ビルの通路の奥。扉を開けて、コの字のカウンター。入り口脇のボードに「萬ちゃん」のカードがピンで留められている。 冷酒を頼むと「四季桜」が出てくる。ほとんど限界なので、これだけ。良い酒もあるはずだけど、冷蔵庫の中には、気になるのはないようだ。 突き出しに「とうふ」。 「雪菜」「ひろうす」「しゅうまい」「すじ」「きんちゃく」「かもねぎ」だったかな。 下ゆでした「おでん種」を最後に大鍋で煮てでてくる「おでん」。こまめに出汁を足して、あくを取るから、綺麗な出汁。 長芋を摺って「煎りゴマ」たっぷりをトッピングした白菜が「雪菜」。ここの「すじ」は「土手焼き」のような味。とろとろ。 この店、実はただ者ではない。なんせ、東京銀座に支店(本店じゃない)があるくらい。女将の節ちゃんもやるぅ。