adrress | 甲賀郡水口町名坂90 | |
call | tel・fax:0748-63-2808 | |
open/day | 昼:12:00〜14:30 | |
open/night | 夜:18:00〜21:00 | |
off | 定休日:水曜日・第4火曜日 | |
capacity | ||
memo/impression |
祇園へ移転 2003年12月20日 ようやくたどり着いたのは「山玄茶」。
お酒は、寒くても冷酒。地元「志賀盛」の「錦藍」にした。志賀盛が鑑評会で金賞を取ったときにのんで以来の「金藍」だ。他に有名なところでは「立山」「〆張鶴」「久保田・千寿」「出羽桜」など。 美味しいウニだ。内陸の地でまともなウニ。日本の流通は優秀やなぁ。もう菜の花が出てきた。お酒を飲んで体が温まり始める。 雪の降る寒い日だからこそ、生姜をきかした椀といううれしさ。暖まる。 お上品な量のお刺身。鯛は湯を掛けているんでしょう。加えて細かい包丁が入っております。カウンターで造る事はなく、作り置きしてました。今日はカウンター座敷ともいっぱいです。カウンターは主人と若いのが2人。奥の厨房に若いのが1人おります。目の前で切っている余裕はないようです。 今日は塩焼きにしましたというマナ。 朴葉を敷いた八寸。暖かいモノはすぐに食べるむちゃで「東寺揚げ」はすぐに食べた。だが、「焼き鴨」は食べるまで分からず、たれの色が濃く「利休麩」と勘違いしてしまった。冷めて食べる「焼き鳥」はあんまり美味しくない。 柑橘類を使った容器はいろいろ出てくるけど、容器であったり、せいぜい蒸し缶で暖める程度だと思うのですが、網の上で焼いちゃいます。出汁のはった柚子の中に雲子がプリプリ、ナメコがちょうど餡掛けのようにとろとろ。なんでも庭に柚子が出来るようで、ふんだんに、使われているようで、カウンターは柚の香りで一杯だ。 お酒を美富久酒造の「美富久・生」に変える。いかにもアル添ぽい辛い味。 飛騨コンロに銀の鍋。ワックスがいただけない。炭を使って欲しいなぁ。こんなところでクエがでるとは思いませんでした。今日も磯臭いクエ。さすがに1匹を捌ききれることはないようで4軒のお店でシェアしているそうです。クエはしっかり熱を通して、水菜はしゃぶしゃぶ。ポン酢醤油で食べる。 残った出汁は、そのまま雑炊に使う。ご主人が当たりを取りながら作ってくれはります。卵に三つ葉。振り柚子。 懐かしいミルクの味の濃いアイス。 ご主人は、招福楼本店出身で、46歳。甘い声である。本店で20年おられて副料理長から2001年独立。田舎の料理屋と言わはるけど、馴染みの少ない懐石を敷居を低くして頼んで貰おうと堅苦しくない店舗にしたということだ。 忘年会シーズンのようであるが、4人の家族ツレの他、男性はむちゃだけ。おばさんだけの忘年会のようだが、・・・土曜日の家族の夕御飯はどないしたん?それだけに全然アルコールが出ていないようだ。 西宮甲陽園の「子孫(こまご)」、滋賀では五個荘町の「さとう」などの名前を聞く。でも、滋賀で一番に出てきた名前は「行楽庵」だった。「子孫」の料理長は招福楼の東京支店の料理長を経験しているまだ30半ばだそうだ。へぇ凄いなぁ。最近雑誌で出てくる「柏屋」と似ていますな。カウンターはないそうだ。知ってる名前では貝塚の「花祥」がでてきた。 面白い話は、祇園の「さ々木」くんは水口に住んでいて、祇園まで通勤しているという話。で、家族連れでここへ来るらしい。 帰りは主人の薦めもあって、JR貴生川駅までタクシー。この店に行くだけなら、それが一番簡単のようだ。1500円ほど。タクシーの運ちゃんも遠くから来るお客さんが多いような話をしていた。 | |
map |