花様 なんば (Ka-you)

adrress大阪府大阪市浪速区難波中2-2-16 2F
call06-6649-8755
open/lunch11:30〜15:00
open/night17:00〜24:00
off年中無休
capacity
memo/impression 平成26(西暦2014)年11月22日
幕が下りれば、ちょっくら呑みに行ける時間なので、一度行ってみたかった「花様 ka−you なんば(近江自家栽培ファーム直営店)」 (3.28/11)へ寄ってみます。滋賀の守山に自家農園をもっていて、食材として使っているという大箱居酒屋の難波の支店です。狭い階段を上がって二階。カウンターは無いようなので、一人でもテーブル。まぁ一人で来る店じゃないかもしれまへん。アラカルトも充実しております。

  • 前菜(焼き野菜・田楽味噌)
  • ビワマスのアクアパッツア、舞茸、
  • 子持ち近江鮎の塩レモンハーブ焼き、菊芋とラデッィシュのピクルス
  • 瀬田シジミと永源寺紅葉舞茸、日野菜、紅彩菜のペペロンチーノ

先付で出てきたのは、ワックスで熱せられた鍋に野菜がのっております。紙鍋風で、田楽味噌が底に塗られているので、焼きながら絡めるようです。ジャガイモ、トマト、青梗菜、かぼちゃ、カリフラワー、ブロッコリー。
最初のお酒(90mlのグラス)は「七本鎗純米酒」。クセもへったくれもなくすっきり。嫌いじゃないけど、あまりにもスルスル呑めます。

大皿で出て来たアクアパッツアです。人参、青梗菜、かぼちゃ、カリフラワー、ブロッコリー、菜の花と野菜一杯。ビワマスはこの季節ですから養殖だと思うけど、1/4サイズ。こういう料理では天然である必要もないかな?イタリアンなイメージで注文したけど、随分と和風よりの煮付けのような味。オリーブは入ってないし、オイルも、そして決定的に魚介の旨味が不足しておりますな。
二杯目に頼んだのは「香の泉特別純米楚々淡麗」ですが、これもあっさり。まぁ、古酒もあるし、山廃もあるんだけど、こういうのを選んじゃうのです。

かなり大きめの子持ち鮎で、一匹だけでした。ノーワックスの県産レモン。菊芋とラデッィシュのピクルス。骨も大丈夫ですが、頭はパス。
最後に食べておかないと、今度来るかどうかわからない気分になっているので、瀬田シジミのペペロンチーノです。シジミ少ないと思ったけど、パスタと絡まっているので、そこそこ発掘できます。でも身はすべて落ちているので、身をする点では楽ちん。野菜は永源寺紅葉舞茸、日野菜、紅彩菜、水菜、ニンニク。アーリオオーリオの入荷したソースを期待したけど、スープパスタ風。パスタがなんだかラーメンと言われれば通用するような食感で、パスタなんだがラーメンなんだが、良くわからない料理でした。唐辛子分は、柚子胡椒で補っているようです。イタリアン風だけど、ここでも和風。煮込んだような日野菜も馴染みがないので、旨いと思えなかった。
最後に「浪の音純米酒山田錦」を頼んだけど、喉越しで少々苦みが残って、いい印象ではなかった。

気になったのは、料理が出るのが遅いこと。客も少なくなったこの時間帯で、ちと遅い。接客もどことなくぎこちない。けど今日食べた料理で、気に入ったのはないな。野菜の持ち味を大切にしようと、味を薄くしているんだろうと思うけど、なんちゃってイタリアンみたいな料理はヤブヘビ。海のない滋賀だけに、肉とか鶏とか豚の方が無難だ。

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