ブラッセリー・ピサ

adrress東大阪市足代新町3−4
call06-6783-4591
open/day-
open/night17:00-23:00
off木曜日
capacity
memo/impression 2002年5月11日
近鉄に乗って創作料理屋「ブラッセリー・ピサ」へ行く。布施の駅から商店街に入って、すぐ近く。外見は、どこにでもありそうな洋食屋だ。小上がり2卓にカウンター8席ほど。ご夫婦の店。カウンターの後ろに黒板があって、アラカルト出来るが、面倒くさいので、お任せする。お酒はシャンペンで「beamont des crayeres」にする。ブドウブドウした味。お料理の方は
  • 鯛のカルパッチョ、トマト
  • 〆アジ
  • あぶった牛肉のサラダ、パルメザンのスライス、バルサミコ
  • ロブスターのキャベツ包み、アサリ入りアメリケーヌソース
  • アワビと茸のパイ包み焼き
  • 甘鯛・ジャガイモのサンドのソティ
  • ウニのリゾット
てな感じ。カウンターの前には、ショーケースがあって、新鮮な魚が・・・甘鯛・鯛・あわび・あなご・タコ・・・・素材の顔色を眺めてアラカルトで注文するのもオツでしょう。
むちゃはカルパッチョという食べ方がもう一つ好きじゃありませんが、しょうがありませんね。トマトの味も加わって鯛のうまみは消えて食感だけ。 豊後水道のアジだそうで、醤油とわさびででてくる。サラダっぽく盛りつけ。
うすくスライスした佐賀(?)牛を軽くあぶって、じれにサラダ。ここまでが前菜めいてますな。
キャベツは、ロールキャベツですな。ロブスターはアスパラなどと一緒にモッチァレラが包まれて、ボイル。エビ殻で取ったアメリケーヌですがちょっと香りが乏しい。一緒に出てくるフランスパンは、フランス修業の近くのパン屋さんのもので、なかなか。
ショーケースの中でうごめくアワビ。パイの中のアワビには肝も入ってるし、しめじ・まいたけ・えりんぎなどもたっぷり。素材の生きた味。バターの香りが馥郁と薫るパイがしっとりと旨い。で、そのパイに負けないぐらい旨いかというと、疑問。それぞれは美味しい。
ジャガイモを千切りにして、甘鯛の切り身の両側から挟み込む。そのままフライパンで焦げ目を付けてゆっくりと焼く。甘鯛はジャガイモで蒸し焼きになるという感じ。
腹具合は余裕があるので、ご飯代わりに、リゾットを追加。最後は「白ご飯にみそ汁」も可能だそうだ。でも、それでは、食事が完全に終わっちゃうので、リゾットだな。これはオーブンで焼き上げて、生ウニがトッピング。
居座って話していて、コーヒーとお茶請けにパイを焼いてもらいます。
ご主人の塚田さんは、料理が独学。それだけに素材を重視してシンプルな料理でサービスされているという。食べに言ったり、聞いたりして美味しい料理を提供するというのも、シンプルなやり方。それだけに、気に入った料理をアラカルトで注文する方がいい。美味しそうな、お酒の種類は少ないが、焼酎も日本酒も選択は出来る。
土曜日の割に、お客さんが少なく、いろいろ話しながら食べるカウンターは、気軽なシェフと気さくな女将の魅力もあって、楽しく居心地がいい。
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