ステラ・カデンテ

adrress滋賀県草津市北山田町259-12
call077-532-8207
open/lunchilunch:11:30〜14:00(L.O.) 15:00(close)
open/night予約営業
off日曜日,月2回不定休
capacity
memo/impression 平成24(西暦2012)年10月17日
晩ご飯には、イタリアンの「ステラ・カデンテ」へドライブ。暗くなって大雨は、爺さんになると運転が怖い。特に田舎の道は狭いし暗いし不親切。
  • 日野鹿のタリアータ、サラダ仕立て、卵黄のソース
  • 子持ち鮎のロースト、沖ノ島の川エビ、菊菜のソース、秘伝豆、ランドクレス、コーンスプラウト
  • 白エビとズッキーニのソース、卵黄だけを使ったタヤリン
  • フレッシュポルチーニを使ったいろいろ雑穀のリゾット、パルミジャーノレッジーノ
  • 短角牛のいちぼのソティ、生黒コショウ、タマネギ、小蕪、ミニ青梗菜
  • 栗のジェラート、モンテビアンコ、渋皮煮、紅茶、焼菓子

料理が出る前にフェンネル入りのグリッシーニ。
レア感たっぷりの柔らか鹿。卵黄のソースは、凍結させるんだそうだ。鹿に合っているかは疑問だ。今日はメモをくれないので記憶にあるだけ書くと、黄ズッキーニ、緑ズッキーニ、ブロッコリー、紫ブロッコリー、緑大根、紅芯大根、紅しぐれ大根、インゲン、モロッコ豆、ラディッシュ、赤タマネギ、赤オクラ、鈴カボチャ、、黒人参、黄人参、コリンキー、トマト、葉っぱは?
子持ちの鮎一匹。さびしい。菊菜のピュレ。イタリアンは蓼を使わないのかなぁ?山梨(?)の枝豆で「秘伝豆」というのものらしい。赤が綺麗な川エビ。秘伝豆って青大豆のようです。

夜のむ一組には、前回頂いたパスタが出ているようですが、メニューを変えてくれているようで、自家製の卵黄だけで練ったタヤリンです。例えは悪いけど、伸びたカップラーメンのような麺。野菜のフォンと白エビの旨みがじっくりでたソース。
プリモの二つ目にはリゾット。八百屋さんで売っている雑穀には、300種類くらいの穀物が入った商品があるそうで、それを使ったリゾットです。フレッシュポルチーニがコロコロと入って、上からパルミジャーノ。ポルチーニの香りもチーズのコクも控えめに仕上がっているようでう。穀物に寄って火の通りが違うようです。

デザートは栗栗栗。渋皮煮は丹波栗、肌理の細かいジュレラートに、ガリガリ・パチパチするペタセタ。モンテビアンコはビスコッティの上に盛り付けられております。ケーキ屋のより細い。マロンクリームに生クリーム。分けておいてあるのに、渋皮煮に塗りたくって食べたのでした。
茶菓子3品と紅茶。

今日はテキパキ出てきたので、2時間。食事中にも予約の電話がぼちぼち。喜ばしいことです。


平成24(西暦2012)年9月27日
晩ご飯には、イタリアンの「ステラ・カデンテ」へ。
夜の食事で、他にお客さんがいたのは、初めて。
  • 天然ビワマスの低温コンフィ、サラダ仕立て
  • 日野鹿のタリアータ、イチジクのロースト
  • 自家製イカスミを練り込んだキタッラ、粟時沼島のハモのソース、焼霜のハモ・浮き袋・胃袋・肝
  • 淡海地鶏の色色な部位を詰め込んだアニョロッティ・ダル・プリン、いろいろなキノコのコンソメ
  • ポルチーニ茸のリゾットをつ込んだドンブ産うずらののロースト
  • チョコレートのソルベ、ルバーブのタルト
  • 紅茶、お茶請

一品目のアンティパストが、サラダの下に隠れたビワマスのコンフィ。付け合わせのメインは、紅しぐれ大根とすり下ろし。おろしで食べるとどことなくジャパニーズな味わいになります。今日も使われている野菜をしっかり書いてもらいます。ラディッシュ、ブロッコリー、赤タマネギ、水茄子、赤オクラ、ズッキーニ(緑・黄)、鈴カボチャ、コリンキー、インゲン豆、モロッコ豆、カラフルトマト、黒人参、黄人参、ランピカンテ、デトロイト、水菜、ターサイのスプラウト。焼いてあったり、マリネしてあったり・・・。たぶん(きっと)今シーズン最後のビワマスでした。
二品目のアンティパストは、日野鹿のロース肉。無花果のロースト、小蕪、茗荷、コーンスプラウト、ナスタチウム。柔らかくてジュシーな鹿。茗荷って焼いても、オツ。

一品目のパスタは、イカスミを練り込んだ薄平麺のキタッラ。生ハモの焼き霜が乗っております。ネギとハモの内臓。ハモの出汁から取ったソースがとにかく旨い。
二品目のパスタは、淡海地鶏の、ウデ、もも、砂ずり、白肝、レバー、とさかを混ぜ混ぜした詰め物のアニョロッティ・ダル・プリン。キノコは、サラダエノキ、足付きナメコ、柳松茸、たもぎ茸、朱鷺色ヒラタケ、甘シャキえのき、オラガ茸、黒トリュフを使った淡海地鶏のコンソメに浮いているのです。キノコの味も豊富なパンチのあるコンソメ味。でも、オラガ茸って、なんやねん!フィリングに混ぜたトサカを最初はそのまま料理の上に乗せていたらしいのだが、どうやら不人気だったようです。そのままの形で食べた経験なし。

メインは、ドンブ産のうずら。身の部分でリゾットを巻いてロースト。島オクラ、赤タマネギ、アピオス。リゾットにナイフを入れるとローズマリーの香りが立ち上ります。リゾットは焼かれてムッチリもちもち。ネバネバ感の強いオクラでした。甘いタマネギ。岩塩を使ってオーブン焼きだそうだ。香りのいい料理で美味しい。

デザートは、滑らかなチョコレートのソルベ。前回も出たペタセタが添えられてます。ルバーブのタルト。
最後に紅茶。

当たり外れもやむを得ないコース料理だけなんですが、むちゃ的には壺にはまる充実した内容だった。


平成24(西暦2012)年8月20日
晩ご飯には、イタリアンの「ステラ・カデンテ」へ。
夜は今日もむちゃだけ。八月は暑さのせいか、ランチも苦戦のご様子。

  • 沼島産ハモのフリット、杏のソース、サラダ仕立て
  • 淡路産タコの炭火焼。百合根のピューレ、サルサヴェルデ
  • 自家製パッパルデッレ、サマーポルチーニ、ペコリーノ
  • ジャガイモを詰めたラビオリ、近江牛のラグー
  • ミルクラムのロースト、背肉のロトロ、サルシッチャ、鷹が峰唐辛子、赤万願寺、
  • ジャンドゥーヤのムース、イチジクのコンポート、
  • アイスコーヒー、お茶請

一品目のアンティパストが、真っ黒のフリット。イカスミを練り込んだ衣で真っ黒。割ってみるとロールケーキのようだ。中心にはハモの子。空芯菜の葉っぱで巻いてハモの身。いい塩加減です。海の魚は大阪から仕入れていて、骨切りは業者にお任せしているようです。今日も使われている野菜をしっかり書いてもらいます。紅くるり大根、スターオクラ、赤オクラ、コリンキー、ブロッコリー、インゲン豆、モロッコインゲン、赤タマネギ、黄ズッキーニ、緑ズッキーニ、シマズッキーニ、水茄子、胡瓜、鈴カボチャ、トマト、葉野菜いろいろ。あれ?

二品目のアンティパストは、生タコの炙り。京都産の早生(?)の百合根をピューレにしてタコの下。茹でた百合根を焼いて散らしてあります、ピュレ自体は甘味は控えめに伸ばしてあります。百合根らしい香りはチップの方で味わえます。ヴェルデ・ソースも混ざると百合根とよく馴染みます。生タコを炙って、甘味たっぷり。

一品目のパスタは、フレッシュのポルチーニ、うれしいゴロゴロ。極平麺のパッパルデッレよりポルチーニが多そうだ。とっても旨いソース。
だんだんピントが合わなくなっているようだけど、二品目のパスタは、ラビオリ。ジャガイモの味もしっかり味わえるラビオリに、近江牛のラグーが、これがまた旨い。

メインは、乳呑み仔羊のロースト、背肉は巻いて焼いてあります。サルシッチャ一本。鷹が峰唐辛子、赤万願寺。ハラペーニョのピュレ(ソース)とタスマニアペッパーが添えられております。サルシッチャはしっかり塩分が効いてハード―でスパイシー。背肉を巻いたロトロは、ちょっと火加減が甘いようで、いつまでもグニグニ。薄緑色のハラペーニョは加減を間違えると大変だけど、肉と混じるとほどほどになるのかな?それでも、妙なところから汗が噴き出てくる感じ。シェフはこのハラペーニョを素麺に使うんだとおっしゃる。柚子胡椒的な感じかな。

デザートは、ジャンドゥーヤのムース。これも旨いなぁ。クランチのように使われているのが、焼いたタルトカップをクラッシュしたのんと、スペインのドンパッチ「ペタセタ」(チョコレートコーティングした日本でいうドンパッチみたいなん)。口の中でシャリシャリと響きます。無花果とチョコレートの組み合わせもいいもんです。
最後にアイスコーヒー。トウモロコシの実の焼菓子、メレンゲ風の焼菓子、ミルク団子とか・・・・ビスコッティを販売しているというので、買って帰りましょう。


平成24(西暦2012)年7月19日
晩ご飯には、イタリアンの「ステラ・カデンテ」へ。
さびしい店内。

  • 琵琶湖産天然ウナギの炭火焼(肝つき)サラダ仕立て
  • 鮎のカダイフ巻きのフリット、万願寺のソース、赤万願寺、ナスタチウムの葉
  • 冷製カッペリーニ、コンソメ仕立てのオクラのソース、愛媛産塩水ウニ、茄子
  • 手打ちタヤリン、サマートリュフのバターソース
  • マニッシュ豚肩ロース肉のロースト、ジロール茸のソース、フレッシュジロール、ヤングコーン、賀茂ナス
  • 11種類のスパイスでコンポートした山梨産白桃、ヨーグルトのジェラート、ソルダムのグラニテ、紅茶、焼菓子
車で来てますので、アルコール抜き。
めったに入荷にない天然ウナギがラッキー。シンプルに炭火焼してサラダ仕立て。今日もマダムに書きだしてもらいます。サラダナス・水茄子・コリンキー・赤タマネギ・ブロッコリー・インゲン・黄インゲン・モロコインゲン・緑ズッキーニ・黄ズッキーニ・黒大根・コーンスプラウト・ディル・チャ―ビル・ラデッシュの新芽・スイスチャード・紅くるり大根・フェンネルの花だそうだ。ウサギが好みそうな味だったり、青虫が好きそうな味だったり・・・。
野菜をちょいとのけて鰻を確かめましょう。厚みはそれほどではないけど。弾力と言うか、硬さは琵琶湖産ならではでしょう。もう少しイタリアンなテイストでもいいんだけどなぁ。
毛皮をまとったような鮎。見ただけでは鮎とは分かりにくい。ナスタチウムいうのんの葉っぱ。カダイフで香ばしいフライになった鮎に万願寺のソースをからめて食べます。まぁ、揚げものですから、間違いはありません。

一つ目のパスタは、細麺のカッペリーニ。オクラのネバネバ感たっぷりのコンソメベースのソースです。ソースとしてはいい味だけど、素麺のようなパスタにはもう少し味を強めた方がいいと感じました。上に乗っているのが、茄子、塩水ウニ、花蔓紫。素麺のようなパスタを食べていると、素麺の可能性が広がりそうです。
二つ目のパスタが、玉子を討ちこんだタヤリン。太さは、そう、ベビースターラーメンくらい。腰のない麺なので、(想像だけd)伸びたベビースターラーメンのような茹具合になっています。糸のように削られたサマートリュフは初めて、エコなトリュフかな?バターと会えてトリュフを乗せたべビスターラーメンは、シンプルだけど、旨い。

バスクの豚らしいけど、マニッシュ豚。フレッシュのジロール茸のソースです。野菜は、さや(?)も一緒のヤングコーン、トロトロの賀茂ナス。マニッシュ豚は、肌理の細かい赤身と溶ける脂。上品な豚さんに仕上がってます。
デザートはいろんなスパイスでコンポートした白桃です。シナモンくらいしか分からないや。ジェラートにグラニテ。

なんだか、期待を充足させる食材で、充実したメニューでした。惜しむは、(いつもながらですが)もうちょっとずつボリュームが欲しい所。

イベントに参加した時に提供した「稚鮎のコロッケ」って美味しそう。小鮎そのままをジャガイモでくるんだそうで、美味しそうだ。店では出さないというそぶりだったけど・・・。


平成24(西暦2012)年5月27日
晩ご飯には、イタリアンの「ステラ・カデンテ」へ。
昨晩電話をした時には、賑やかな様子でしたが、今宵はさびしい。

  • 鮎のコンフィのパートフィロ包み焼きのサラダ仕立て
  • 赤海老のオーブン焼き、カリフラワーのソース、ウスイ、枝豆、アスパラソバージュ、ナスタチウム
  • 冷製カッペリーニ、ホタテとアスパラガスの炭火焼、高知トマトのソース
  • パッパルデッレ、近江牛センマイのトマトソース
  • 近江牛ラム芯のロースト(山葵・トリュフ塩)、ジロール茸、賀茂ナス、ジャガイモ、クレソン
  • マスカルポーネのクリームを詰めたチリンドロ、マンゴーのソルベ
  • 紅茶、焼き菓子
フェンネルを混ぜ込んだグリッシーニがでて、ポリポリと前菜が出るのを待ちます。

盛りだくさんのサラダに、春巻きみたいなん。コンフィした鮎を包み込んで焼いてあります。パリパリ。一匹はさびしいですが、予算を考えてもしょうがないかと思いつつも一言。たくさんの野菜は知らないものもあって・・・書いてもらいました。ブロッコリー、スナップエンドウ、絹さや、隠元、黄隠元、鞘大根、オニオンブランシュ、紫アスパラガス、ズッキーニ、黄丸ズッキーニ、黒丸大根、鈴カボチャ、水菜、赤辛子水菜、デトロイト、チャービル、シブレット、ディル、ルッコラ、胡瓜、野蒜。水茄子。包み焼きのしたに胡瓜のピュれ。ワインビネガーで伸ばしてあるようで、味わいは「浅漬け」。鮎にも合うあじですが、日本のハーブの「タデ」でもええんちゃうかな?
赤海老二匹のアッロースト。下味が付いてる。頭以外はバリバリ食べられます。白いカリフラワーのソースに、剥いたウスイエンドウ(バジル風味)、枝豆がゴロゴロっと。さらにアスパラソバージュ。大きい緑の葉っぱはナスタチウムという葉っぱ。辛子の一種。

冷たいパスタは、細麺のカッペリーニ。白い塊がホタテで、緑がアスパラガス。フルーツトマトそのものの味のソースです。こういうトマトには、モッツアレラが欲しくなるところです。カラスミのパウダー。花穂紫蘇です。
暖かいパスタは、近江牛のセンマイのトマトソース。極太平麺のパッパルデッレ。ハチの巣はよく見かけますけど、いい状態のセンマイがあったそうです。近江牛の精肉と内臓は流通ルートが違うそうで、珍しいそうです。スパイスの利いた小気味のいい後味。ソースは、パスタより、出てきたチャパッタにとってもあっているように思う。

今日のメインは近江牛のラム芯だそうです。「らんいち」ともいうようです。ちょっと硬さがありますが、赤身の味わいがジワジワ噛みしめるほどにでてきます。脂の旨みとは全く違った旨みがいっぱい。本わさびが乗っかていて、トリュフ塩もパラパラっと。イタリアンとは思えませんでした。お肉の下には、ジャガイモ、賀茂ナス、ジロール茸。夏キノコ。厨房には小さいけどコンロがあって、わざわざ炭火で焼いてました。

ドルチェには、マンゴのソルベ。マンゴのねっとりした舌触りそのものの肌理の細かなソルベ。チリンドロは、円柱形の焼き菓子の中にナッツ入りのマスカルポーネ・クリームを詰めたお菓子。死の下にはルバーブのコンフィ。
紅茶に、焼菓子一式。

野菜をいっぱい使っているからと言って、たくさんの野菜を摂ったという気分はあまりしないし、それなのに新しい野菜はは高いし、どうなんでしょうねぇ。
本に載ってから一段とランチは繁盛しているようですが、夜はまだまだ。6月からはどうなるかと心配のようです。
アルコールなしでも、しっかり2時間のディナー。

お店を出れば、カエルの鳴き声が響き渡っております。のどかなトラットリア。


平成24(西暦2012)年5月2日
晩ご飯には、車でしか行けない(発売中の「リシェ・6月号」にはタクシーで10分の)イタリアンの「ステラ・カデンテ」へ。
連休の前半は忙しかったそうですが、今日は店を独占。

  • 低温コンフィのビワマスのインサラータ、
  • 冷製カッペリーニ、コンソメとプレールのジュレ、タケノコのグリル、木の芽
  • ブルターニュ産オマール海老とアスパラガスの雑穀リゾット
  • 空豆のトルテリーニ、二種類の空豆、ペコリーノチーズ
  • イタリア産ウサギ三種、背肉のポルケッタ・こごみ・エンドウ豆、モモ肉の煮込み、肩のセモリナ焼き・セージ・クレソン
  • チョコレートのクリームブリュレ、アイス、紅茶
ですので、ガス入りミネラルウォーター「Ferrarelle」を頼んでおきます。「フェンネルのグリッシーニ」が二本出て、ポリポリかじりながら料理を待つ。一個目のパンは紫芋を練り込んだフォカッチャ。いつもは「インカの目覚め」が練り込まれていたんだそうだ。

ビワマスを低温でオイル煮にしてサラダ仕立て。低温ですから、ビワマスはレア状態ということでしょう。今日も初めてみる野菜がたっぷり。ハーブとか、胡瓜とか、豆とか、茄子とか・・いろいろ。赤いソースはパプリカ。ガラスの器ですが、テーブルの色が滲んだ色。
シェフの御親戚がR161とR1の合流する上栄町あたりで川魚屋さんをされているそうで、そこからビワマスが入るそうです。魚重さんでしょうか?

涼しげなパスタは、細麺のカッペリーニ。「海のトリュフ」だという貝の「プレール」とコンソメのジュレのソース。焼き目を付けたタケノコの穂先、刻んだタケノコはジュレに絡まってます。さらに、木の芽が乗って、味わいはノンオイルな和風。カッペリーニでなくても、素麺も合いそうなソース。オリーブオイルをぶっかけたくなるなぁ。器にカラスミを摺って散らしてあります。
黒米とか大麦とか雑穀の入ったリゾットは、ブルターニュ産の青い海老。お客さんの特別注文の余りだそうで、ラッキーな食材。アスパラガスと一緒。海老さんから作ったソースが赤白二種類。食べ終わっても海老さんの香りが口の中にのこっております。
イタリア産の空豆と日本のと二種類を使った一口餃子風のパスタ「トルテリーニ」はペコリーノチーズを乗せてます。ペコリーノの香りが、ワインを誘って困りもの。

メインはイタリア産のウサギ。ラルドやらを背肉でグルグル巻いたポルケッタ(左)。エンドウ豆やコゴミの他に「腎臓」も焼かれてました。一匹(ウサギは一羽か)買いのウサギの内臓には肝臓と腎臓が残っているそうです。もも肉(右)は煮込み。肩(奥)はセージを挟んでセモリナ粉をまぶして焼いたんだっけ。ワイルドなクレソンが乗ってます。

丸平皿に薄いクリームブリュレ。チョコレートの入ったカスタードが薄いので、かなりキャラメルの香りが強くて、いかにもイタリアンなドルチェの甘味だと感じます。
紅茶には、お茶請のお菓子付き。

ボリュームだけが不満ですが、それは美味しいからでしょうな。いずれアラカルトもしたいとシェフは言ってますが、お客さんが、夜も安定して入るまでは、もう少し時間がかかりそう。


平成24(西暦2012)年4月1日
外食の晩ご飯は基本的に、お酒を当然呑むものと決めてますから、(タクシーも使いたくないし)公共交通機関を使うように心がけて店選びをしてますが、お昼ばっかりでは飽きてくるのも正直なところ。で、しょうがなしに車で向かったのは、イタリアンの「ステラ・カデンテ」。
夜もコースで一種類。

  • 鮒の子まぶし、サラダ仕立、菜の花のピュレ、プンタレッラ他
  • 本モロコの炭火焼、アスパラガスの燻製温度卵
  • 冷製カッペリーニ、飯ダコと山菜、高知のフルーツトマトのソース
  • 淡海地鶏のアニョロッティ・ダ・プリン、淡海地鶏のコンソメ
  • ハンガリー産アニョー・ド・レの二種類の調理(アッローストと白ワイン煮)
  • イチゴのソルベ、フルーツ、ラベンダーの香りのチュイル
  • 紅茶、焼き菓子
当然アルコールはご法度なので、ガス入りミネラルウォーター「Ferrarelle」でも呑んでおきましょう。

「フェンネルのグリッシーニ」が出て、ポリポリかじりながら料理を待つ。一個目のパンはフォカッチャ。
前菜には、鮒のサラダ仕立て。オレンジ色の鮒の子をまぶすのは、和食の正しい仕事。たくさんの野菜は覚えきれません。一番上に載っているのがプンタレッレ。三度豆、一寸豆、ビーツ、青長大根、ブロッコリー、黒大根、・・・。ドロッとしたのが菜の花のピュレ。野菜それぞれの違いを味わえるというのがいい。でも肝心の鮒は宣誓な味で負けちゃってるな。オイルを使ってカルパッチョ風に仕上げた方が医院ではないかと素人は思うのでした。これならガルムのジュレでも掛けた方がベターでは?野菜が主役ということでOKですけどね。
本モロコの炭火焼が二匹。ラルドで巻いてますが、なかなか美味しい。アスパラガスに玉子を絡めるのはミラノ料理でしたか?緑と白のアスパラが使われてます。手前の黒い粒が黒コショウの塩漬けだったかな?ペコリーノ・チーズ。モロコの塩焼きと半熟の玉子が合うかと言えば、モロコの旨みが消えちゃうイメージで勿体ない。もう一工夫かな?ラルドで巻いただけの方が美味しい。でも、二匹だけはさびしい。夜はスープなしのようです。

今晩は寒の戻りでおもがけずに寒いんだけど、「冷製のカッペリーニ」です。高知のフルーツトマトが良かったからなんでしょうが・・。でもフルーツトマトの味がしっかりそのまんまのソース。飯ダコとトマトも結構美味しい。ウルイ、コゴミ、タラの芽。二個目のパンはチャパッタ。
二つの目のパスタが、餃子ではなくて、淡海地鶏を包み込んだアニョロッティ・ダ・プリン。たっぷりのコンソメに浮かんでますが、和風な作りのコンソメで、ひと口目は頼りない味だったけど、ジワジワ旨みが広がる上出来のコンソメ。まだまだ暖かいものが嬉しい。コンソメに浸したチャパッタが美味しいのでした。
メインのお肉は「乳呑み仔羊(ミルクラム)」。モモ肉は煮込み、背肉はアッローストの二種類の調理方法で盛り込まれてます。 アッローストには、オニオンヌーボー、菜の花みたいな葉野菜、タケノコ。柔らかい肉質をそのままに焼き上がってます。煮込みは、白ワイン・香味野菜などで煮込んだもので、紫色になったけど、実際はワイン色。名前は覚えられない。ホロホロ崩れまで煮込まれた羊で旨い。青梗菜。

デザートはチュイルをかぶせたソルベとフルーツ。ワインと紅茶のソースでヒタヒタ。見やすいようにチュイルをはがして写した。
紅茶がでて、昼よりたくさんの焼菓子。

料金を抑えた(?)コース一本ですが、もうちょっとずつポーションがあれば良いのになぁ。
だんだん昼のメニューのメインに飽きてきたから、昼と同様に夜もお酒が呑めないなら、夜に食べに来た方が、メニューが変わっていいかも。二時間くらいはゆっくりかかる。


平成24(西暦2012)年3月14日
早い目に電話を入れて、ゆっくりランチにお出かけ。イタリアンの「ステラ・カデンテ」。先客2グループ。

  • 飯ダコと、季節野菜のサラダ仕立て、ウスイエンドウのソース
  • 金春キャベツとキタアカリのスープ、ベーコン、オリーブオイル
  • 手打ちタリオリーニ、氷魚と菜の花
  • 手打ちガリガネッリ、日野鹿と独活のラグーソース
  • 淡海地鶏のロースト、コラトゥーラ風味。オニオン・ヌーヴォ、ビーツ、つぼみ菜、生マッシュルーム、クレソン、焦がしタマネギのソース、ガルム
  • 暖かいチョコレートケーキ、バニラアイス、金柑、珈琲

「グリッシーニ」がでて、料理を待ちます。
野菜たっぷり(に見える)サラダの下に飯ダコ一匹が隠れております。サラダの上に乗っているのもウスイエンドウだそうです。乾燥粉末なのか、絞りカスなのか・・・は聞いてない。
淡路のキャベツで「金春キャベツ」というのがあるらしい。ソースの色が茶色いけど、キャベツはキャベツ色をしているようです。ジャガイモの色が強いそのままに、キャベツの風味は隠れがちに思います。pしえてくれなきゃ分からないぐらい混じり合った味と言えましょう。一つダマになってました。

最初のパスタは、細麺タリオリーニ。前回はトマトで仕上げた氷魚でしたが、今日は菜の花のソース。咲いちゃった花をむしって綺麗に仕上げてます。忘れてしまいがちですが、エディブルフラワーだったです。ボリュームが無い以外は文句ありません。
二つ目のパスタは、ショートパスタのガリガネッリ。日野の鹿は、害獣駆除の鹿の為、年中入荷するそうです。新芽をバクバク食ってもらっちゃ困るけど、その頃が一番美味しいそうですから、楽しみな食材。ラグーには、春の野菜の独活。良い食感。ソースはほんのり酒の香り。いいね。

お得意の淡海地鶏。これはそろそろ他の食材に替えて欲しいな。味はかえてあっても。

デザートは、チョコレートケーキだけど、これはひょっとして、トロッと流れるフォンダンショコラの失敗作かな?乗った金柑は焼かれた格好です。生の金柑、コンフィの金柑、チップスの金柑はアイスに刺さってます。
珈琲には、お茶菓子。

お昼はそこそこ来店があるそうだけど、夜は苦戦のようです。「夜に来てください」と言われるんだけど・・。アルコール抜きで行ってみるかな?


平成24(西暦2012)年2月9日
ランチを迷って、電話をかけたのはイタリアンの「ステラ・カデンテ」。賑やかな様子が聞こえてくるけど、席が空いているようで、吹雪く中、車を草津へ向かいます。。
先客3グループ。おまかせのコース。満席に近いので、時間かかると一言。イタリアンですから・・・

  • ホタテのロースト、季節野菜のサラダ仕立て、
  • カブラのスープ、カブラの葉、ピュレ
  • 手打ちガルガネッリ、氷魚と菜の花、トマトソース
  • 手打ちタリアッテッレ、青海苔のソース
  • 淡海地鶏ムネ肉のロースト、オニオン・ヌーヴォ、芽キャベツ、バーズニップのソース、白肝のパテ、サワラのポアレ
  • プラリネのセミフレッド、珈琲

前菜が出るまで「フェンネルを練り込んだグリッシーニ」をポリポリして、待つ。
野菜に隠れているけどホタテを軽く炙って盛り付けたサラダ。上に載っているのはホタテ・チップ。辛子菜・タルティーボ・ロマネスコ・カリフラワー・黄人参・紅芯大根、黒大根、トマトとか・・・覚えきれません。一個目のパンはフォカッチャですが、振られた塩が、むちゃには辛い。
熱々のカブラのスープ。

最初のパスタは、ガルガネッリ。びっくりしたのは氷魚と菜の花の組み合わせ。地元の食材を使おうとすると、使うものも似てくるようです。ただ、トマトソースが氷魚には強いんじゃない?後で聞いたら、菜の花のソースという日もあるそうですが、今日の気分はトマトだったそうだ。仕方ないね。自家製のパスタは、ちょっと粉ぽさが残るようです。二個目のパンは、チャパッタ。セモリナ粉をブレンドしているそうで個性的な味わい。好みの味に仕上がってます。
二つ目のパスタは、タリアッテレ。これもちょっと粉っぽい仕上がり。練りの問題かな?青海苔のシンプルなソースだけで食べるようです。なにか合わせて食材をプラスしてほしい気分。静岡産の青海苔だそうだ。
お得意の淡海地鶏。これも野菜で鶏さんが見えない。鶏さんの下には、オニオン・ヌーヴォというタマネギや芽キャベツの焼いたん。生マッシュルームとクレソン。バースニップのソース。白肝のパテ。

デザートは、プラリネのセミフレッド。むちゃは忘れてましたが、前回も同じだったようです。そんなに覚えが良くありませんから・・・。アングレーズ・ソース、ピスタチオの緑のソース、イチゴ。
珈琲には、お茶請付き。


平成24(西暦2012)年1月6日
今日から営業のイタリアン「ステラ・カデンテ」へ、新年のご挨拶にランチ。買っている野菜のお店のお休みに合わせて今日から営業ということです。

おまかせのコース。

  • ヤリイカのといろいろ野菜のサラダ仕立て、いちごのソース、
  • きく芋のスープ、アワ立てたミルクにペコリーノ
  • 手打ちタリオリーニ、トマトとバジルのソース
  • 手打ちピーチ、仔羊とキャベツのラグーソース
  • サワラのポアレ、ウズラのインボルティーニ(黒キャベツとモッツアレラ)、タマネギ、ルタバカのソース、ヴェルデソース
  • プラリネのセミフレッド、カモミールティー

前菜が出るまで「フェンネルを練り込んだグリッシーニ」をポリポリ。
そっ気のないぶつ切りのヤリイカを軽く炙って盛り付けたサラダ。ピンク色のソースは「あまおとめ」のソース。どう食べてもイチゴだけの味ではなくワインビネガーで伸ばしてあるらしい。昔、鯛の造りをイチゴソースで食べさせられたことがあるけど、月とスッポンほどの差。黄人参、黒大根、ブロッコリー、水菜、トマト・・・覚えきれん。
熱々の菊芋のスープ。スープで食べるのは初めてです。食感もいい菊芋いですがスープでは感じられないけど、味はいつもながらマイルド。

最初のパスタは、細麺のタリオリーニ。シンプルなソースです。
二つ目のパスタは、太麺のピーチ。イメージのラグーソースとは異なって、穏やかな味。じっくり煮込まれた感じは無くキャベツも軽く煮込まれているだけ。仔羊はしっかり煮込まれてます。くるくるっとフォークに巻けば・・・もうちょっとボリュームが欲しいところだ。
魚料理がメインでサワラのポワレ。ソースはカブラで、サワラを刺しく包むかのような味。赤い葉物はタルティーボ、菜の花みたいなサイシン、人参菜みたいな・・・忘れた。

デザートは、今日も冷たいセミフレッド。セミフレッドに使われているピスタチオの緑のソースに、キャラメルのソース。金柑のコンポート。
ドリンクは「カモミール」にしてみました。いい香り。もうちょっと抽出してくれてもええんやけど)。お茶請付き。

ゆっくりランチで、2時間近い。
相変わらず、大勢のお客さんが来たら食のレベルが落ちると商売っ気があまり感じられない様子に、こっちが心配しちゃいます。リピータさんは出来ているようですが、・・・店のローンもあるしぃ。


平成23(西暦2011)年12月2日
ランチ時には、二日酔いも治まってイタリアン「ステラ・カデンテ」へ。満席で断れることが、2回ほどあるのだが、偶然が重なっているということらしい。ご謙遜。グループ客1組。

おまかせのコース。

  • 日野鹿のタリアータ・いろいろ野菜、ペコリーノ、
  • カリフラワーのスープ
  • 手打ちイカスミ入りタリオリーニ・イカとチーマ・ディ・ラパのソース
  • 手打ちタリアテッレ・サルシッチャとエノキ茸のトマトソース
  • ウズラのインボルティーニ(黒キャベツとモッツアレラ)、タマネギ、ルタバカのソース、ヴェルデソース
  • 柚子のセミフレッド、紅茶

いつも通り「フェンネルを練り込んだグリッシーニ」が出てきます。
お得意の鹿。いろんな野菜と言うのは、ほとんど初見。ホオズキトマト、黒大根、青大根をはじめ、どれがどれだか?野菜の味を損なわない、淡いドレッシング。新鮮な鹿は臭みもなく、生の鴨に近いかな?
熱々のカリフラワーのスープ。お皿は「大変」熱くなってます。暖かさも手伝って、これも優しい味。食べ終わってもまだ熱い皿です。

最初のパスタは、黒いイカスミ入りのタリオリーニ。不思議にニュっという食感。ソースはイカとチーマ・ディ・ラパでできてます。菜の花の味に近い野菜だそうだ。塩が効いた旨いソースでした。パスタ料理には、フォークしか出ないので、丸スプーンに慣れた日本人には食べにくうございますな。
二つ目のパスタは、幅広麺。エノキ茸としか覚えられないけど、ながったらしい「なんちゃらエノキ」。サルシッチャは普通だけど、キノコの味の引き出し方が巧いね。
メインは、ウズラ。緑色に見えるけど黒キャベツとモッツアレラをまいてあるそうです。最初「豚馬鹿」って聞こえたけど「ルタバカ」は、大根おろし風の味。スェーデンカブラとか言うてました。大根に近いだけに、和風な趣があります。甘いタマネギだけと、違う名前があるんだろうな。

デザートは、冷たいセミフレッド。寒い季節だけに・・・お腹冷えちゃいそうだ。傘を取れば、洋梨。

ゆっくりランチで、2時間近い。
祇園にできた「リストランテ 245」の吉岡シェフとは、大阪のカノビアーノで、一緒だったそうだ。
迂闊な話、唐橋の近くに新しいイタリアンができているそうだ。店の名前までは知らないそうだが、スーパーの近所だと言うし、探してみよう。なんでも京都の「ボッガ・デル・ヴィーノ」にいたという噂。
南草津にできた「グリーチネ」というイタリアンは、京都にあった「トラットリア・ニーノ」にいたシェフと、栗東のフレンチ「ル・ゴーシュ・セキ」でソムリエールをしていたマダムが始めたんだとさ。「デル・ソーレ」の裏あたり?この近辺、人口が増えていると言うだけあって、どんどん店ができてる。大変だなぁ。イタリアンばかり目立つ。「都落ち」なのか「里帰り」なのか?


平成23(西暦2011)年10月17日
ランチには、お気に入りになりつつあるイタリアン「ステラ・カデンテ」へ。電話を入れると賑やかそうだ。

駐車場には車が一台。あれぇ?お店も一組だった。

おまかせのコースのみ。

  • ホタテ貝柱のソティとクロッカンテのサラダ仕立て、焼きナスのピューレ、
  • ひよこ豆のスープ。大麦入り
  • リコッタチーズとトウモロコシを入れたトルテリーニ、いろいろキノコのクリームソース
  • パッパルデッレ、日野鹿のラグーソース
  • ビワマスのソティ。蕪のソース、万願寺、まこも竹、松本一本ねぎ
  • 栗のジェラート、渋皮煮、林檎と杏のパイ巻き、紅茶

いつも通り「フェンネルを練り込んだグリッシーニ」が出てきます。
サラダ仕立ての前妻にはホタテの貝柱。こまこまとした野菜がいろいろ入っているけど、もうちょっとボリュームがないと、野菜を食べたぁという気分になれないなぁ。サラダの上に乗っている薄っぺらいのがクロッカンテというものらしくて、ホタテの超〜薄焼き煎餅という感じ。ちゃんと貝の味がします。いろいろ野菜は、覚えきれないので聞かない。
ひよこ豆のスープは、前回も。ドロドロの離乳食のような食べるスープにオリーブオイル。胡椒にローズマリーかな?

お隣さんもパスタは二種類出ているようだ。で一皿目のパスタはの自家製のトルテリーニ。ニョッキのような大きなの餃子風のパスタ。トウモロコシの甘味が広がります。チーズの香りは負けてるな。美味しいキノコは、ヤナギマツタケ、アワビタケ、ヒラタケ、タモギタケ。
二皿目は、平麺のパッパルデッレに鹿のラグーソース。しっかりした肉の味。

メインは、いつも淡海地鶏なんだろうな、と思っていたらビワマスがあるというので、そうしてもらう。もう一組さんもそうしたみたい。でも、もう禁漁だよなぁ。まぁオスだけらしいけど。サケ・マスの美味しい皮つきで焼かれてますが、産卵期だけに脂は落ち気味のようです。そのぶんあっさりで、くどいサーモンに比べると格段の違い。白くて見にくけど蕪のソース。ちゃんと葉っぱも無駄にせずに添えられているのが好感持てます。マスの下には、マコモタケ、ねぎ、万願寺。どれも火が通って甘味が出てます。

デザートは、冷たいジェラートと、パイでくるんで焼いた林檎とアプリコット。甘さたっぷりのデザートですが、とりわけパイのフッリング。焼き菓子の名前を聞いたけど忘れたので、もっさい表現でご勘弁。紅茶には、お茶請も出てきて、デザートは充実してます。

人気のお店だと思っていたけど、昼は波が有るけど、夜はまだまださびしいそうです。むちゃ的には、面白い食材もあるようだし、丁寧な仕事をするので、楽しみな店だけど、まだブレークはしてない。夜は2名様からという情報だったけど、一人でもOKだそうだ。なら、これからジビエの季節だし、考えよう。


平成23(西暦2011)年9月28日
ランチに草津のイタリアン「ステラ・カデンテ」に電話を入れて空席の確認をする。賑やかそうだけど、空いているというのでドライブ。

二組の先客は女性ばっかし。電話の声で、喋り方で、分かられたみたい。

おまかせのコースですけど、選べるパスタも聞かれないので、両方出してくれるんだと、解釈して待つ。

  • ビワマスのアフミカート、季節の野菜のサラダ仕立て
  • ひよこ豆のスープ
  • 手打ちタリオリーニ、モンサンミッシェル産ムール貝とほうれん草のトマトソース
  • 手打ち栗粉入りタリアテッレ、パンチェッタといろいろキノコのクリームソース
  • 淡海地鶏のロースト、赤万願寺のピューレ、鷹が峰唐辛子・オクラ・ナス・たまねぎ、黒枝豆のペースト、サルサヴェルデ
  • イチジクのコンポートとパンナコッタ、紅茶

まず「フェンネルを練り込んだグリッシーニ」が出てきます。
不思議と続くときは続くもので、前菜にビワマス。皮つき。あまり強い燻製香はしない。ブロッコリー、大根、胡瓜、茗荷、トマト、菊菜、・・・焼きナスのピューレ。今年最後のビワマスかな?
豆の香るスープ。スープといえないくらいドロドロ。冷たいかと思ったら、暑かったのでびっくり。熱いスープを注ぐ器じゃないように思うんですが・・・。

一皿のポーションは寂しいねぇ。冷麦くらいの細麺のタリオリーニ。トマトの酸味に海の香り。でもちょっと鮮度が怪しそうなムール貝のようです。
玄関に外に置かれたランチ・メニューには「小鮎」とか「タコ」とか書いてあったんだけど、先客に食べられちゃったようです。で、メニュー外のパスタが二種類。前回ハーフ&ハーフにしてくれたたんですが、今日も有難く(断りがなかったけど)二種類頂くことになりました。おおきに
ショートパスタのガルガネッリに同じ長さに切られた「ささげ」をジェノバソースで和えたパスタ。サザエの旨みも感じられて美味しいパスタ。
手打ち平麺のタリアテッレは、ヘルシーにオリーブとケイパーのトマトソース。緑の茎は、サツマイモの蔓だそうだ。

前回にガルガネッリを出したということで、(むちゃも覚えてないのに、よく覚えてくれてます)メニューと異なったパスタ・「栗粉入りのタリアテッレ」を出してくれました。キノコの種類をすべてを分かるわけではないけど、いい香りだ。生クリームの甘さも、パンチェッタの塩分も、チーズの香りも、絡み合って旨い。メニューでは「きのこ」が「バターナッツ」になってますが、栗も練り込まれてまさしく「秋のパスタ」でした。平麺のガルガネッリは腰がなくてグニュグニュ。とにかくソースがすばらしい。
メインは、ここも淡海地鶏だったぁ。面白い切り方するなぁ。シャドークィーンという紫芋、ナス、万願寺、タマネギ、おくら。ナスがとても美味しい。

デザートは、イチジクのコンポートにパンナコッタ。ドリンクは紅茶。

近場(車で20分以内)のイタリアンランチでは、今一番のお気に入り。昼も夜もコースだけで料理の選択肢はないけど、おざなりな食材でないのがいい、だけど、夜に食べに来たいかというと、まだそこまでの魅力は感じない。できればメインがプリフィックスに・・・。メニューで料理がかぶさっても、変えてくれるようだけど・・・。


平成23(西暦2011)年8月12日
一カ月ぶりに向かったのは、草津のイタリアン「ステラ・カデンテ」。電話を入れて空席の確認をすると、賑やかそうだ。空いているというのでドライブ。

三組の先客は女性ばっかし。臆しないよ。運よくテーブルひとつ空いてました。どうやら覚えてくれているみたい。

おまかせのコースひとつですから、座って待つだけ。
  • 日野産夏鹿のタリアータ、夏野菜のサラダ仕立て
  • バターナッツ南瓜の冷製スープ
  • 自家製ガルガネッリ、サザエ、ささげ、ジェノバソース
  • タリアテッレ、ブラックオリーブとケイパーのトマトソース
  • 淡海地鶏、鷹が峰唐辛子・オクラ・ナス、黒枝豆のペースト、サルサヴェルデ
  • 白桃のコンポートとジェラート、紅茶

まず「フェンネルを練り込んだグリッシーニ」が出てきます。
今日は鹿が出てきました。日野町で暴れまわっている鹿を駆除したものだそうです。夏鹿の美味しさを知っているようです。初めて聞くような(葉)野菜をいっぱい言われて、覚えきれません。日々草、小松菜のスプラウト、水茄子、ズッキーニ、南京(?)、トマト、・・・・生だった李、焼いてあったり。こういう食材が、何気なく出てくるというのが、食べる楽しみの一つになります。
始めてかもしれない「バターナッツかぼちゃ」の冷製パンプキンスープ。泡だてた牛乳。甘味控えめ。

玄関に外に置かれたランチ・メニューには「小鮎」とか「タコ」とか書いてあったんだけど、先客に食べられちゃったようです。で、メニュー外のパスタが二種類。前回ハーフ&ハーフにしてくれたたんですが、今日も有難く(断りがなかったけど)二種類頂くことになりました。おおきに
ショートパスタのガルガネッリに同じ長さに切られた「ささげ」をジェノバソースで和えたパスタ。サザエの旨みも感じられて美味しいパスタ。
手打ち平麺のタリアテッレは、ヘルシーにオリーブとケイパーのトマトソース。緑の茎は、サツマイモの蔓だそうだ。

メインは、淡海地鶏のローストが緑の目立つ皿。

デザートは、桃と桃。実は食べ飽きてるんだけど・・・。選べるドリンクは紅茶。


平成23(西暦2011)年7月11日
蔓ききょう」のお知り合いのイタリアン「ステラ・カデンテ」に行ってみようと思い立つ。行って満席では困るので電話で確認・予約扱いにされちゃった。

電話で場所を聞いて、通称「浜街道」を北進して「北山田中央交差点」の西北角を目指す。白い大きな建物だけど、ありがちなトリコロールのフラッグがないので分からへんよ。店の南側に道に面して駐車場。一台だけ止まっている。どこに入口があるかも分かりにくいけど、入れば一組だけ先客。テーブル5卓、キャパ12名?とこじんまり。

ランチもディナーもコースがひとつ。シェフが一人ですから。
ランチはパスタが二種類あって選べるんだけど、ハーフとハーフで出してくれました。

  • ビワマスの燻製のサラダ、いろんなお豆、いろんなトマト、ズッキーニ、ナス、ウイキョウ、ホリホック・・
  • トマトときゅうりの冷製スープ
  • 自家製キタッラ、ムール貝と蔓紫のオイルベースのソース
  • タリアテッレ、塩漬けの豚頬肉」(グアンチャーレ)とゴーヤのトマトソース
  • 香草とラルドを巻き込んだ淡海地鶏、赤ピーマンのソース
  • ジャンドゥーヤのスフォルマート、ミルクのジェラート、アイスコーヒー

まず「フェンネルを練り込んだグリッシーニ」が出て、「フォカッチャ」「チャパッタ」と順に出てきます。このチャパッタは、イメージと異なるけど好みの味。
こんなところで、ビワマスが・・・出たぁ。サプライズ。野菜も知らないものもたくさん出、種類が多いだけなのだが、満足感があるのが不思議。ヴェルデ・ソースっていうのかな?でも、ビワマスはもうじき終わりだなんて、まだ使い慣れてないみたいだ。
なんだか得体のしれない赤いスープにもびっくり。日本料理でいうと「すり流し」だな。タマネギも入っているというけど、野菜だけだそうだ。面白い味でした。

ちっちゃいムール貝。殻つきなら大きく見えるんだろうな。ちっちゃいけど、臭みもないし美味しい。蔓紫って「草」だよなぁ。貝の旨みを生かした優しい味。パスタはちょっと頼りない感触。
平麺のタリアテッレ。トマトの濃いソース。ゴーヤの苦味はソースにはあるけど、塩豚と合うと苦味は無い。ハーフはやっぱり少ないな。
赤ピーマンのソースが目を引きます。これが普通なんだろうけど、一個しかないというのが寂しい。

デザートは、スフォルマートとジェラート。選べるドリンクはアイスコーヒー。

料理の選択の自由度は低いものの、面白そうな食材が出てくるというのは、食べる楽しみの一つ。
料理の質問をして、面倒くさい客と思われただろうが、マダム(?)は丁寧に返答してくれるし、気持ちいいランチ。なんで、満席になってないんだろう?ターミナルから少し(随分だな)離れているせいかも?勿体ないなぁ。
車でしか行けない店なので、行くとしてもランチだけど、食材を伝えておけばいろいろ考えてくれそうだ。

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