滋味 康月
adrress | 滋賀県草津市大路1-11-14 | |||||
call | 077-562-2238 | |||||
open/lunchi | ランチ 12:00〜14:30(L.O.14:00) (日曜は休み) | |||||
open/night | ディナー 18:00〜23:00(L.O.22:30) | |||||
off | 火曜日 | |||||
capacity | ||||||
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平成25(西暦2013)年5月12日 草津にきているので、晩御飯も草津で予約です。草津といえば居酒屋「滋味 康月」に席をとっています。満席になります。カウンターで、アラカルトで注文。
一本目は、利き酒会では呑まなかった「松の司・純米吟醸・楽・竜王産山田錦&吟吹雪60%精米・金沢酵母」を呑みましょう。やっぱりきっちり冷えているのが好みです。
五月らしい飾りのお通し。お浸しがいい味。シメサバを桜のチップで燻製にしてタケノコを挟んでありますが、タケノコが食感だけになっているのが惜しい。鯖の味が強いからでしょう。手鞠寿司ですが、豆ご飯を握ったという方が腑に落ちます。豌豆豆の鞘だけをキレイに剥いてあります。簡単そうには見えない仕事だ。 二本目はポスト松の司的存在の「七本鑓・純米吟醸・玉栄精米歩合55%・協会1401号酵母」にします。個性を強調しないバランスのよさ。穏やか。
今宵はコース料理にも「鯉の付タレ焼き」がでるくらい鯉が大きな顔をしているので、釣れられて注文。でも五月でこいのぼりの季節とはいえ、普通に考えて産卵期の鯉ですから、ただ焼くより揚げ出しの方が美味しいだろうなという判断です。そう思っておきましょう。鯉のウロコを揚げたチップがいい感じ。タラの芽とか・・・忘れた。
期待していた、琵琶湖の魚は今日はない。少なくなりつつあるウナギは漁獲を制限しそうだという始末。今年はまだ入ってない素振り。琵琶ますはここのところ入荷が無いということで、残念無念。 平成24(西暦2012)年6月24日 大阪からJRに乗って、石山を乗り越して草津まで来たのは、晩ご飯に草津の居酒屋「滋味 康月」に席をとっていたからです。カウンターのコーナーでアラカルトで注文。
先付けの八寸。小アジサイで飾られた籠(虫駕籠かな?)。小鮎にまぶした青海苔の風味が、鮎の香りを損なっているかと思ったひと口目だけど、鮎は鮎で青海苔なんかに負けちゃいなかった。鱧の煮凝りは甘い味。その上に乗った大葉の香りがいい。香りのアクセントがお上手。 お造りは、あれば注文するビワマス。コース料理を注文しても出してくれます。そんな盛り付けを見ていて、メニューには載っていなかったけど鳥貝と合わせてもらった。3個分。お造りの直前に捌いてくれればもう少し甘味とジューシーさがあったかもしれませんね。少々小降り。最近は養殖のビワマスも出回ってますが、違いは生息域の水深だという説明です。そうだなぁ、餌だけじゃない要因が十分考えられますねぇ。水圧に耐えているだけで、身の締まりが違うといわれれば納得です。 「鯉」という珍しいメニューがあるので、頼んじゃいます。たぶん玄米餅粉をまぶして揚げているんでしょう。臭みの無い鯉にベッコウ色の餡が絡んで美味しい揚げ出し。素揚げしてパリパリのディル。こういう使い方お上手。 二本目は「松の司・純米吟醸・楽」。 天然ウナギがあるというので、焼いてもらいます。タレ焼きもえらべますが、白焼きです。砕いた実山椒を振りかけてあります。山葵が効きませんな。野菜も美味しい。ビワマスや鰻やらどこで買っているのか気になるところですが、錦あたりの川魚屋から運んでくるみたい。
さて、ビワマスがあるなら「あめのうおご飯」を作ってもらいましょう。目の前におくどさんがあるので、じっくり観察。ごく普通に釜でご飯を炊いて、まず「煮えばな」のご飯が出てきました。諸味味噌を添えてあるのは、いつも通りですね。ヘギ造りにしたビワマスを俎板に並べて、塩を振ってました。「煮えばな」を掬った後で、一枚一枚ビワマスを並べて、蒸らしてます。炭火で炙ったマスの皮をザクザク刻んで、あめのうおご飯に盛り込んだお茶碗に刻んだ皮を乗せて出てきました。急に炊いてもらったので、ご飯に旨みは浸みこんではいないけど、脂の美味しいマスですから、十分旨い味になってます。 今日は鱧が無いと聞けば、鱧は七月からと言う話。淡路産の物だけ。主張のある店です。 平成24(西暦2012)年4月7日 晩ご飯に誘ったのは草津の居酒屋「滋味 康月」です。分かる人にはわかるだろうけど、歯医者のお勧めめぐりの一日ですな。カウンターも、座敷、テーブルも満席。うちらだけ、アラカルトで食べます。
一本目は「松の司。純米吟醸・楽・山田錦&吟吹雪精米歩合60%」にします。なにはなくとも「松の司」。
居酒屋で言う「お通し」は、そろそろ終わり(?)の氷魚のおろし和え。壷焼きは姫サザエ。ホタルイカは燻製になってます。スナップエンドウの玄米餅粉揚げ、苦味の心地いい土筆の天ぷら。ワサビ菜の手毬寿司。定番と言う玉子焼き。 二本目は「明尽・本醸造」を選んでみました。「燗」用においているかもしれないけど、「冷酒」で呑みます。すっきりサラサラ。 まだ暖かい汁物を頼んでおきます。味噌は「山利」。キタアカリの粘りを活かした団子は、蕗の薹が練りこまれていて、香りがよろしい。
琵琶湖ならではの「本モロコ」も欠くことが出来ない食材だ!野蒜の摩り下ろしたんで食べます。面白いけど、癖がなくて淡白だから、普通でいいんじゃないかな?付け合せは「菊芋」と蕗の薹の天ぷら。春の魚ですから、春野菜(山菜)が嬉しい。
野菜を所望されたので、炊き合わせで注文。メニューは「タケノコ・かすべ」とありましたが、「鯛の子」を追加。食べた記憶が曖昧な「かすべ」。エイのヒレの軟骨部分で、コリッとした部分と、その周りのお肉がプルンプルン。そういえば、料理長の月岡氏は北海道出身でした。 せっかく顔を覚えたんですが、ソムリエール見習いさんは、今月で壽退社だそうだ。 平成24(西暦2012)年3月18日 昨日買った「究極のローカルグルメ」で持ちあげられている「滋味 康月」という店に、およそ1年半ぶりに予約を入れております。南の瀬田から北の守山へ食べに行くのはいわば「都落ち」なので、何か用事でもない限り思い出さないんですが、今日は北の守山からの帰り道ですから、途中下車です。 前回コース料理を食べたんですが、この店は好きなものだけを頼んだ方が、いいという印象を受けたので、アラカルトで酒食。
先付けは、いわば「お通し」。モモの枝の飾り。壺壺は菊菜の白和えに土筆。いい味です。白魚の天ぷらに青海苔。揚げたてなら良いんだけどね。その裏側に出汁巻き。細巻きがほうれん草でとろろ。その上に粉醤油。ホタルイカの一夜干し、蕗の薹の天ぷら。揚げたてなら・・・。アサリのお寿司に金柑。なかなか良く出来てます。
さて、もうビワマスがメニューに書かれているので、とにかく食べたいモード全開。結構大きそうだ。腹身の処を切ってくれます。コースの盛り合わせにもしっかり盛り込まれております。あしらいの野菜が一杯。黄人参、矢島蕪、野蒜、大根など。ワサビの他に、漬けのワサビ、塩コンブが乗せられています。塩コンブは完全に脂に負けてますなぁ。ワサビたっぷりでないと利きません。
もう一品ぐらい行きたい気分で、食べ始めたんだけど、後々苦しいのは嫌なので、打ち止め。お酒も一合で自粛。 平成22(西暦2010)年7月4日 草津近鉄から歩いて1分ほどのビルに地下にある「滋味 康月」という店に晩ご飯の予約を入れております。お店は地下に潜りますと、大徳寺塔頭芳春院の秋吉則州師揮毫による店名の看板が飾られてます。 暖簾をくぐるとすぐに「コ」の字のカウンター。板前に座らせてもらいましょう。 アラカルトで注文も出来るようですが、初めてですので、三種類のコースから、真ん中をお任せします。上のコースには「肉料理」が入るということですが、それは特にいいや、って感じ。
ザルの中に葛の葉が敷かれた八寸。ちゃんと海老は揚げたてで香ばしい。お芋さんは冷めてたけど。隠元に添えられた味噌は大徳寺納豆かな?ピンピン貝という巻貝はチャンバラ貝ともいうらしいが、それなら効いた覚えがあります。 位置づけが分かりませんが、冷たいお椀でしょうか?白みそ仕立てで、しっかり出汁も効いているようです。味噌の甘味と出汁の旨みが合わさって旨い飲み物。トロンとしたパプリカと枝豆が入ってます。
お造りは、スズキを昆布とあわせて、マグロを針打ちしたワサビの漬けと共に、いただくようです。むちゃは白身の魚を昆布と一緒に(もしくは昆布〆に)するのは嫌いなので、いい印象ではありません。マグロは脂が乗ってます。どこの産地かは聞いてない。仕入れは京都中央市場まで出かけているそうです。胡瓜の針打ち。初めてのリアス水菜ってのは瀬田で作っているそうだ。最初見たときには、萎れた水菜を使っているのかと思っちゃいました。
煮込みが出てきました。鯨のウスネをトマトで煮込んだそうです。でもちゃんと和風の煮込み料理になってます。いろいろ野菜が入ってます。「夏ワラビ」ってのもあるんですねぇ。トマトにはズッキーニなんでしょうか?コースのお値段がお安くなると、どうも手を加えがちで、妙な料理が出てくる印象があるのだが、しょうがないかな。まずくはないんですが、食べても嬉しくない一品。それにボリュームもあった。
全体的に味をしっかり出すようで、創作料理風のインパクトのあるお皿が並びます。滋味という看板には疑問を感じざるを得ない。まだまだ若いだけに、いろいろと変わったこともしてみたいんでしょうなぁと思っておきましょう。
タバコを吸うお客さんがカウンターにも多いのですが、田舎はまだまだ困ったものです。4月に開店した時に、きっぱり断っておけば、楽なのにねぇ。
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