adrress | 東山区祇園末吉町95 |
call | 075(531)2421 |
open/day | 12:00-14:00 5000円〜 |
open/night | 17:00-21:00 |
off | |
capacity | カウンター8席、個室2室 |
memo | |
impression |
2002年10月12日 四条通りから切り通しを上って、巽橋の前で西入る。路地を南に下がると看かかる「部長のお店」に伺う。ご主人と女将さんだけのシンプルなサービスだ。お任せの献立は
白味噌に僅かながら赤味噌を加えたコクのあるミソ。たぶん関東の人が甘いと非難する味なんでしょうが、白ミソの甘味は柔らかで大好き。小さめの止め椀サイズで出されたのは、少ないと思ったけど、あとで土瓶が出て、納得する量と塩梅。 お造りが透き通るような白身のカレイに、レアな茹で加減のタコ。目が覚めるような強烈な青の皿に盛られて出てくる。 プリッと横腹からはみ出した鮎の子が可愛い焼き物。技有りの仕事で、詳しく聞きます。とても真似できまへん。しかもご主人が他の料理のすすみ具合やらを考えながら、手間を掛けているのですから、ありがたく頭から食べちゃいます。子持ちの割りに小振りで、よく焼かれているので骨なんかぜんぜん気にならない。 土瓶で松茸を食べるのは今年始めて。北朝鮮産の松茸が、外務省役人のお土産になって品薄状態で高騰しているという笑い話をきく。ハモの脂が出尽くして、ハモはカスカスだが、その分出汁がいい。これにエビが入ると蛇足でしょうねぇ。 思いがけないのは、お寿司。 固めに焚かれたおこわはむちゃの好み。お代わりがないのと言うのが残念。「白ごはんも美味しおすえ」などと言われると、言いなり。蕎麦茶を砕いたのが、正体らしいが、むちゃの部屋にもほったらかしの蕎麦茶はある。このままお茶漬けにできるし、面白おす。香の物に添えられる「ちりめん山椒」はお持ち帰りができるそうだ。むちゃにはちょっと辛くて、白くてしっとりあっさりで山椒たっぷりピリピリタイプがお好みだ。もうちょっとすると女将手製の千枚漬けの季節だ。 2001年2月24日 祇園末吉町の「梨吉」へ向かった。献立は
ご主人と「川上」の関わりも、お約束通り伺います。案外独立されている方が少ないようで、大阪ではおられないような口振り。ここが公認のwebになるんでしょう。パソコン教室にかようそうですから、期待しましょう。 2000年12月9日 夕御飯をお願いしたのは、半年余りぶりの「祇園・梨吉」さんです。まだ少し香の薫りが残っておりました。お任せの内容は
お酒は、ちと不満ながら「上善如水」「菊水・辛口」となりました。味噌仕立てのお椀ですが、味噌が多いようだし、白味噌の香りもあるので、濃く感じるけど、体中が暖まって来る感じ。座ったカウンターの目の前にロースターがあるので、次は何かなと、楽しめる中焼かれたのはカレイ。子供の頃は、白身の焼き魚って好きじゃないけど、日本酒が美味しく感じる年頃になると、美味しく感じるようになるモンです。和食は日本酒で楽しみたいモノです。皿の上に骨だけ残っていると、「良くできました」って、桜のスタンプを押したくなる感じだ。「にしむら」さんの鯖寿司でも感じることだけど、千枚漬けというのは、魚との相性がいいのかも知れない。これも持って帰りたいぐらい。京都に食べに来て、楽しみはこれから後半の料理。温かい料理を冬の京野菜で楽しめなくては、わざわざ来た甲斐がないのです。まず炊き合わせの、ほっこりした芋が好き。たっぷり欲しいところです。子芋・里芋は未だに好きじゃありませんけど。蕪蒸しには出合の何かを合わせるものと、思ってましたが、蕪の香りが店に満ちるほど高くて、楽しめます。でも、最後に出して貰った、「鯛のアラ炊き」には思いがけず涙モノでした。魚の頭好きですから、お酒も忘れて、お皿は綺麗さっぱり。綺麗になって気が付くのは、ゴボウがない。蕪にしても、素材がいいと、それだけで十分ということなんでしょうかね。鯛の目はトロトロですが、ウロコも食べたような心境。 木が基調の店内は簡素・清潔で、カウンターの大きさも、心地よいのですが、こればかりは、ココに座ってみないとわかりませんな。何度の食事の進み方を覗かれるご主人の気配り、祇園ならではの女将のしゃべり、魅力たっぷりのお店です。メールリーチャブルというのも、楽しみな話でした。むちゃにしては、思ったより早く進んじゃいましたが2時間半ほど。 2000年4月15日 京阪で四条を降り祇園の「割烹・梨吉」を目指した。末吉町から路地を入った脇に暖簾が掛かっている。おまかせで頂いた献立は
ご主人の「平岡修一」氏は向かいの家庭料理の店「ちんみや」の長男で、「川上」、「祇園・鳥居元」で修行された方で、むちゃより6歳年上。女将が現在の「鳥居元」のご主人・田畑善規さんの妹さん。なかなか美人ですが、口が廻ることもあって、まくしたてられる。もちろんご主人も人当たりのいいかたで、和めることこの上なし。お酒が乏しいですが、祇園の粋筋ぶれる店で、夜に観光客が押し掛けないなら気に入っちゃそうです。魚は、「瓢亭」「菊の井」「千花」「川上」などに魚を卸す淡路岩屋のかつぎ「水口商店」で、素材も一流です。鳥居元にいたとき、調理師学校からのバイトの「松室治隆」君と知り合って、当時遊んでいたそうだ。祇園も世間は狭い。「川上」時代の話などを仕入れる。やはり「松井新七」氏が健在な中に「川上」に行くべきかな。菊池桃子の「追かつおツユ」CMの「おいおい」の妹(?)役(NHKの朝ドラ「私の青空」の主演・田畑智子)が鳥居本の親戚だそうだ。「追いカツオ」は鳥居元が認めた味になるのかな? |
map | 縄手筋 〜〜 〜〜 │ │ 〜〜 ─┘ └────┴────┴──┴──┴──────── 新橋 ─┐ ┌──────────────── ┌─ │ │ 辰巳 / /││〜〜 │ │ 大明神/ /〜││〜〜 │ │ / /〜〜││巽橋 │ │ / /〜〜 ││ │ │ / /〜〜 ││切 │ │ / /〜白 ││通 │ │ / /〜川 / └── │ │ 白川南通/ /〜〜 / ┌─ │ │ / /〜〜 / /│ │ │ │ / /〜〜 / / │ │ │ │ / /〜〜 / / │ │ / /〜〜 / / 花見小路 │ │ / /〜〜 / /\ │ │ / /〜〜 / / \ │ │ / /〜〜 / / ◆梨吉 │ │/ /〜〜 / / │ /〜〜 / /末吉町通り │ /〜〜 / / │ │ / /\ │ │ / / \ │ │ / / │ │ / / │ │ / / │ │/ / │ / │ / 大和 大路 |