プティレストラン・ピエス モンテ

adrress大阪府岸和田市野田町2-1-24
call072-432-6002
open/day11:30〜14:30(LO14:00)
open/night18:00〜21:00(LO)/金・土 18:00〜翌2:00(LO翌1:00)
バータイム/21:00〜24:00(LO23:30)
off火曜日
capacity
memo/impression 平成20年3月26日
面白そうなTVもないので、ふと思いだして「ピエスモンテ」のバータイム(9:00-)にお邪魔することにした。確かアラカルトでフードも出してるような記憶。
既に食べ終わったグループ客が話し込んでいる中、カウンター。

ワインをグラスでお願いすると、ハクチョウの描かれたエチケットの「シーニュ・ド・サン・ジュリアン・2004」というのんを出してくれる。メドックのCH.ラグランジュのサードラベルらしい。深い果実の香りに、甘く苦い味。樽のニュアンスもあるようだ。
アラカルトの注文は、無理なようでイベリコ豚のパテ(リエット)でカナッペを作ってくれて、つまみに、呑む。呑んだ。スパイスの効いたパテは、よく合っていた。
静かな時間をゆったり過ごして気分良く帰る。


平成19年12月10日
一仕事終えた充実感で、近くのレストラン「ピエスモンテ」へランチへ出かけた。お早い先客がいるものだ。目の前に置かれた花梨の薫るカウンターだ。
  • クラッテッロ
  • ヒラメのカルパッチョ、ラ・フランス添え
  • フォアグラと鶏の白肝のテリーヌ、ケイパー
  • コンソメスープ
  • 明石産天然鯛のグリル、紫芋、甘藷、アンディーブ、芽キャベツ、ブロッコリー
  • 紅茶
ネゴシアンは忘れたけど「AOCのシャブリ」をグラスで呑む。
頼んでいないけど、出てきたクラテッロ。デザートを断ったからかな。
選べる前菜で食べたかったのは品切れで(たぶん明日が定休日で仕入れていないのだろう)、注文したのがヒラメ。洋ナシの上に乗っかって出てきた。甘い洋ナシにヒラメが負けているように感じますな。洋ナシの甘味が消えると、ヒラメは確かに旨い魚だけに、むちゃの口には残念。
出てきたテリーヌはフォアグラと白肝。やわらかな味で全然癖がない。美味しく出来てる。でも、臭みも味のひとつ。
澄んだコンソメ。飲むほどに味が深まる。
今日のお勧めの食材というお勧めに従って明石の天然鯛のグリル。感じるか感じないかの軽いフランボワーズのソースが使われているそうだ。芽キャベツやブロッコリーの下味がいい仕事。芋沢山で、おなかが膨れる。岩塩がガリガリと主張して残っているのが愛嬌。

夜9時以降はアラカルトでバーになるのだが、そういうお客も増えてきたそうである。ラストオーダー11時だそうだ、そんな時間に食っちゃ健康に良くないなぁ。
クリスマスディナーは8500円でするそうで、来年からは月曜日を定休日にするという話。月曜日は入りが悪いそうだ。


平成19年10月3日・水
南海岸和田駅の東側(山側)へまっすぐ行ったところに8月末にオープンした「プティレストラン・ピエス モンテ」というお店。フレンチというのは、実に久しぶり。
ホールの女性も顔を覚えてくれていたようで、すんなりカウンターへ。ちゃんとセッティングされているので、思わずたじろぐ。
メニューを隈無く読むのも面倒くさいので、魚も食べられて、肉も食べられるコースにした。食べる時はしっかり食べる性分。前菜と、肉料理を選ぶようになっている。プラス料金でデザートも注文できるが、パス。
  • 人参のムース
  • 豚ロースの薫製(スペックというのだったかなぁ)のサラダ仕立て
  • フォアグラとチキンの白肝のパテ
  • コンソメ
  • タスマニアサーモンのパヴェ、ソースヴァンブラン
  • 六白黒豚のスチーム、ナンタラカンタラにソースヴァンブラン
  • コーヒー
当然世のならひのワインは「」から。覚えられない。さっぱりすっきり、呑むほどにジュースのようだ。グラスはすべてリーデルのようだ。
アミューズがにんじんのムース。グラスで出てくる。人参とは思えない甘味。
選んだ前菜は、カタカナで言われたけど忘れちまったが豚の薫製。バルサミコ風味のドレッシングは、甘酸っぱくて・・・美味しいのかどうか疑問。
スペシャリティと言って出てきたのはパテ。お上品。悪く言えば深みがない。少しくらいは癖があった方が好み。
スープはコンソメ。素直で美味しい味。

魚料理はサーモン。日本でも鮭のシーズンというのにタスマニア産というのは不思議。後で聞けば、タスマニア産の安定した品質に叶う日本産が確実に入手できないという。なるほどと納得。でもソースは鮭に比べてインパクトが弱い。量もお上品だ。
次の料理に合わせて、赤のグラスワインは「サンジュアン」のナンタラ。またまた覚えられない。最初は薄っぺらくて渋っかたのだが、段々良くなる。冷やされているのが悪いのかな?
肉料理は、蒸し豚。難しいカタカナを言われたので覚えきれないけどトマトベースのピューレに、魚料理でも使ったソースヴァンブランが酸味を添えている。豚の脂分を和らげる酸味で、旨い。

料理が一段落して、うるさい客がいると思ったのかシェフが出てきてくれたので、小一時間ほど話し込んでしまった。
京都の都ホテルから、松山で独立して、岸和田へ流れてきて、この店の前は「マルミット」(岸和田駅下がりの洋食屋さん)の雇われシェフだったそうで、聞けば同じ歳。びっくり。しかも同じ町内だそうだ。
食べに行きたい「ごはんや」としてのむちゃの志向と、シェフの考え方と似たようなところがあるので、好感が持てる。でも、大切なのは食材なんだが、岸和田のお客さん相手ではなかなか苦労しそうである。ご実家が福井で漁師をされているそうで、それも楽しみなことだ。
岸和田では、良いパンがないというので、相づちを打っておいた。
お昼は結構賑わっている。キャパ15人分を一人でまかなっている。どこでも求人難。
9時以降のバータイムは、アラカルトも応じてくれそうである。
ワインリストも、岸和田とは思えないほど立派で、(若いけど)DRCもある。ヴィンテージのシャンパンもある。値付けも良心的。

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