板前料理・ままごとや

adrress大阪市西心斎橋1-10-4 エースビル5F
call。06-6121-5077
open/day
open/night17:00-24:00
off日・祝
capacity
memo
impression 平成26(西暦2014)年6月12日
最近ご無沙汰してしまっている日本酒バーへ向かう。開店早々の時間帯なら余裕では入れるだろうと、確認もせずに扉を開けると、なんと貸し切りだった。うーんなんてこったい!!。

てなわけで、日本酒つながりで「ままごとや」に電話を入れます。ラッキーに席が空いておりました。でも満席になります。危ない危ない。ご無沙汰もご無沙汰3年ぶりでした!でも、大きな顔をしてしまいます。

アラカルトで頼んだ(先付も含めた)メニューは
  • 先付には、ヤングコーン・アスパラガス・百合根のカラスミ粉和え、ツブ貝の黄身酢とジュレ・蔓菜
  • お造りが、ひっさげ、醤油
  • 伝助アナゴの焼き霜、醤油・ポンス醤油
  • 釣りものキンキの煮つけ、スナップ豌豆
  • 湯葉餃子、クレソン、しし唐

呑みたかったお酒が未だ入荷してなかったり、売り切れてたりで、最初に選んだのはグラッパボトルの「磯自慢・大吟醸・愛山精米歩合50%」です。愛山ってこんなにスッキリした味だったかなぁと、首をひねってしまった。綺麗に仕上がっているけど、愛山の個性は・・・?

通しの二品には、ヤングコーン・アスパラガス・百合根のカラスミ粉和え、と、ツブ貝の黄身酢とジュレ・蔓菜。塩分控えめのカラスミ。

出会いがあれば呑もうと思っていた「東洋美人・原点・雄町」です。純米大吟醸規格の精米歩合50%の無濾過生詰という情報もあるようです。でも、なんだか過去の記憶にある雄町と異なり、ふくよかな甘みが感じられないドライな口当たりに仕上がっているようです。

お造りを盛り合わせではなく、先ず「ひっさげ」。とてもいい脂が乗ってまして、香りもいい。残念なことにこの東洋美人には役不足というか、脂を受け止められなかったようです。
二品目のお造りは、伝助アナゴの焼き霜。醤油とポンス醤油とが出てきましたが、ポンスの方がよかった。もうちょっとお造りに合う醤油があればなぁという印象でした。ただ、アナゴは美味しいことは、間違いない。程よく火が入ったアナゴは旨みたっぷりで食感もモチモチに仕上がっております。

煮つけを注文。キンキです。スナップ豌豆に木の芽。思ったより小振りですが、皮の旨味は十分。身も味が乗っております。

三本目のお酒のチョイスは難儀。九平治も獺祭も、黒龍も、十四代も、呑みたい気分が高ぶらないので「磯自慢・純米大吟醸・山田錦精米歩合50%」にしました。これは納得できました。

金目も食べてしまってもお酒が残っているので「湯葉餃子」というのを注文。餃子の餡はニンニクを感じない優しい味。餃子の皮を湯葉にして焼いてあります。これはきっとお酒に合うように、味を調えているのだろうと解釈。

久しぶりでしたが、繁盛店。大人のお客が多いので、独りでもゆったり気分よく過ごせるのですが、相変わらず紫煙が気になるところです。いつの間にか3時間ほど居座ってました。


平成23(西暦2011)年7月22日
芝居が終わって、平日でまだ時間もあるし、・・・お酒でも頂きましょうと・・・・ほぼ二年ぶりに「ままごとや」へ電話を入れ、向かうことにします、
先付けは、二品。「糸南京のゼリー寄せ」と「甘海老・青ズイキの酒盗和え」。酒盗の辛さは感じずに甘海老の甘さが強調されて、旨い和え物でした。

お酒は試飲させてもらえるんですが、どっちにしろ呑むんですから、手っ取りばやく、一杯目は、福島の「末廣・大吟醸・玄宰・生・山田錦精米歩合35%」にします。フルーティだけど濁ったような、味もどこか重いような、喉越しも少し引っかかるようで、ちょっとづつ好みと外れてるなぁ。35%まで磨いたけど幅があって、生の味わいが残っているのかもしれないなぁ。
能登産と伊勢湾の二種類の岩牡蠣があるというので、食べ比べ・・・いやいや、能登産を頂きましょう。中ぐらいの大きさかな。二つに切ってあります。一口で食べるには少々大きいけれど、口いっぱいに海の香りが広がるのも旨いものです。でも二口で終わっちゃうのは残念です。
二杯目は、「松の司・2010(22BY)・特別大吟醸・出品タンク・東条町山田錦精米歩合35%・限定200本/1800ml&196本/720ml)」です。フルーティですが、まだ味は完全に開いてない感じですが、キリットした喉越しも好みのお酒です。難くせをつければ、口に粘るようなオイリーな舌触りがあります。
鱧を白焼きで注文。残りが少ないということで、ポーションは小さめ。刻み海苔。ゴーヤの酢漬け。

焼き物で「加茂茄子の田楽」。赤味噌が強いのかな?
三杯目は「上亀元・純米吟醸・亀の尾精米歩合55%」。キリッとしているけど硬い味わい。上喜元のイメージとは違うなぁ。置けば変わるかも。
季節の食材をついつい・・・「鮎の塩焼き」。最後まで生き残った一匹でした。蓼酢、ゴーヤ、蓼の味噌?
四杯目は、あーやこーや悩んで「義侠・侶(ともがら)純米吟醸・兵庫県精米歩合60%」にしました。落ち着いた味で枯れた香り。低アルコール酒。
〆に、「カツオの漬けの出汁茶漬け」を頂きます。茶漬けは、酒の酔いを和らげてくれるように感じる時があります。

女将だけでなく、バイトの女性スタッフも、日本酒に詳しいので二時間半ぐらいの楽しい時間はあっという間。で、ちょっと閉店時間過ぎてしまったようです。電車も怪しいので、帰ります。


平成21年9月10日
年の初めに、久美浜まで蔵見学に行った主催者のお店の一つへ、Qちゃんとこのお馴染みさんに誘われて「ままごとや」へ、移転後の初訪問。有名な「作一」が4階まで占めるビルの5階。暖簾の風情も以前のままだ。
まだ誰もいない時間に入店するが、時期に満席になる。相変わらず人気。内装・レイアウトも依然とほとんど変わらず、懐かしさもある。客僧もネクタイ・スーツのサラリーマン比率が高く、いまだ喫煙可能なようだ。お任せを頼んでいてくれはるようで、今日は楽ちん。お任せは前の店からでも、初めてですな。
  • 先付けの八寸に、サンマ寿司(炙り)、安納芋の団子、ワカサギ紫蘇揚げ、スダチに射込んだイクラ醤油漬け、(ミズとアマランサス)、白ズイキと昆布の磯部和え、菊菜とナメコの白和え
  • 加賀レンコンのすり流し椀、黒七味、蓮根揚げチップ
  • お造りには、かつお、はまち、あこう、花蔓紫、針南京、山葵醤油
  • 白甘鯛野菜あんかけ、枝豆。百合根
  • 黒毛和牛ロース肉のゴボウ巻き、イチジク、クレソン
  • 子持ち鮎の焼き物、酢取り大根、甘酢茗荷、すだち、蓼酢、蓼の葉
  • 油ものは、天然まいたけ、松茸、タラ白子、串に刺したムカゴ、おろし・藻塩
  • 酒肴に、煎り銀杏、蒸しアワビ、蓋付きの器に海鼠腸蒸し(茶碗蒸し)
  • 御飯が、熊本天然ウナギのひつまぶし、煎りごま・ワサビ・ネギ、香の物
  • デザートに、巨峰のとも和え、和三盆のアイス、イチジクの・・?
ひやおろしが入荷していると勧めてくれるので「龍神・秋澄雄町・雄町精米歩合49%」。味見したのは「和田来・純米吟醸・山田錦精米歩合麹50%&掛60%、山形16-1号酵母&山形KA酵母」。
先づけいろいろ酒の魚を盛り込んでくれてます。炙ったサンマの小袖風のお寿司だけど、脂を適度に落とした加減が素晴らしい。珍しいあしらいの「ミズ」。葉懐紙に使われている「アマランサス」も食べられるそうだ。葉っぱの味。白和えも磯部和えも、旨い味。
ここで椀ものは初めて。まだ季節的に早いせいか、レンコンの香りは弱い。吸い口(?)の黒七味は面白い組み合わせ。
お造り三種。戻りカツオかな?今年は値が張るそうで・・。
続いて、あんかけが出ました。もう少し出汁の香りが欲しい気もしますが、大ぶりのシロアマが美味しい。シロアマの梳いたウロコを唐揚げにしてトッピング。これは早いうちにパリパリ食べちゃった方がいいように思います。餡かけが、献立のここで出てくるというのは珍しい印象。食事の前の方で汁ものが続くと、満腹感が早くにやってくる。
抑え気味に酒を飲んでますが、二本目は「玄宰・大吟醸・中汲み・生・山田錦精米歩合35%

肉の焼き物はゴボウ焼きの牛ロース。
魚の焼き物は、子持ち鮎。蓼の葉。もう頭が落としてあるのは美しく見えないし、お腹の卵がぷっくり飛び出している方が、いかにもって感じで好ましく思う。
もう雲子がでてますかぁ!?という揚げもの。ムカゴ美味しい。御飯に瀧混んでほしいなぁと思う。
三本目には「醸し人九平次・別誂大吟醸・山田錦精米歩合35%」が出てきた。
酒肴には、殻付きの銀杏。蒸しアワビ。茶碗蒸しに海鼠腸。

御飯に盛り付けられた「ひつまぶし」。熊本産の天然。少し食べてから、出汁をかけてズルズル頂きました。
3種盛りのデザート。イチジクを混ぜ込んだ濃厚な味の・・なんだろう?聞くのを忘れた。こうしてまとめてメモしていると、分からないままにしておいたのが悔やまれるものです。


移転。webでも確認を。


2004年1月24日
板長が変わったと年賀状を頂いた「久左衛門」だ。なんとか電話で席を確保して、歩く。営業時間も1時まで伸びているので、ゆっくり出来る。
「東北泉・佐々木勝雄」と「初亀・大吟醸」を飲み比べて、「佐々木勝雄」を頂く。突き出しは「数の子」。色は濃いけど辛くはない。
まずは「鯨とよこわを盛り合わせ」と切ってもらう。
京芋のカニ味噌餡掛け」を頼んで、「楯野川」を出してきたけど良い印象がなかったんで、次は「十四代・おりがらみ」とした。「汁」と書かれたいくつかのメニューもあったけど、暖かい1品を交えて注文。新しい板長である栗原氏の味は割烹風の濃くはないけどしっかり出汁の香りがしている。くどさを感じる「十四代」だが、これはすっきりしたもので好印象。下のランクほどバランスが良い。
メバルの煮付け」を注文するが、これはかなり甘みのあるこってりしたもの。メバルがちっちゃくて残念。
焼き物をお願いすると「黒むつの味噌漬け」を焼いてくれた。なかなか良い仕事がしてある。「田酒・純米山廃仕込み」をぬる燗で頂く。
締めのごはんは「雑炊」にして、「玉子雑炊」に「湯葉」を追加してもらう事にした。「ふぐの白子で雑炊」とかメニューにない事をお願いしようとしたけど、もう売り切れで残念だった。
新しい板長の味は、良い感じ。事情は聞いてないけど、自分の店をしておられたそうだ。料理スタッフが2人で忙しいようである。落ち着いたら、いろいろ話してくれるだろうが、まだ慣れていない感じは否めない。お隣のお客さんは、お任せのようだったが、ごはんがなかなか出ないので、こちらが気を揉む。梅がゆが出てきたようだが、お茶が出てないと言うので、小声が聞こえる。板長にまだ余裕がないのか、女性スタッフの気配りが出来ていないのか、ちょっと改善点やね。家族ツレがいたりで、ウィークエンドはファミリーだ。

2003年6月4日
またまたしばらくぶりの、韓国大使館ウラの「中村君とこ」に電話するが、ここも満席だ。
ということで、電話したのは久左衛門町」の「郁ちゃんとこ。幸い空いていたので、潜り込んだ。
順に頼んだのは
  • イカのすだれとジュンサイの椀に冷やし小芋
  • お刺身を盛り合わせ
  • 岩牡蛎
  • 蓮根饅頭のあんかけ
  • 米茄子の胡麻味噌かけ
  • 一寸豆
  • 野菜の天ぷら
  • メバルの煮付け
お酒は「初亀・大吟醸・愛」で始めて「磯自慢・水響華」にして、「上喜元・超辛」を味見だけして最後は「醸し人九平次・別誂大吟醸」となった。
突き出しに「椀」が出るのが、この店の特徴。蓋を取る前に「イカのすだれ」といわれて、「?」と思うがそういう作り方のようだ。イカそうめんに葛を打ったようで、ジュンサイとニュルニュルが合わさる。
盛り合わせてくれたのが、うに、いか、さえずり、くじら、たい、たいらぎ。
アラカルトで注文できる店で、見つけたら注文しちゃうのが「岩牡蛎」だ。
天ぷらは、ヤングコーン、れんこん、長芋、あすぱら、オクラ、タラの新芽だ。家でも「天ぷら」したいんだけど、油の始末が嫌で未だにした事がない。そもそも揚げ物は好きではナイということもある。

2003年4月2日
心斎橋筋を下って、一緒に向かった先は「ままごとや」だ。食べることに無頓着な人間と食事をする時は店の選択がとっても難しい。たぶんレベルが高すぎるだろうと思いつつも、強引。
  • 突き出しに、三つ葉とアサリのおひたしと椀で
  • お造りを盛り合わせて
  • 黒メバルを煮付けてもらって
  • ホタルイカを天ぷらにして
  • 油目の桜蒸し
だ。ビールを頼む先輩にかまわず、「十四代・純米吟醸・雄町」を見つけて頼んでみる。突き出しで出される椀の加減を味わうと、この店がただならぬ事が実感できる。
盛り合わせは「かつお・さより・ほたて・あかがい・さえずり・ひらまさ」ってところ。
季節柄、「桜蒸し」は頼んでしまいますわ。出来れば「さわらの若竹」」とかも言っちゃいたいところだが、相手に合わすと言うのでは、(意味が違うけど)腹の虫が治まりまへん。
黒龍の新谷杜氏が移籍した「白岳仙・純米吟醸生」とのみ比べて「飛露樹・純米・無濾過生原酒」にする。最後は「酒のヤマモトスペシャルの天保正一・特別大吟醸」で締めくくった。
今年蔵見学にいったという「雑賀」、トラタヌ村の山田錦の「五橋」、を味見させてもらった。ピンとくる物がない。

2002年8月5日
むちゃは開店早々の久左衛門に電話した。さすがにまだ客はいない。お酒の見えるリーチインの前に座る。「とりあえずお疲れ様日本酒」を「天保正一・金賞受賞酒」とする。
お品書きを見ながら、順に注文する。
  • 突き出しは、里芋の炊いたん、葛打ちした焼き茄子に冬瓜のすり流しの椀
  • おすすめのお造り3品、スズキの洗い、よこわ、つぶ貝
  • 冬瓜と鴨のロース葛煮
  • あこうの煮付け
  • 賀茂茄子のしぎ焼き
2杯目のお酒は、試飲しながら「瀧自慢・大吟醸・斗瓶取り」、3杯目には「上喜元・大吟醸・吊り下げ斗瓶取り・原酒」と好みで進める。
たとえ暑くても、暖かい椀は体に気持ちがいい。とろりとした出汁も旨みが滲む。葛でぷるんぷるんになった茄子の舌触りが饅頭のよう。
盛り合わせは、板長のお奨めを盛り込んでもらう。
くず煮の出汁も旨い。さいころ状の冬瓜に味がしっかり仕込んでいる。鴨の脂も旨みを上げていい組み合わせだ。
煮付けで美味しいのを聞くと「あこう」と板長がいうので、今日も「あこう」を食う。煮付けサイズの小振りのモノは広島産だそうだ。アルデンテな「あこう」だった。
利休煮、田楽とお品書きを読んでいると、急に「しぎ焼き」が食べたくなって、書いてないのに、注文する。忙しいのに作ってくれます。
そんなこんなで2時間半ほど居座って、いい気分で帰るが、難波に着く頃には暑さでいい気分も吹っ飛びます。
2002年1月16日
予約していたのは、「ままごとや」だ。 突き出しが「梅の蜜煮の清汁」に「長芋素麺とこのこ」。3日間かけて酸味を抜いて蜜で煮て衣を付けて揚げた梅に、負けない出汁が濃い。このこはもう少し塩加減が欲しかった。むちゃが注文したのが「造りの盛り合わせ(よこわ、たい、あおりいか、きずし、かいばしら、さえずり)」、「エビ芋のカニあんかけ」、「牡蛎の土手鍋」で、最後はさっぱり「梅雑炊」だ。
むちゃの注文したお酒は「滝上秀三・純米大吟醸」、昨日入荷したという好物「醴泉・純米大吟醸原酒・斗瓶取り」「松の司・黒ラベル・純米大吟醸」 だが、ちょこと味見をしたのは「十四代・本丸」「醸し人九平次・白ラベル・別撰大吟醸・山田錦・斗瓶取り」、・・忘れた。
2001年3月23日

席を取ったのは「ままごとや」に顔を出す。ここでも女将の「郁ちゃん」がお留守。

  • お通しが「筍とイカの木の芽和え」「鯛の子の焚いたん」
  • 「関アジの造り」
  • 「生鳥貝の造り」
  • 「鯛のアラ煮、蓮根、菜の花」
  • 「鯛雑炊」
で、日本酒は「日高見」「綿屋」「東一」を味見して、「東一」をリーデルのグラスで頂く。詳しいスペックは忘れたが「山田錦」の中吟クラス。鳥貝を今年始めて、「生」で食べる。私、生が大好きです。茹でちゃうと甘味がなくなってしまうんですが、中たるのはいやですからね。この時期だけの「生」!むちゃはアラを醤油で焚くのを余り期待してないんですが、美味しかった。酒を呑みながらだと、煮汁が染み込んで辛くなるのが嫌いなんだけど、そうなんだ。煮汁を盛りつけなければいいのだ。火の通りだけを気を付ければ、鯛そのものが、味を発揮してくれる。最後の雑炊も美味しい。最終の客になってしまいましたわ。
2001年2月17日

まだ時間的に早いので、お腹は限界でも「板前料理・ままごとや」に電話を入れる。サライに載ったことだし、久しぶりの訪問。突き出しが「ゴマ豆腐の海胆添えを柚子釜蒸し」で八丁味噌と木の芽が盛りつけられている。「綿屋」と「乾坤一」とを呑み比べて「乾坤一・特別純米原酒・ささ錦55%」を注文する。それだけじゃなんなので、比較的負担にならないようなものを探し「貝柱の燻製と湯葉の葛餡煮」を頼む。貝柱の味わいが濃厚であった。さすがに一品で勝負する店だから、一つ一つの皿が旨い。dancyuよりはサライの影響が大きくて、むちゃが行くまでも一杯だったそうだ。繁盛のご様子でも、顔を知っているのは、郁ちゃん、板長だけとは、久しぶりとはいえ、様変わりを感じますわ。端っこの「カラスミ」を頂く。


2000年7月15日

2軒目は「ままごとや」へ挨拶にちょっと行こうと決めた。宗右衛門町を一路西に向かえばいいだけ。付き出しが「ジュンサイとオクラすり流しの酢の物」「自家製ゴマ豆腐」でお酒はちょっと珍しいものというので「王禄・11BY・山田錦35%・出品酒・おり酒・袋吊り・無濾過・仕込み#21・限定10本」を頼む。にごりは好きでない。ガスを感じて冷えている内はまだしも、だんだんと後味に苦みともろみの舌触りの悪さとを感じる。でももう新しく注文しては呑みきれないので、チビチビ呑む。「鮎」を焼いて貰う。身をほぐすのを中途半端にしたため骨抜きに失敗する。悔しく恥ずかしく、指が熱い。鮎は内臓が旨いネェ。チェイサーを飲みながら、にごりを誤魔化している内に、酔いもだんだん和らぐ。最後は「稲庭うどん」で締める。新しく調理スタッフに学校を出たばかりの「チカちゃん」が入っていた。若い若い。


2000年2月17日

夕御飯は「ままごとや」に電話を入れた。

  • お通しは、湯がき分葱に削り節、穴子とめかぶの清汁
  • 注文したのは、
    ヒラメの薄造り
    甘鯛の若竹煮
    メバルの煮つけ
    牡蛎の土手鍋
という内容ですわ。若竹は木の芽の風味なのであるが、なんでレモンを入れるのかなぁ?ちょっとご機嫌な斜め。お酒は、「松の司・あらばしり」「喜楽長・あらばしり・純米吟醸」と季節モノを呑む。ちゃんとしたお酒が欲しくなって「蘭奢待・火入れ」を呑んで、落ち着く。最後は「根知男山・純米吟醸」とした。来月2日が、開店12周年ですって。

1999年12月18日

2軒目は西心斎橋のままごとやに向かう。なぜか客が少ない。適当に出してくれたのが

  • 突き出しが・セコガニの酢の物と鯛真蒸の椀盛り(あっさりとすっきり)
  • 牡蛎の土手鍋(ちょっと甘くくどい)
  • サワラの西京焼き(程良い加減)
  • タラの白子の醤油焼き(ほっこりねっとりと旨い)
  • クジラの赤身のハリハリ風炊き合わせ(水菜とクジラは出会いのものです)
  • 梅雑炊(ほほほほ、うれしくなる)
で、好みを憶えてくれてるのかな?嬉しくなってくるねぇ。食べる気はなかったんだが・・・ついつい。不幸にして女将がいないので、客が少ないこともあって、板長とゆっくり喋る。普段はシャイな板長であるが、女将がいないと責任感からかよく話してくれる。お酒は 「浦霞・限定大吟醸」「ヤマサン正宗・大吟醸袋しぼり斗瓶囲い生山田錦35%」 とした。日頃は呑まないところを注文した。新年は5日から。でもなんで客が少ないんだろうね。忘年会シーズンというのに、流れても来ないとは?宗右衛門町辺りのオコチャマ向けの店は、盛況で、宴会が終った客が道路まであふれているというのに・・・・。


1999年10月30日(土)

夕食はままごとやにした。料理は一品づつ注文して

  • 突出が、ハモの唐揚げと胡瓜の酢の物とナメコ、マイタケの白味噌仕立ての味噌汁
  • 平目の薄造り(当然エンガワも)
  • 甘鯛の芋蕎麦蒸し(エビ芋をかつら剥きにしてきしめん状に切ったモノの蒸物)
  • ガシラの煮付け
  • 白子の茶碗蒸し
  • 梅雑炊
といったところで、お酒は「天界・白ラベル・山田錦35%・斗瓶取り・限定120本」「美丈夫・舞・うすにごり(発泡酒)」「東一・斗瓶取り大吟醸・95年蔵出し」で試飲させてもらったのは「天界・大吟醸・山田錦40%」「醴泉・出品用ブレンド」「天保正一・大吟醸・金沢酵母」「往馬(グレード忘れた)」「醸し人九平次・山廃純米生・愛山」といったところ。「美丈夫」は封切りだったので、ポンと吹き出す元気者の様子を楽しめて感激。ワイングラスにたっぷり容れてくれたので、すっかり酔ってしまった。女将には「lat.43」と「ライラック」の2店を詳しく教えてもらう。前々から聞いてはいるけど、改めて聞いていると行ってみても面白そうと思える店。


1999年9月4日(土)

2軒目は、西心斎橋の「ままごとや」へ向かう。今日は空いていた。

  • お通しは、ズイキの丸の海苔風味あんかけとイクラおろし
  • サンマの塩焼き
  • 松茸とハモの土瓶蒸し
とした。(はっきり言って食い過ぎている。)板長から松茸の話を仕入れる。で、酒は「美丈夫・郡田鶴」「天保正一・金沢酵母・山田錦35%・斗瓶取り・9BY」とした。(はっきり言って飲み過ぎている。)板長の兄貴分に当たる料理人さんがミナミで店を出したと云うことで、女将さんはお休み。戻ってきた姿はいつもの着物姿でなくセクシー。(誉めておく)お店を教えてと、お願い一つ。東心斎橋の割烹「梅市」にいた料理人さんが、新地と堺に店を持っていて、堺のお店が評判だそうで、場所を教えてと、お願い二つ。も一つ秘密のお願い。さすがにこれで帰る。


1999年8月13日(金)

夕食は「ままごとや」へ向かった。

  • お通しは、魚そうめん、衣被
  • 冬瓜のカニ入りあんかけ
  • ヨコワの造り
  • (オンタ)アワビの塩焼き
  • だだ茶豆
  • アナゴ丼
  • フルーツは西瓜と白桃
最後のご飯をどうしようかと、思案していると、アナゴのいいのがあるというので、丼にしてと頼む。焼きアナゴに錦糸卵と海苔と山椒。月曜日に頂いた煮アナゴの丼を超える旨さ。お酒は「醴泉・真咲吟醸」「天界・大吟醸・山田錦40%」「一代・金賞受賞酒」を頂く。


1999年4月3日(土)

あまりに寒いので暖を取るべく、西心斎橋の「ままごとや」で食事。「赤貝の刺身」の肝の旨いことこの上なし。「鯛の桜蒸し」の桜の香りの芳しいこと。「さわらの木の芽焼き」も旨い。やっぱり酒無しではいられない。「喜楽長・中汲み」「根知男山・吟醸」と軽く1っぱいづつ。最後まで桜を実感できるよき日であった。


1999年2月20日(土)

西心斎橋の「ままごとや」で食事。お品書きから注文したのは

  • のどぐろの煮付け
  • 刺身の盛り合わせ
  • サエズリの刺身
  • ほっけの塩焼き
  • 甘鯛の若竹蒸し
  • 白魚のてんぷら
  • 貝柱の焼き物
とっても美味しいところをごっそり頂いた感じ。「醴泉・酒無垢」「天界40%斗瓶」「義侠20号火入れ」など呑む。「ままごとや」さんが喜多酒造(喜楽長)を訪れた時のサンプルを利かしてもらう。「10BY・山田錦40%・熊本酵母」「10BY・55%・福岡酵母」「9BY・山田錦40%金沢酵母」の3種。


1999年1月22日(金)

2軒目は、西心斎橋「ままごとや」さんに新年の挨拶。今年初めて店に入れた。「梵・超吟」をリーデルのブルゴーニュグラスで頂く。「甘鯛のかぶら蒸し」旨し。東心斎橋「梅一」を紹介される。

map

                      御  ホリディ
   ││    ││          │堂 │ イン南海
   ││    ││          │筋 │
───┘└────┘└──────────┘  └──
  宗衛門町筋
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      ││ ☆ままごとや││  スポ│道 │◎グルカス
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〜〜〜〜〜〜││〜〜〜〜〜〜〜││〜〜〜〜│堀 │〜〜〜〜 道頓堀
〜〜〜〜〜〜││〜〜〜〜〜〜〜││〜〜〜〜│橋 │〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜││〜〜〜〜〜〜〜││〜〜〜〜│  │〜〜〜〜 道頓堀
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