祇園ミクニ

adrress京都府京都市東山区新橋通大和大路東入ル北側元吉48-1
call075-561-3928
lunchi11:30〜13:30(L.O)
open17:30〜21:00(L.O)
off無休(12月30日〜1月2日のみ休み)
capacity
memo/impression 平成27(西暦2015)年12月5日
顔見世の幕間に頼んでいたお弁当は「祇園ミクニ」の洋食弁当。
  • 佐久穂町信州サーモンのマリネ、ピクルス
  • 鹿児島阿久根天然足赤エビのフライ、境港ズワイガニのクリームコロッケ、タルタルソース
  • 黒毛和牛100%ハンバーグステーキ、デミグラスソース、マッシュポテト
  • 福井県産コシヒカリ、ゆかり、田鶴さんのからし漬け
  • お菓子も付いてて、抹茶のマカロン、イチゴのトリュフ、ネージュ。
店で食べるレベルと同じ食材で、納得できる美味しさ。ただコロッケは冷めると美味しくない。


平成27(西暦2015)年3月10日
花形歌舞伎の夜の部が、6時半に終わるなんて思ってもいなかった。お腹が減っておりませんが、洋食屋「祇園MIKUNI」(3.11/2)へ電話を入れて向かいます。

  • アミューズに、洋風茶碗蒸し・伝助アナゴ・熟成百合根
  • 信州佐久穂町オーガニック牛蒡のポタージュ
  • 境港のホウボウと春菜(タラノメ、せり、プチヴェール)の唐揚げ
  • 宮崎産黒毛和牛三歳牝のフィレ・シャトーブリオンのカツカレー

アラカルトで注文を済ませ、白ワインを選んでもらいます。ブルゴーニュのシャルドネ・モレ・サン・ドニ・LARRETS キュヴェ・ミクニ 2011 フレデリック・マニャンが出てまいりました。二杯。
甘い花のような香に酸が混じったシャルドネ。三国シェフが自信をもって選んだと裏ラベルに書かれておりますわ。

いつものアミューズに、洋風茶碗蒸し。伝助アナゴと熟成百合根が乗っております。なんでも一年間熟成させた百合根ということで、とても甘い食材。茶碗蒸しの中にも百合根のピュレが入っているそうです。
注文したのは、信州佐久穂町オーガニック牛蒡のポタージュ。粗く砕いたザラザラ感のあるポタージュ。なんだか暖まります。

前菜に乗っていたけど、魚料理の境港のホウボウと春菜(タラノメ、せり、プチヴェール)の唐揚げ。脂の乗っているホウボウのようで、メニューにはトロホウボウと書かれております。なんでもトロを名乗っちゃいけないなと思う。見ていると頭から油に浸してゆっくりあげてくれてます。姿そのままに揚がったホウボウは、頭からバリバリ全部食べられました。骨の多いカレイにような感じですが、美味しい。オリーブオイルと塩が出ております。
メインではないけど、ご飯ものを選ぶのが洋食屋の〆。宮崎産黒毛和牛三歳牝のシャトーブリオンのカツカレー。カレーとしては贅沢な値段だけど、めったに来ないし、いいかと財布も緩む。とにかく贅沢なカツ。

カウンターで食べていて気付くのは、今日のお客は皆、洋食屋としてアラカルト注文のようでした。
ちょっと、営業が変わって、ランチを始めたそうで、その代り夜は9時がラストオーダーになったようです。昼はコースのみ。


平成26(西暦2014)年12月4日
雨が上がってるし、お腹もすいてきたし、遅い目の夕食に久しぶりの洋食屋「祇園MIKUNI」(3.11/2)へ電話を入れて向かいます。

ミナコちゃんもソムリエのチーフ(何人いるのか知らないけど)で頑張っているようです。
カウンターの真ん中にお邪魔すれば、端っこの女性グループも顔見世帰りの様子です。
洋食アラカルトで、軽く済ませようと思ったけど・・・・

  • アミューズに、田鶴さんの菊菜のピュレを盛ったボタンエビの洋風茶碗蒸し
  • 境港ヒラスズキの蒸し焼き・冬野菜添え
  • 阿久根産ボタンエビのコロッケと、香住産ズワイガニのクリームコロッケ
  • 阿久根産ボタンエビのピラフ

アラカルトで注文を済ませ、白ワインを選んでもらいます。イスラエルのヤルデン・シャルドネ 2012が出てまいりました。初めてのゴラン高原ワインです。グラスの立香は控えめですけど、バリックのリッチな香り。でも軽い味わいです。二杯。

アミューズに、田鶴さんの菊菜のピュレを盛ったボタンエビの洋風茶碗蒸し。
珍しい魚、境港ヒラスズキが蒸し焼きで、オンメニューしているので、予定外だけど、お腹を膨らまして余裕を作って、注文。ポーション的には70gとか言うてたけど、まぁフレンチとしてはこんなもんでしょうという。ジャガイモとガーリックのポトフ風に煮込まれは冬野菜は紫大根・日野菜蕪・青大根・赤カブ・人参。赤カブといい、日野菜蕪といい、なんだか漬物の材料のポトフという印象をうけます。でも、日野菜を煮込んで食べるのは初めてです。

あらかじめ、芝居が終わってからの食う風を想定していた調べていて気になったのは洋食の定番「コロッケ」。ミクニのコロッケが気になって注文したのが「阿久根産ボタンエビのコロッケ」と「香住産ズワイガニのクリームコロッケ」です。丸い方が蟹で、俵の方が海老。どちらも優しい味。長野の無農薬水菜
もう一品、ミクニのピラフってと「阿久根産ボタンエビのピラフ」です。中華料理屋ばりのフライパンで振り回して、パッラパラ。ちょっと塩が強いような気がしますが、旨い。

かっての馴染みのミナコちゃんには、はっきり言っておきますが、高い。コロッケ1個900円ですからねぇ・・お隣さんの頼んだ土鍋で炊いたご飯にトロロを掛けて1650円だったかな。市井の定食屋なら、それに天ぷら・小鉢・味噌汁ぐらいついてもいいくらいの値段です。
この季節、顔見世の幕間にも利用できる洋風弁当も用意しているそうで、先日も130個運んだそうだ。12月14日の討ち入りの日に、ミクニシェフ来京のディナーのようです。


平成26(西暦2014)年3月13日
歌舞伎が終わって、外に出れば雨も上がって、遅い目の虫養いを取るかどうか悩んだ挙句に、電話を入れたのは洋食屋「祇園MIKUNI」であります。受付の電話に出たのは、デザートバー「クレープ」に居たミナコちゃんですが、気が付いてない様子。しめしめ。

驚かれて嬉しがる爺さんになってしまったけど、カウンターで、アラカルト。

  • 富山ホタルイカと菜の花、洋風茶碗蒸し
  • 秋田サクラマス瞬間燻製、山菜の塩マリネとフリット
  • オムライス ア・ラ・キヨミ

先ずアペリティフ代わりにグラスで「ルイ・ロデレール ブリュット・プルミエ」を呑んで、注文。

アミューズとして出てきたのが冷製の洋風茶碗蒸し。立派なサイズのホタルイカが用意されてます。確かポン酢が流しかけられていたように聞いたんだけど、味は主張してない。洋風と言わなければ言わないで済む味わい。グラスが空いちゃいます。

サクラマスに合わせてグラスの白ワイン「シャブリ・サンクレール 2012 ジャン・マルク・ブロカール」。二種類あったようですが、開栓してこなれているのをチョイス。

本日のコース料理(¥13000余)のコースの料理がアラカルトでも頼めるので、注文したのが秋田サクラマス瞬間燻製。瞬間と書かれているけど、表面をしっかり炙ってあります。マスには木の芽・ゴマ。炭火の火床が見えます。レアな焼き具合です。マスにイクラ。山菜は二種類の料理法で塩マリネとフリット。茹でてマリネしたのがこごみ・ウルイ・たらの芽。フリットがたらの芽・こごみ。全体に茹で汁を葛でトロミをつけたソース。美味しい前菜。
洋食屋ですから、定番「オムライス」ですが、アラキヨミの意味を聞き忘れました。シンプルなケチャップ・チキンにナイフで割るタイプのトロトロのオム。これはスタッフがナイフで割ってくれるマス。そらにソースポットから、デミグラスをドロドロっと流しかけて完成。玉子がとても美味しい仕上がり。

街場の洋食屋としては、やはり祇園価格と思えなくもないですが、ラグジュアリーな店内などを顧慮すれば、ありですな。そのせいか、まだ認知されていないのか、客層の年齢層は高め。その割に、コース料理では、魚・肉・ご飯まで揃って高齢者には厳しいかも。和風テイストの料理もあるし、日本酒もあれば、焼酎もある。

月一回はミクニシェフが来京して、フライパンを振るっているらしく、上手く当たればラッキーなカウンターになるでしょう。で、いつ莱供するかは、今のところ電話で尋ねるしかありません。webには店の情報する出てませんが、最近ようやく写真を撮っている(撮り始める)ようです。

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