割烹 ゆう介

adrress滋賀県大津市浜大津2丁目3-23 伊藤ビル1F
call077-523-7077
open/lunchi11:30〜13:30【完全予約制】
open/night17:30〜22:30
off日曜
capacity
memo/impression 平成22(西暦2010)年9月22日
コンサートが終われば、ホスト任せで、食べに行きます。浜大津にある「割烹・ゆう介」というお店。(2年前から更新されてないブログ)。前々から気にはなっていたけど、夜に用事のない通過駅ですから・・・初めて。
達郎のカーテンが遅いので、もうLO間近にようやく入店できました。カウンターはもう人がいない。♪ダウンタウンにくりだそう♪って歌うなら、もう少し早くぅ・・・。
お任せを頼んでくれていたのですが、予算を教えてくれないので、パフォーマンスは分かりません。予算を教えてくれないということは、おごってもらっちゃいました。おおきにさんです。

  • ほうれん草、松茸のお浸し、イクラ、黄菊
  • お造りが、鰹、甘エビ、しまあじ、鯛、いか、ワサビ、紅タデ
  • 土瓶蒸し、鱧・松茸・菊菜
  • 花咲ガニ。蟹酢、胡瓜、諸味
  • 焼き物で、サザエ、ぐじ・茗荷・スダチ
  • 鴨入りジャガイモの焼き饅頭、餡かけ、生姜風味、三つ葉
  • 鱧寿司、味噌汁
初めての店でも、冷酒。とりビーなんかいたしません。旨みのあるお酒と言いますと、出てきたのは「くどき上手」だ。滋賀ではお目にかかりにくいお酒。昔は甘く感じたんですけど・・中庸。
先付けは、イクラ入りお浸し。無難。
お造りが、壱岐(?)の鰹(タタキじゃない)、甘エビ、シマアジ、鯛、いか。鯵と鯛とは旨く熟成させてあります。本当に日本海側にカツオがいるようだ。

季節がら土瓶蒸しが出てきました。大ぶりの鱧と太い松茸が入っております。鱧の包丁が乱れているようで崩れているのが残念。松茸は中国産らしいが、今年は丹波も信楽も望み薄だという話。
二杯目は「出羽桜・雪漫々」。久しぶりだ。吟醸酒の定番的なポジションかな?
珍しい蟹が出てきました。蟹酢。付け合わせは、諸きゅう。
焼き物は二品で、サザエとグジ。サザエは身が切られて醤油味でコンロで焼かれておりました。グジは串を討って焼き。小振りのグジの脂の乗りはまだまだ。サザエはあっさりした味付けで噛み応えのあるいい味。
調子よく呑めるので三杯目も、銘柄を替えてもらって「日高見」。きりっとした締まった味。きれいだ。
まだまだ暑い日なんだけど、餡かけは生姜風味。鴨の肉をジャガイモで包みこんで焼き目をつけた餡かけ。

ご飯は、鱧寿司が2切れ出てきました。大きい。季節が深まるとハモも骨太になってくるので、ちょっと縁遠くなっているけど、出てくると嬉しい鱧寿司です。ちょっと鱧はパサついていますが、山椒も聞いて旨く出来てます。
デザートはあったかどうか、わかんないけど、終電も迫っているので、お会計。

アラカルトを見てもオーソドックスなメニューが並んでますが、味に外れはなく、奇をてらわなければ満足できますね。季節のいい魚もあるようです。このあたり、なぜかスナックなどが多くて、そんな中にあるのが不思議なお店。実際にビルの奥にあって、分かりにくい。大津と知っても官庁街やビジネス街にはちょっと歩くのに・・・背広姿もおられますな。多くの店を知らない浜大津界隈ですし、夜に特別に食べに行くことはないかもしれないけど、近くにきたら覗きたくなるお店です。カウンターでゆっくりしたいね。
御主人は8月に先代が亡くなった祇園の割烹で修業されていたそうである。どことなく滋賀っぽクない品。氏より育ち。

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