adrress | 中央区生田町1−1−22 |
call | 078−252−0087 |
open/day | 12:00〜 |
open/night | 18:00〜19:30(LO) ¥12000 |
off | 日・祝 |
capacity | |
memo/impression |
2004年8月6日 1年ぶりの神戸であるが、晩ご飯も神戸で探し、向かったのは新神戸の「お料理・瑞相」というお店。 少し早く着いたので、電話したら、困ったような声であったが、とにかく向かう。ゆっくり歩けばそこそこ時間がかかるかと思っていたけど、地下鉄の「新神戸駅」から案外近かった。暖簾は掛かっていたけど、戸は閉められていた。 早く着いて不機嫌なのかと思ったけど、出てきたご主人は5歳年下の大阪のオモロい兄ちゃん。カウンター9席だけに、楽しそうな食事に期待満々だ。 お任せは1種類でけで、献立は
一番に着いたせいもあるかもしれないけど、お客さんが着いてから突き出しを合わせる。ネギの刻みが心持ち太いのが難。 神戸だけに灘の酒がメイン。でまず甘口(?)の「瀧鯉」。「画竜点睛」とか言っていたような、いなかったような。 最近になく淡い出汁加減。最近は「鱧」から出汁をとって味が濃いのが主流な感じを受けていただけに、新鮮。クリーム色の胡麻豆腐は、ザラッとした舌触りの余り他では味わえない食感。胡麻の香りは十分。でも鱧の包丁は・・茗荷の細さは・・・? 三陸の生の本マグロ。でも一番好みは海老だった。 豆乳は箸休め?出汁で割ってあって旨い。赤い浮き実があったんだけど、なんだっけかな? 途中、辛口という「菊正宗・雅」に変えるが、また「瀧鯉」に戻す。 カウンターでは、八寸の盛りつけが始まると、楽しい。竹を編んだのは市販品だそうだが、それを工夫して八寸の器。朝顔を巻いてある上には「涼風入簾来」の短冊。花が咲いていたりすると「当たり」だな。くり抜いたヒョウタンの飾りも自作。こういう工作が大好きなようだ。折々の八寸も楽しめそうだ。 そういえば、壁に描かれている「蓮」もご主人の手による日本画。 ガシガシ包丁の音がしていたが、色も綺麗な毛ガニ、山盛り。今年の夏は「毛ガニ」と「まぐろ」によく当たる。 さてご飯は「かゆ」。出汁で粥を作っていると言うけど、塩味しかしないほど辛い。と思っていると、鰻の醤油ダレをまぶして、ぐちゃぐちゃにしてしまうと、ちょうどいい塩梅。 フルーツに和菓子にお薄という充実したデザート。
大阪出身で「なだ万」「吉兆」などで5年(?)修行して、ブリティッシュの血が半分流れる若女将の地元「神戸」で独立して10年。とにかくカウンターで飽きないように話をしてくるご主人に、「カウンターはこうでなきゃ」と思う。 |
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