酒味の蔵

adrress大阪府大阪市中央区東心斎橋2-8-23 イケダ会館 2F
call06-6211-8011
open/night18:00-24:00(L.O.23:00)
off 日曜・祝日
capacity
memo/impression 平成25(西暦2013)年1月22日
さて、初めて(?)のお店に飛び込んでみましょう。「酒味の蔵」という居酒屋。遡ること2001年に「Men’s EX・3月号」に載っていたので、2月10日に始めて伺った居酒屋さんが高津から心斎橋に移って7年。ビルの向かいの路地にあるお店に行く時に、移転したことを見つけていたけど、随分とご無沙汰になります。行ったのは2回きりかな?
雑居ビルの2階。日本酒のラベルがベタベタ貼ってあって、それらしい店と人目で分かります。暖簾が無いのでどこが入り口が分かりにくい。玄関を開けると靴箱があるので脱いで、掘りごたつ式のカウンターへ。先客一組がクエ鍋のようです。

先付けに出てきたのは、切り干し大根とサツマイモのチップ。で、あまり見かけたことの無い、呑んだことの無い銘柄を聞きながら呑んでみましょう。

約65mlのグラスでチョコチョコと呑めます。一杯目は栃木の「東力士・純米・極・極一滴雫酒・新酒壱号・おり絡み・精米歩合60%」にしあした。さっぱり梨やマスカット系のスィーティな口当たり。サラッと呑めます。

メニューには刺身が「くじら赤身」と「いか」しか書いてないけど、聞けば「くえ」があるというので食べましょう。

二杯目は秋田で「一白水成」を醸す地元銘柄と言う「十五代彦衛門・純米酒・精米歩合60%」です。同系統のお酒ですが幾分酸味が増えます。やはりスィーティ。お酒を担当するマダム(旦那?が料理担当のようです)の好みのようで、山廃系のようなどっしりしたオヤジ系のお酒は置かなくなっているようです。吟醸系のお酒が多いようですが、高精白な酒は少なく、大体一杯400円しません。酒のメニューは20種類弱。
三杯目は東京は東村山の「屋守(おくのかみ)・仕込み4号純米中取り・無調整生・広島産八反錦精米歩合(麹50%&掛55%)」です。これも良く似たお酒。サラサラ・スルスル軽く呑めます。

肴に「めごち(がっちょ)のてんぷら」をお願いしました。ガッチョだけかと思ったけど、茄子、タマネギ、人参、蓮根、大葉です。ガッチョは松葉に下ろして中骨抜いてあるのが泉州流ではない。天ツユ、塩、おろし。

もう一杯、会津の花泉を醸す蔵の「ロ万(ろまん)・ZEROMAN・無濾過・生酒・会津産純米・うつくしま夢酵母F7-01」。なぜか福島のお酒が多いようです。これもサラッと軽い口当たり。

お酒は、いわゆる中吟クラスで揃えてあります。だからお手軽なプライス。店内にも貼られたラベルや置いてある空箱からウワモノも置いているようですが、今の時期は新酒・濁りというのがメインになってます。奈良満・鍋島・田酒・会津娘・泉川・山形正宗・豊盃・作・白岳仙・黒龍・而今・雁木・・・。
料理は珍味もありますが、新鮮な魚は限られておりまして、居酒屋ですね。
店内は結構雑然としてますが、名酒居酒屋臭がプンプンといった感じ。懐かしい。

座敷もあって、そこそこの団体もOK。酒の会もあるようです。

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