ボンヴィラージュ・オゼ

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memo/impression 2006年6月1日
ランチには「ブランジェリー・オゼ・キシワダ」に行くことにした。
  • 前菜(炙ったマナガツオ、ゴマサバ、茶美豚とじゃがいものテリーヌ、酢付け野菜)
  • スープが新じゃがを使ったヴィシソワーズ
  • カリカリベーコンと水茄子のパスタ
  • 鱧とブダイを使ったポアレ、煮崩した茄子のフォンダン、オクラ・ズッキーニのフライ
  • 根室産エゾシカのロティ、ひげ付きのヤングコーン、フランス産のタマネギ、春キャベツのマリネ、アジアンソース、トマトの蜜煮?
  • ココナッツのシャーベット、キウィ、パイナップルソース、パッションフルーツ
1杯目は超お勧めとおぼしきシャンパーニュ「グリーンポイント・ブリュット」から始める。ここは1皿目までの時間がかかるようなのでちょうど良いかな。抜栓直後で苦味もしっかり。
前菜は4種。せっかく4種類も出すのだから、いろいろテイストを変えればいいと思うけど、結局みんなサラダ風。テリーヌの上にもドレッシング替わりに載っているのである。
ヴィシソワーズはミルキーな風味。クルトンが香ばしくて、悪く言えばシリアルに牛乳をかけたような印象。ジャガイモの味が乏しい。
2本目には赤で「ビンバジンリッジ2003」。
少ないポーションのパスタ。ペペロンチーニ風のオイルのパスタだが、水茄子というのはこういう風にしてもあまり美味しくないな。いろいろな使い方を試して欲しいものです。
魚料理には鱧を使っているというので期待。出てきたのには「ぶだい」まで付いてきた。添えられたフォンダンも酸味のあるもので、夏らしくさわやかなんだけど、これもかという印象。ブダイは身も厚く美味。なんと鱧はシェフが骨切りしているそうだ。舌に骨がさわることもない。前菜の魚も含めて、魚介も面白いのを使っている。食材重視のむちゃには嬉しい。
肉料理は、茶美豚を避けて、エゾシカにした。ブロックごとロティしたエゾシカは切り分けると、タタキのようなレア。ど真ん中はちょっと生気味で獣臭さも感じられたけど、その残り方はむしろ好きな味だった。アジアン風味のソースというけど、印象は柑橘風味の和風おろしだった。それよりも甘いトマトで食べた方が旨かったよ。名前は忘れたけど紫色がかったタマネギがとっても美味しい。
冷たく冷やされたダブルのプレートで出てきたデザート。シャーベットに真っ黄色のパイナップルとパイナップルのソースが綺麗。パッションフルーツが種ごとトッピング。
全体的なあっさり系の仕事で、濃いお味の皿も欲しいところだけど、お昼だから時間のかかることは出来ないかな?また違う食材が出てくるかなと思うと、しばらくしてまた来ようと思う店です。

2006年2月10日
ランチで出かける限界の遠さにある「ボンビラージュ・オゼ」の岸和田店へ行く。
魚と肉が入っているランチのコースを選ぶ。
  • 寒ブリと平目の前菜
  • カリフラワーのスープ
  • 芥子トマトのパスタ
  • 舌平目と雲子の料理
  • 仔鴨のロティ
  • デザート・紅茶
した。
まず「オーストラリアの白」を頼んだ。名前は忘れた。辛口と書かれたのをあてにしたけど、ジュースのような軽さで、辛い感じは全くなかった。もう一つの白がドイツでは・・
ガラスの丸皿に野菜。揚げた芽キャベツ。平目マリネ、タタキブリ。その下は煮蕪。なんかブリが勿体ないなぁ。
カップのポタージュはカリフラワー。小さなカリフラワーのマリネがスプーンに乗っていて、それを食べてからと、注文が付く。意味が分からない。胡椒が効いてますな。
軽くパスタがでる。上に温泉玉子風のが乗っている。つぶして食べるように注文が付くけど、トロンと黄身が割れて欲しいのだが、しっかり熱が入っている。これでいいのかな?
地物の舌平目は丸めてポアレ。雲子はムニエル?。説明してくれたけど上の空。素麺のようなものはパスタの1種類だそうだ。菜の花、銀杏、百合根。下にはいろんなキノコのピューレ、百合根のムースを流し掛けてある。舌平目は舌平目だが、雲子というのはやっぱり旨いモノです。
途中で「イタリアの赤・ロッソサレント」を呑む。これもフルーティで軽いや。
肉のメインは、一押しは「茶美豚」だけど、今日はにする。バルデ産らしい。黒こしょうで焼いただけのシンプルなものに見える。ソースというソースはなく、ブルーベリーが添えられただけのシンプルなものにしか見えないのだが・・・。イチゴまで添えられている。むちゃ的には「新しい味」。思ったより食べれる。「インカの目覚め」のコンフィとか「ラデォキオ」とか・・・全部は覚えられない。
ミルクチョコのアイス、ガトーショコラ、紅茶のブリュレ。ブリュレはとろとろなんだけど、こんなんでイイの?

ちょっと首をひねったのもあるけど、メインの2品が面白かったので、よかよか。夜のアラカルト「じっくり煮込んだカナダ産のいのししの香草パン粉焼」というのが、とっても気になるぅ。


2005年11月18日
気になっていたのは多治米にある「ボンヴィラージュ・オゼ岸和田店」というフレンチ。阪和高速の岸和田ICから岸和田港へ向かう道の側。外見は余りフレンチという雰囲気はない。流石に一番客。すぐにおばさんたちでいっぱいになる。久しぶりに、「汗して働いてるパパさんは日替わり定食程度なんやでぇ」と勝手に気の毒がる。
魚も肉を食べられるコースは、肉が選べる。この店の売りは「茶美豚」のようで、それにする。
  • カツオと冬野菜のサラダ、野菜のソース、ベーコン
  • 焼きネギの香りの玉葱のスープ
  • ツナとキャベツのパスタ、アンチョビの香り
  • 舌平目のポアレ、酢取りゴボウや白菜、モツァレラ、ハムなど
  • 茶美豚のロースト、椎茸、カリフラワー
  • シナモンのアイス、栗の入ったティラミス、檸檬と蜂蜜のフィナンシェ
もちろん昼酒おじさんでもあるから、ここは「ヌーボー」。ヌーボーもありがたがって呑めるのも数日だけ。この店では「デュヴッフ」。果樹味はあるが味はそれほど感じないな。でもやっぱりアルコールは有るので酔う。「ヌーボー」を売りたがっている様子を感じるので、結局グラスで2杯。昼からワインを飲んでいる客は、いないようだ。あははは。
ガラスの大皿で出てくるサラダ。カツオはカルパッチョ、野菜は水菜、大根。下に敷いてあるソースは「青汁」みたいなピューレ。カツオは旨いけど、水菜を生で食べるのは好きではない。
運ばれてくると、ネギの香ばしい香りが立ち上るカップのスープ。玉葱と言うけど、クリームが勝つ。
適当に選んだコースだが、パスタまで出る。まぁポーションは少ない。
舌平目はくるくる巻いてポアレしてある。その分ジューシー。でも野菜が美味しいかどうかは疑問。
茶美豚はロースかな。いい加減に火が通っているけど、茶美豚ならレア程度に火を通す方がいいと思った。脂の部分がとりわけ美味だ。メインが出るのがなぜだか遅かった。
デザート3種にカップで紅茶。
車でしか来られない中途半端な所にあるので、酒飲みのむちゃは夜は来ないだろう。もうちょっと仕事をした料理も食べてみたい気分だが・・・。

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