレ・ゴルゴンゾーラを乗せたハンバーグ、背脂身、茎ブロッコリー、牛蒡のガルニチュール、ニンニクのピュレ
  • パッションフルーツのソルベ
  • ティラミス・飴細工、紅茶、チョコレート
19歳というソムリエ(?)君の勧めにしたがってシャンペンで「HENRIOT BRUT SOUVERAIN」。美味しいよ。二杯いっちゃいました。

アミューズには、自家製のカラスミえを剣イカと赤いチコリ(?みたいな。名前を忘れます。)をオリーブオイルで合えたもの。カラスミにオイルの組み合わせは悪くない。合わないかなと思ったシャンペンとも悪くない。並べておくのではなく、一皿ごとに、カトラリーを置いてくれます。
続いてテリーヌ(パテ?)。ピスタチオの入った鴨とフォアグラのテリーヌで、優しい肉の味。倍の大きさで大丈夫だ。タマネギの酢漬けかな?一緒に食べて美味しくできてました。甘いトマト。
胡桃のパンが出てきます。あとで、小さいバケット風のパンを追加します。
蓋付きのスープ皿で出てきたのは、猪のコンソメ。浮いているのはフォアグラ(シェフが好きなのかな?)と蕪。コンソメは甘味を感じる出来上がりで蕪かな?獣のイメージが全くない美味しい味わい。

グラスで白ワインを頼べば、「MACON VIN DE BOURGOGNE AUX BOIS D'ALLIER」です。赤白ともにグラスワインで用意しているのは一種類のようです。硬質な味わい。これも二杯。

フィンガーボウルが出てきます。春菊を練りこんだ自家製のラビオリ布団の下に伊勢海老がレア状態で寝転がっておりました。いい火加減ですねぇ。蟹みそもレア状態に仕上がってます。伊勢海老ちゃんの敷布団は春菊です。
ペルー産のホワイトアスパラガスに、大阪最南端の小島漁港の鯛のソティ。目の前でトリュフを摺ってくれます。香りはそれほどじゃないけど。最初からナイフを頂戴。ホワイトアスパラが切りにくい。鯛に乗っているのは白子のようです。まだ小さい。

肉料理にグラスの赤ワインを頼めばボルドーの「BARON DE ROTHSCHILD [LAFIT] 2009 PRIVATE RESERVE」です。蜂蜜のようなニュアンスに渋さがマスキングされているようですが、幅のある旨いワイン。

お肉は、オーストリアのソルトブッシュという塩分の多い土壌で育てたラムのロース、ヒレ、端肉のハンバーグ、ロースから切り取った脂身が織り込まれてます。ヨーロッパの潮風で育ったものに近い肉質だそうです。食べ比べたことはないのでどうともいえませんが・・・。ハンバーグが少し獣の香りが強いかなとは思いますが、ゴルゴンゾーラの香りも足されているので、そうだとは言い切れないな。その他、脂身も美味しく食べました。
塩害を受けた被災地で放牧が出来るとしたら、案外いい畜産ができるような予感がします。

ショットグラスにソルベ。
デザートは、ティラミスに飴細工。
紅茶に添えられて出てきたのは、お友達(?)の岩出にあるシェフ・ド・クレームのもの。およそ二時間余り。

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