和洋遊膳・中村

adrress西心斎橋2−3−22
call06(6212)9217
open/day
open/night17:00-1:00
off
capacity
memo/impression 平成20年7月8日
どこかに食いに行こうと、一番近そうな「和洋遊膳・中村」に電話をいれてみた。5年ぶりカナ。記憶の中で場所が曖昧だったが、いつも警察の車のある大韓民国領事館の裏というのも思いだし、無事路地裏にたどり着いた。カウンターはもう3人だけだった。

お酒は、「松の司・渡舟」があるので、無難に選択。2合の錫のチロリで出てきた。氷の入った箱。
アラカルトで注文した他・・
  • 突き出しが、はも皮のニコゴリ、芽キャベツ・もろみ味噌、さば寿司
  • 鳥羽産岩かき、ポン酢しょうゆ
  • 琵琶湖産うなぎの白焼き、茗荷、丸十、山葵、すだち
  • あまてかれいのお造り、キンキの肝、骨せんべい、山葵
  • デザートには、プリン・さくらんぼ・ブルーベリー、メロン
しっかり突き出し。室温のサバ寿司の脂加減、にじみ出るようなサバの香りが美味しいですな。黒い昆布で巻かれてます。煮凝りは醤油の香り。むちゃ的には馴染みの少ない味。
最近の岩牡蠣には、産地を示すリベット(?)が打たれているようです。鳥羽の「アタカ」という文字。
見つけると頼んじゃう、琵琶湖のうなぎ。ここにはあるだろうと思って間違いない。焼き物は大将自ら焼いてくれてます。山葵を載せて、軽く醤油をつけて頂くと、やっぱり旨いものです。小皿に焼き海苔もでてきますから、パリパリ。
カウンターの目の前に韓国産だが「マツタケ」があったし、メニューには早くも「土瓶蒸し」の文字。暑いけど食べてみようかと思ったけど、もう鱧が売り切れちゃったそうで、松茸の香りだけ嗅がしてもらった。実はもう、このくらいの量で、腹具合は十分な夜だったんだけど、お酒が残っているので、カレイを追加。当然肝もあるだろうと思ったわけだが、遅い時間では売りきっているようで、キンキの肝をつけてくれた。肝も微妙に違うもんだ。
アラカルトでもデザートがあるというので、ちょっとビックリ。そうだったけぇ?

ここも間違いない食材をつかってくれるし、面白い食材もあって、安心のお店。メニューに価格は書いてないけど、リーズナブルなお値段で、そういう意味で「お得」。
でも、カウンターでは、板前の若い子の目線が気になる人は、ちょっと引くね。


2003年7月26日
文楽劇場の前から電話するが、近くの「島之内」は満席、「日本橋」も満席!景気が良くなったものです。時間の制約があるものの「和洋遊膳・中村」に席を取る。数年ぶりだ。デジカメ入りで日記を書くのが始めてだが、路地が狭すぎて、見上げた看板だけにする。
中村君の間近の端っこに陣取る。順に注文したのは
  • 突き出し4種
  • 刺身を盛り合わせ
  • 毛ガニとアボガトのサラダ・カペリーニ風
  • あこうの酒蒸し
  • フカヒレあんかけのレンコンまんじゅう
  • 甘鯛とウニのグラタン
  • 鰻の白焼き
  • イチジクの田楽
  • デザート
だ。まず「喜楽長・超辛口・純米吟醸」から始めた。
先付けには「たこのぬた」「一寸豆」「ミニあげ春巻き」「たこのかまぼこ?」
中村君のお薦めの魚が「新サンマ」「金太郎いわし」「ハモ」だったんで、それ全部を入れて盛り合わせでたのむという安直さ。新サンマは皮をあぶって、鰯はそのまま、ハモは皮だけを炙った生はもだった。その他、ウニのイカ巻き、スズキのあらい・黄身蓼酢、中トロ、という盛り合わせ。
毛ガニは夏がシーズン、アボガドは・・・しらんけど、こういうのは好みじゃないわ。トマトにバジルのソースで洋風のメニューからの一品である。たまにはいいか。
今年の家庭状況から、「あこう」はあきらめていたが、メニューにあるので、欠かさず注文。頭の部分を特に注文する。豆腐・三つ葉に早くも「松茸」だ。「走り」を食べると寿命が延びる。うれしいうれしい。
2本目は「王禄・純米」とした。昔よりちょっと日本酒の選択肢が増えている。
美味しいレンコンですが、ふかひれ餡の加減が少しばかり濃い。
少し贅沢なグラタン。クリームソースで絡めたようなとろとろ感だ。たまにはいいか。って旨いですわ。
気になっていた食材は「天然鰻」と「のどグロ」だ。どちらが貴重かと考えると「天然鰻」を選んでしまいますわ。琵琶湖の鰻を滋賀で食えずに、難波で食う、というおかしな話。身が厚い鰻の旨い事。琵琶湖は淡水湖だから、一般に出回っている汽水域の鰻とは、別物と思っている。脂っぽいけど、養殖のそれとは異なるし、身もしっかりとプルンとしている。山葵、海苔が付いてくるけど、山葵が宜しいようで。これで「土用」は鰻を食べずに済まそう。
甘い、甘すぎるイチジク。
デザートは、ライチにフルーツのゼリー寄せ。
この店こんなに客の年齢が高かったかな、と思わせるほど、おっちゃんが多い。でも、男性だけというのもいないのだから、そういう店ですわ。さすがこれだけ注文すると、相応の金額になってしまう。喜川系らしくメニューが多いと、ついついあれこれ頼んでしまう。罠にはまったような気分である。
1999年7月30日(金)

ナンバに戻ってきたのは20時をを回ってしまう。ダメ元で「和洋遊膳・中村」へ足を向ける。露地に入ると丁度、ご出勤前の同伴4人ほど出てくるのを見つけて、飛び込む。一品料理で順に

  • 付き出し(4品)
  • 活鮮盛り合わせ(とろ、たい、鳥貝、いか)
  • 岩カキ
  • 韓国産松茸の土瓶蒸し(はも、かしわ)
  • 鳥飼なすの冷製炊き合わせ(えび、おくら)
  • 琵琶湖産大鰻の白焼き
  • 鯛飯がベースの炊き込みご飯(ゴボウ、松茸風味)
  • 頼んでないけど・・マスカット、グレープフルーツのゼリー
を頼む。身の厚くなってきたカキは本当に旨い。韓国産の松茸は、「今が手がだしやすくてお得」なような話に乗って、注文する。出汁には香りが乏しいが、松茸は松茸だった。炊き合わせのお出汁が冷えてても美味しいと感じるほど明瞭な味。干しエビ、茗荷の出汁の風味がすごい。鰻は1.8キロの大物だったらしい。週に1回ぐらい入荷するようでなかなかラッキー。本当は茶漬けにでもして締めたかったが、白焼きにしてるので、茶漬けには合わないということで諦めた。相変わらず結構な素材を、しっかり味付けて美味しゅうございます。「春鹿・吟醸」「久保田・紅寿」「天狗舞・純米」と呑む。酒は不本意であるが、料理は好きだ


1999年2月6日(土)

夕食に予約を入れていた店は、西心斎橋の「和洋遊膳・中村」だった。1階はカウンターだけで14席。料理長の中村正明他4名の若い料理人。一品で美味しいモノを食べる。「ノドグロの塩焼き」「甘鯛かぶら蒸し」「白子の茶碗蒸し」など、舌を巻くが、とりわけ「牡蛎雑炊」は絶品だった。雑炊に合わせてメニューにない「若竹の椀」を注文するが、この味も素晴らしい。酒は「緑川・エクセル大吟醸」「春鹿・純米大吟」を呑むが、元々メニューには辛口の酒10種しかなく、酒は不満足ではあるが、補ってあまりある料理のうまさ。中村料理長は、志摩観光ホテルや喜川を経て独立し、メニューは和食が中心。洋風メニューも揃うが、やっぱり和食の方がいいような気がする。隣を見ていて思った。食べ過ぎると高いが、納得できる。夜2時までやっているので、まずい店に行ったときの2軒目に・・・

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                     御堂筋
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                         三津寺筋
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   ││    ││   和洋遊膳   │  │
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   ││    ││          │  │ホリディ
   ││    ││          │  │ イン南海
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  宗衛門町筋
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      ││ ☆ままごとや││  スポ│道 │◎グルカス
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〜〜〜〜〜〜││〜〜〜〜〜〜〜││〜〜〜〜│堀 │〜〜〜〜 道頓堀
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1999年2月7日・晩
夕食に予約を入れていた店は、何を隠そう西心斎橋の「和洋遊膳・中村」だった。1階はカウンターだけで14席。料理長の中村正明他4名の若い料理人。一品で美味しいモノを食べる。「ノドグロの塩焼き」「甘鯛かぶら蒸し」「白子の茶碗蒸し」など、舌を巻くが、とりわけ「牡蛎雑炊」は絶品だった。雑炊に合わせてメニューにない「若竹の椀」を注文するが、この味も素晴らしい。酒は「緑川・エクセル大吟醸」「春鹿・純米大吟」を呑むが、元々メニューには辛口の酒10種しかなく、酒は不満足ではあるが、補ってあまりある料理のうまさ。中村料理長は、志摩観光ホテルや喜川を経て独立し、メニューは和食が中心。洋風メニューも揃うが、やっぱり和食の方がいいような気がする。隣を見ていて思った。食べ過ぎると高いが、納得できる。夜2時までやっているので、まずい店に行ったときの2軒目に・・・
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