ラ・ルーナ

adrress大阪府大阪市中央区本町橋6−4
call06-6944-7676
open/day11:30-14:00
open/night17:30-21:00
off月・第3日
capacity
memo2004年7月20日オープン
impression 2005年1月8日(土)
時間を潰して夕御飯に小塚さんのお店へ向かった。

カウンターで頂いたのは事前に打診していたスペシャルも組み込んだお任せで
  • 今晩のアミューズグールのようなお付き出しの盛り合わせ(あおり烏賊のサラダ仕立て、茶美豚のツナソース・トリュフ風味、ブロッコリーに海老にキャビア)
  • スカンピ海老と雲子と生トマト・アスパラガスの軽い煮込み
  • 短角牛フィレ肉の温かいカルパッチョ・トリュフ風味
  • キッターラの菜の花とカラスミ和え
  • ホルチーニ茸を添えた伊勢志摩産石垣鯛のオーブン焼き
  • グレープ・フルーツのソルベ
  • ヤマウズラのヴィンサント風味
  • チーズの盛り合せ(タリッチア、ゴルゴンゾーラ、カマンベール)
  • 森のフルーツのバルサミコ酢風味・蜂蜜のジェラート添え
  • プティフール・エスプレッソ
まずは白ワイン「LE RIME 2003」を勧められるままに注文。ブドウのフルーティな香りが注いだ俊寛から薫る。酸味もなく、呑みやすい。
3種類の前菜が盛り込まれた大皿。webを見るとアラカルトならそれぞれ注文できそうだ。
自家製のパンは、フォカッチャ、オリーブ練り込みのパン、胡桃パンだったかな。
大きなスカンピの身からすると立派な大きさだったと思える煮込み。海老を生かしたあっさり目。イタリアンな雲子もよろしいなぁ。
大活躍のスライサーなんだが、フィレも見事にうすいカルパッチョ。暖かいだけにスライスしたお肉が、切れ切れになってくる。上に乗っているのはすり下ろしたんでしょう。ズッキーニ。
パスタは自家製のむっちりキッターラ。唐墨の塩が引き締めている。
2本目の赤は「FORADORI 2002」というのん。もちろんお任せだ。いろいろ説明はしてくれはるけど、覚えキレまへん。
魚料理が石垣鯛。ごろんと生のポルチーニ。噛めばほとばしる香り。
くちなおしのソルベ
一応事前に頼んでおいたのは「ジビエ」で、用意されてたのは「野ウサギ」と「山うずら」。野生かどうかはともかく「うさぎ」は経験済みなので「山うずら」にする。料金追加。中国産の生。カウンターの席の楽しみは、捌くところが見られる。流石に羽根をむしったりはしなくていいのだけれど。足を掴んで食べると、焼き鳥やん。
「ROERO VALMAGGIORE2000」は追加の赤、グラスワイン。
久しぶりのフルコースになったもんで、チーズまで。青カビ苦手やけどなんとか食べられる量で助かる。
苺とかブルーベリーとかごろごろと皿に入れて、20年もののバルサミコ。ジェラートをポテっと載せたデザート。
キッチンを二人でこなしているだけに、カウンターでゆっくり話す事は出来ないけど、丸見えの厨房は面白い。少しずつの量だけど、全体としては十分。

2004年7月18日
活気のあるとは思えない暗い脇道に、目的の「ヒロコヅカの新しい店」があった。開店しておよそ1週間、玄関の花をチェックすると「ヘンリー」「イタロ」。
テーブル12席であるが、厨房を目の前にしたカウンターもある。噂に聞いていたカウンターでの食事を期待していたんだが、開店1週間の様子(空調の設計ミス?)では、思いがけずに熱気が漏れるそうで、テーブルに案内される。
中央にサービスがいて、両壁にテーブルを配置して、見渡せるようにしてあるのでしょう。コンパクト。
喉を潤すように進められるままに「スプマンテ」。 アラカルトとコースが有るけど、アラカルトの料理はメインのコースに組み込まれていたりするので、お気に召せばお得。で、お任せのコースを選ぶ。
メニューは
  • アミューズ4種
  • フォアグラのソティの入ったトウモロコシの冷製スープ
  • アワビのソティ、シェリービネガーのソース
  • ソーセージと夏松茸のキッターラ
  • スズキのソティ、生トマトのソース、
  • 桃のソルベ
  • シャラン産鴨の赤ワインソース、サマートリュフのサラダ添え
  • 山羊のフレッシュチーズに蜂蜜、フランボワーズソース、ドライフルーツ
  • クリームブリュレにバニラアイス
  • エスプレッソにお茶請け
で、ボトルで「」。勿論イタリアなワインだけど、忘れた。夏らしくさっぱりすっきり呑みやすいのをチョイス。ワインリストは見せてくれなかったなぁ。まだ出来てないのかもしれないし、だからプライスも分からないのが、ちょっと不安やね。ワインクーラーはセンターテーブル?においてくれていて、豆にサービスしてくれる。グラスが空くことがない。
長皿で出て来たのは、「キャビアとホタテにラタトゥーユ」「魚介のジュレ」「生ハム」「メジマグロのハム?」だったかな。事前にお店から取ってきていた案内によれば「懐石八寸風のアミューズ・クール」というらしい。
冷たいスープが心地よいし、暖かい香ばしいフォアグラもいいし、何よりトウモロコシの甘みが格別だった。生食可能なトウモロコシだそうだ。流行っている。
アワビもソティは小さいめで、とこぶしサイズ。ここまでが「アンティパスト」に当たるそうだ。
自家製の生キッターラだ。アルデンテとも食感が違う、むっちり感。ラーメン好きだし讃岐までうどんを食べに行ってるほどだからのパスタかな。ソースに絡んだ唐辛子が汗を滲ませてくれる。ソーセージと豚とは、すごい出会いだ。夏松茸とは、単に「夏」に取ったということで、韓国産。なんだぁって当たり前か。
魚のメインが「スズキ」。肉厚のスズキであった。カリッとした表面、ホクホクの火加減。洋食で始めてスズキが美味しいと思った。
きめの細かいシャーベット(グラニテ)だった。
グラスワインの「」に変えるが、忘れた。ウンブリアだったかな。香りが高いが渋みは少ない。
肉のメインが。一切れの身が厚いし、綺麗な綺麗なピンク色。赤いソースの彩りも鮮やか。洋食材に詳しくないので、結局サマートリュフてよく分からなかった。夏にとれただけかも・・・
デザートと見間違う「チーズ」。トッピングの妙。
たっぷりのデザート。薄いけど直径10cmくらいの、キャラメルたっぷりのブリュレだ。その上にアイス。甘いものにグラッパする。透明の「berla Nibbio」と樽熟成させたらしい「Nardini Bassano」(が正しいのかエチケットがよくわかんねぇ)。
最後に、エスプレッソがでて、お茶請けに3種類のお菓子。最後に甘いものが続くようである。

シェフが考えている(?)割烹風イタリアンは、カウンターが使えないと言うことで魅力は少ないけど、意識して懐石風(?)に小さいポーションであれこれたくさん出てくるというのは、面白ございます。料理も気持ちよく食べられるし、納得できるお値段。イタリアンで3時間半もいたというのは、居心地の良さの証明かな。
まだ、どこでも宣伝してないから、予想外に静かな食事となった。今は知り合いばかりという話だ。「シェフがしたい料理は開店間近に行かなくては食べられない」ということを言う人もいる。

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−地図−

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       地下鉄堺筋本町駅 ■         筋
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