ザ ハウス オブ ハタ

adrress中京区堺町蛸薬師下ル西512
call075-211-5707
open/lunchi11:30-14:00(LO)
open/night17:30-21:00(LO)
off水曜日
capacity
memo/impression 平成21年4月26日
晩御飯はハウス・オブ・ハタに電話を入れます。四条通りの大きな本屋では「LEAF」のグルメな特殊号がワゴンで大々的に売られていて、その中のニューオープンの店と紹介されているフレンチともイタリアンともつかないレストラン。
一か月余りでは、まだまだ滋賀からのなじみ客がほとんどで、開店早々の情報不足の中では、飛び込みも少ないそうだ。我慢の時期?
4席のカウンターで、出来上がりを見つつ食べる夕食。スケルトンで開店したけど、厨房の設計に難があるそうだ。慣れの時期?

  • スープが、ウニを乗せた魚の団子を炙ったものに、クラムチャウダー
  • サラダは、煮たこ、焼いたひらまさ、さつまいも、トマト、ソラマメ。絹さや、モッツアレラ
  • ひとつ目の前菜には、焼いた鯛・ドライトマト、フォアグラ、みすじのフリッター、テリーヌ、鶏と葱の炊いたん、カリカリホタテ、・・遅れて、ライスコロッケ
  • 二つ目の前菜には、焼きナス、自家製ソーセージのトマトリゾット、豚肉(?)を包んだ餃子型パスタ、エスカルゴのオーブン焼き
  • メインは、みすじ肉のソティ、マルサラのソース、パンドエピス
  • パスタは、春野菜のペペロンチーニ
  • デザート3点、紅茶
懐かしくも、注文を受けてから、オニオンパンをオーブンで焼いてくれます。ボリュームがあるけど、残れば持ち帰り。
まず、白ワインの「シャルドネ
濃厚でワインのアルコールがビシバシ伝わるソース。旨いコクは、大人な味。色温度がおかしいけど、もっと紅味を帯びたスープ

サラダ。たっぷりとは言わないが、ちょこちょこいろいろ。名前は忘れちゃったけど、バルサミコの他にも2種類のドレッシング。メニューには鮮魚のカルパッチョとあるが、日曜日で新鮮な魚のいいのがないというので、メニューを変更して取りやめ。良くないものは使わないという、無理をしない柔軟な仕事は、以前のまま。魚は錦からの仕入れだそうだ。
覚えきれない、前菜。どれも仕事をしたもので、一つ一つ皿の上に順番にあらんで行く様子を眺められるカウンターは、高揚感があります。
白の次ぐには、赤ワインの「メルロー
二つ目の前菜。盛りきれないので二つ目なんでしょう。

メインの肉料理は、仔牛、子羊、牛肉からチョイスでき、みすじをチョイス。上品なポーションだった。ハーブ入りのパンに丸皿のソースと見た目は極めてシンプル。付け合わせに緑が乏しいけど、それはシェフもそう思っているらしいが、今後どうなりますでしょうか?
最後にパスタがこの店のスタイル。これも3種類、ベーコンのトマトベース、ウニのクリームソース、オイルソースから選べる。今日は春野菜を使ったペペロンチーニにしてみました。いい色したパスタ。オイルやガーリックの香りは上品だったけど、唐辛子はしっかり。
パスタに合わせて、再び白の「ミュスカデ・シュール・リー
和菓子のような盛り付けのデザート。

コースは5種類ほど・・・つまり値段に応じていくらでもやってくれるし、アラカルトにも対応。海外でお抱えシェフをやっていた経験から、毎日通っても献立を変えるという献立。以前の店ほど、食材を持たないし、魔除けの高額なワインも抑えているという。
覗きこんでいく通行人は多いそうだが、まだまだ飛び込みのお客は少ない。せめて半分ぐらい埋まってくれるとええなぁという希望だそうだ。出店に際して、南郷から京都へ引っ越してきたというから背水の陣?
今風のはやりのイタリアンとは違った、万人に受けないと思うけど、同じ傾向の店ばっかりと飽きた方や、オーソドックスな味に興味のある方には、面白いのではないかと。
あまり詳しい経歴を聞いていなかったが、教えてくれた恩人は「シェ・ナカザワ(今はオーベルジュ・ナカザワ)」のシェフだそうだ。その頃の武勇伝を聞く。だから、以前はイタリアンの範疇だたtけど、実際はフレンチなんだろうな。そういえば、前の店でスーシェフをしていて東京へ修業してた若い子も御池の方で独立するという。

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