オステリア・ハタ

adrress栗東市安養寺8-3-12 ハイツ亜星1F
call077-553-2337
open/day
open/night
off不定休:木曜日は予約のみ
capacity
memo/impression 京都へ移転


平成19年5月2日・水
湖東で用事があったときのランチに適当な場所が、思いつかないので、栗東へ戻って「オステリア・ハタ」に席を確認。なんだか忙しそう。丁度先客が出られたところ。
パスタのコースにしようかと思ったけど、メインで選べる食材も面白そうなので、プライスアップ。
  • 冷前菜:帆立、魚介のテリーヌ、鶏のテリーヌ、徳谷トマト、カポナータ、苺のペペロナータ、他
  • 温前菜:自家製ソーセージ・アスパラのフリッター、魚介のグラタン、茄子に挟んだミスジ肉のリンゴ煮、
  • スープ:クラムチャウダーのトマトスープ、野菜いろいろ
  • パスタ:ほうれん草のジェノベーゼソース、イカ、平麺(パッパルデッレ)
  • メイン:クラオポークのグリル・ポルト酒のソース、ズッキーニ、ジャガイモのケーキ(?)、小さい人参
  • デザート:フローマジュブラン、ヨーグルト、紅茶のブリュレ
微炭酸のサンペリグリ-ノ
オーダーを受けてから焼き始める玉葱のパン。ピザ生地?
冷たい前菜。横文字ましてイタリアンな料理名を言われても覚えられないので、朧気な記憶。細かい仕事のお品が一口づつちょびっと出てくる。しっかり味の付いた旨味エキスたっぷりの品々。
暖かいウチに食べなきゃ、と思わずデジメモるのを忘れてしまった暖かい前菜。チーズの香るグラタンがやたらと旨い。ベーコンと牡蛎のエキスかな。自家製のソーセージも旨い。
刻んだ野菜たっぷりのスープ。
パスタは平麺。ほうれん草とは思えない味わい。
メインは、クラオポークという名前で選ぶ。たねやで有名なバームクーヘン豚。もうちょっと厚く切って焼いて欲しいけど・・
デザートに久しぶりのフロマージュブラン。好き。
お店が終わる頃を見計らって顔を出したのが、マダムかな?
夜に出してるバケットが「ツェルマット」製だそうで、馴染みの店が重なると、嬉しくなるものだ。ランチが2回続いたけど、暖かくなってきたし、また夜に来よう!


平成19年3月20日・火
久しぶりに栗東のイタリアン「オステリア・ハタ」でランチ。近くのスーパーに車を置いてちょびっと歩く。
テーブル席は埋まったが、カウンターは空いていた。
アラカルトにしようかと思ったけど、今日のコースのスープがビーツを使っているというので、手っ取り早くパスタ・ランチのコース。でも、パスタを無理言って変えて貰う。
  • 前菜盛り合わせ
  • ビーツのスープ
  • ゴルゴンゾーラ風味のクリームソースのジャガイモのニョッキ
  • デザート
オレッツア」という炭酸水。
ちゃんと教えてくれたけど、ほとんど覚えきれない、覚えようともしてないけど、盛り合わせ。どれも旨い。トルティーヤとかテリーヌとか・・・。
ピンク色の女性向きにこしらえたというビーツのスープ。
海外を渡り歩いたシェフが、「青い目を唸らせてきた」と自慢のニョッキ。日本人のシェフが作るものとはレシピが違うのだそうだ。ニュルニュルとして、口の中で溶けていく感触。ベーコンもマッシュルームも旨い。
デザートは木苺のシャーベットとタルト。

相変わらず、食欲をそそる素材。ブルゴーニュのエスカルゴがええらしい。湘南みやじ豚というのも食べてみたくなる。
洗面所に日野町村井のパン屋「大地堂」のパンフレットがあった。陶芸家の姉さんのところで開いたパン屋さんだと言うが、美味しそうだ。でもパンだけを買いに行くのには遠方過ぎる。
昨日から、タイワの学生が研修に来ている。聞けば、この店をwebで調べてやって来たという。あまり聞くとやぶ蛇になりそうな気がした。
最近、お昼は仕事は若い子に任せてるとシェフが言うし、6人集まれば料理教室もヤルという。そんな講習の最初は「ここのパスタはなぜ高い?」ということを説明するそうだ。啓蒙活動でんな。


2006年10月8日・日
晩ご飯は草津線に乗って、手原駅。先月伺ったイタリアンへ向かった。
草津から1駅だけだが、駅に降りると、ほとんど人影を見ない。改めて田舎に来たなぁと思える。
テーブルに先客がいるだけ。むちゃはもちろんカウンターだ。
アラカルトでもいいやと思って黒板を見たけど、興味一杯だけど、コースも面白そうだったので、任せた。
  • フォアグラとライ麦の重ねたのに、イチジクのソース、生クリーム
  • パルマ産生ハムのサラダ、蒸したホロホロ鳥
  • ムール貝・帆立のクラムチャウダー
  • 海胆のムース、トマトとイカスミ、エスカルゴのパイ包み揚げ、サーモンとグッっシーニ、ミズジ肉のカルパッチョ、牛肉のテリーヌ、ジャガイモと鴨(?)
  • モッツアレラ、シュー
  • 平目のフリッター、松茸のフリッター、マグロの唐墨
  • 帆立のパイ包み、海胆のトッピング
  • 木苺のグラニテ
  • イベルコベジョータのグリル、温泉玉子、
  • 牛煮込み、イベルコベジョータ、フォアグラのソティ、
  • 帆立とリコッタの餃子風パスタ
  • チーズ3種
  • デザート、アイス、チーズケーキ、マカロン
赤のグラスで「バルボリチェッラ」で始めた。ボトルはエエ値段のワインしかないようなので、それでもええねんけど、余っても困るなぁ・・・といろいろ考えた。思ったより軽い。
甘い前菜ということかな。説明を聞いてもほとんどに右から左に抜ける程度の悩なので、適当な記憶だが、ライ麦のパン粉とフォアグラを重ねてある。上にイチジクのピューレ。脇に生クリームを添えてある。プチケーキのような感じ。
ここは小さなポーションで数が出るので、サラダもてんこ盛りではなく小振り。アンディーブ、水菜、茄子、トマト、モッツアレラ・・
スープがクラムチャウダー。濃厚なチャウダーが好みだ。ムール貝らしく淡いオレンジ色のとろとろとしたチャウダー。
中前菜とか言うていたと思うけど、盛り合わせ。実に記憶が曖昧。難しいイタリア語を使われても筒抜けですわ。
さて次の皿が・・記憶にない。チーズの上にシュー皮を載せて、何かを載せてあるのだが・・・記憶が戻らない
結局「赤」を3杯ほど飲んで、「白」にかえて「ソアーヴェ」をグラス。
魚介料理の1品目がフリッター。マグロの唐墨は始めて。塩がしっかり。アメリケーヌのソースだったか?
パイで包んで焼いた帆立
マティーニグラスで真っ赤なグラニテ。
再び赤ワインに戻す。
ちょびっとベジョータのグリルに、温泉玉子。比良の方のナカムラヒトシさんの玉子だそうで、昔「真葛ヶ原の日本料理屋」や「八坂のイタリアン」に卸していた(過去形)そうだ。その後の経緯に笑った。ポルトのソースだったかな?
一口サイズの肉料理が、3種。もうちょっとポーションがあると嬉しいですけどね。マルサラソースだったかな?
餃子パスタは1個。

20種類ぐらいの中からチーズを選ぶ訳だが、臭くないのを選んでもらう。ミモレット、カマンベール、プ・・忘れた!グラッパを勧められたが、今日はもう無理だ。
デザートも3種。シェフのハタさんは、20年ほど昔、岡崎の「ラ・ヴァチュール」でかの著名な「タルトタタン」を焼いていたそうだ。というよりそのレシピを考えたのがハタさん本人だという。それと同じレシピの「タルトタタン」がもうじき「伊勢丹」で販売されるらしい。場所が変われば不思議というか、受けないそうだ。面白い経験をしてはります。

出てくる料理をパクパク食っていると1時間もかからないポーション控えめのディッシュの連続なんだけど、なんだかんだと、気付いたら3時間もいたことになる。出している方も何を出したか分からないと言うほど、数も多いし、臨機応変に食材を変えていく様子が実に楽しいカウンターだ。
それにカウンターの醍醐味はシェフの個性・人柄だな。個性の強さは料理に出てくるものだ。しっかりした料理は女性受けしないと思っているようで、ワインが飲みたくなるティスト。
アラカルトのポーションはどうか分からないけど、今後の楽しみ。アワビや大間のマグロのアラカルトが「時価」というのも正直なプライス設定だ。でも、一杯出てくるのも楽しみな食事。


2006年9月12日
予約していたイタリアンへ向かった。こじんまりとした、外装も内装も派手さのない店だ。料理は事前に、カウンターでのお任せ(夜のコースと同じというふれこみ)を頼んでおいた。
  • 生ハムのパンナコッタ、マンゴ、イチジクのコンポート
  • 米茄子のカポナート、モッツアレラ、ノルウェーサーモンのカルパッチョ、フルーツトマト
  • (玉葱のパン)
  • スープがシャンピニオン・ド・パリ
  • アンテパストに、エスカルゴのパイ包み、サーモンのテリーヌ、地鶏のテリーヌ、豚のテリーヌ、近江牛のトマト煮パプリカのムース、枝付き干しぶどう
  • ウニのクリームパスタ、フィットチーネ、海老、帆立
  • 仔牛のサルティンバンコ
  • クレームダンジュ、ジャム、アイス、ブランマンジェ、ドラゴンフルーツ、紅茶
世間の目の厳しい最中、免許更新の安全講習を受けたその後で「飲酒運転」なんかできません。「水」だ。ランチであっても、なんて料理が引き立たないのだろう。
広口のマテーニグラスに生ハムのパンナコッタ!なんて事をするんでしょう。悪くないじゃないですかぁ?
24時間以内に空輸されてきたというのモツアレラを始め、あぁ、アルコールが欲しい。アルコールがないと、パクパク食べちゃうよ。
入店と同時に焼いてくれていたのが「玉葱のパン」。残ったら持って帰ってイイと、包んでくれたけど、忘れちゃった。
シャンピニオン・ド・パリってマシュルームでしょうか?コクのあるスープで、あぁアルコールが・・もういいか
アンティパスとの盛り合わせ。あぁアルコールが・・まだいいか
パスタの前に、シェフが、ミネラルウォーターを勧めてきた。水よりましだろうと、お奨めに従って炭酸の「SOLE」を注文。ただの水より格段に心地よい。 ウニの甘さがそのまま残ったパスタ。細平麺。海老と帆立がまた旨さを増す。他のお客さんはほとんどがパスタのコースで、ちらっと眺めていたけど、ハズレがなさそうである。
メインは、ほんまもんのサルティンバンコだそうだ、アイルランドの仔牛、ペリゴールのフォアグラ、ズッキーニ、マッシュルーム。少し酸味を感じるソース。
使い料金でチーズが選べるのだが、水でチーズもわびしいので、断る。赤いドラゴンフルーツを始めて食す。

食材について志の高い、それに相応しいお値段。イベルコベジョータ、アイルランド産の仔牛、ペリゴール産のフォアグラ、ブルターニュ産のオマール・・・むちゃの舌と胃袋を刺激する食材だぁ。何かあれば京都に足を延ばす客に対して、滋賀のレストランはもっと頑張らなあかんという、シェフにエールを贈りたい気分。
それに車で来る店じゃない。魔よけになるワインもある。JR草津線手原駅からも歩いて近い(10分弱)事を確認した。とはいえ、近いようで遠い。でもちょっと遠いけど足を延ばして行ってもいい価値のある店。

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